松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

九州場所の西の花道の升席にいる和服の美人

2013-11-16 05:39:28 | スポーツ

夢をみた。野球のマンガだった。しかし吹き出しを読んでいる

わけではなかった。セリフは直接頭に入ってくる感じ。

この高めを振ってくれれば、次もいける。そう言っていた。

絵は意外と幼稚だな、とじっくり最後の場面を観察した。

荒削りだが、雰囲気は出ている、なんて感じていた。あれも

アカシックレコードに刻まれているのだろうか。だとしたら田中マー君の

ことかも知れない。大リーグでプレーしている姿だ。

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あ、さてー。相撲ですが、取組よりも画面にたびたび入ってくる和服の美人が

気になって勝負に集中できない。それで検索してみた。一発で出た。やはり

オレ以外に気にしている人間がいるようだ。身元まで分かっちゃった。

中洲のママで、店の名前は「田じま」、33才。これを先輩との飲みで話題にした。

次の日、「緑の和服の人物ですか?」とメールが来た。「ピンポ~ン、きょうは

オヤジ連れですね。スポンサーでしょうか」相撲中継を見ている会話ではない。

人の私生活をのぞき見している感覚だ。よく電話が来るなあ、誰と話している

んだろう。いや~ん、気になる。

そっちに気が行く程、すもう自体がつまらなくなっているのかも知れない。

確かに昔の相撲取りはほっそりして、行ったり来たり、ワザの応酬で観客を

湧かせている。65歳定年の親方の、現役時代の映像が入ると、確かにそう思う。

外人力士も増えた。増えたと言うより、その中に日本人がいる感覚。

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先輩は言う。大相撲はスポーツじゃないと思っている。スポーツは勝ち負けが

優先する。相撲はそうじゃない。分かる、伝統にのっとった、或る種の儀式だ。

これを継承していくことが、国体の護持につながる。大げさに言えばね。

日本の古い神々に捧げる奉納の形なのだ。それが外敵に侵されることは

ゆゆしき事態だ。日本の破壊につながる、もしかしたら縮図かも知れない。

しかし別の見方も可能だ。日本の伝統に外人勢を巻き込んでいる、という

風に見えないこともない。今までも、そうやって外圧がやってくるたび、日本らしさ

を残しながら、連綿と伝えてきたのだから。

さて、今回はどっちなんだろう。

コメント
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