松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

甲子園をコンサート会場にした男、吉田輝星。

2018-08-15 05:19:06 | 日記・エッセイ・コラム

 こんな日が来るなんて、想像出来ましたか金足のみんな。信じられない程、幸せな夏です。


 5番大友君のホームランのあとの、8回、9回のピッチング。吉田劇場のフィナーレで球場が揺れました。9回1アウトからの150球目が149k。151球目も149k。さらに152球目も149k。気持ちいいでしょうね。球場の地鳴りが。だからこんなに疲れていても、投げられるんでしょう。


 ボクシングで栄光を味わったファイターは、またあの会場の応援、叫び声が聞きたくて中毒のような状態に陥るそうです。それが5万人ですよ、大げさに言えば。たまらんでしょう。


 それもこれも主審のおかげです。1回の1点も、3回の2点も、主審のジャッジから生まれました。あれがストライクなら、吉田劇場は生まれませんでした。8回の怒涛のストライク。

 これと1回、3回の違いが分かりますか。これが常人には理解不能の世界です。皮肉じゃないですよ。純粋にドラマという観点から、あれは正解なのです。そのために吉田君の肩が壊れようとね。


 プロのスカウトは気をもんでいるでしょうね。評価が上がるのはうれしいけど、プロに入ってから使い物にならない。なんてね。


 でも吉田君は横浜相手でも、全力で行くでしょう。それが金足農業の全力野球ですから。


 それにしても、いい校歌だなあ。この地区を「海老穴」と言うんだけど、エビ反り効果で宣伝校歌抜群!

コメント
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