この言い草が、前から私をしてイライラさせる。まるで法令条文を読んでいる
ようだ。石破幹事長が沖縄党員と協議した結果のコメントだ。
「辺野古を含むあらゆる可能性を排除しない。」
この発言自体は一歩前進の結構な話なのだが、言いぐさが気に入らない。
いかにもアメリカから出て来そうなフレーズだ。アメリカがこれを使う時は、
他国に脅しをかける時だ。裏の意味は「どんな手を使っても、やる時はやるからな」
という意味だ。米国というところは、なにかにつけて、カッコつけるところがある。
米軍統合参謀本部のスタッフルビーム作戦副部長というのがいた。
肩書きから名前まで、しこたまカッコいい。
目からレーザービームが出てきそうな名前だった。
そういう人間がカッコつけていうと、
おそらくこのフレーズは「決まったぜー」と自画自賛するようなコメントに
なるのだろう。ほんとに中身のない国だ。どことは言わんが。
せっかく撮った映像を使いたいがために、つけた因縁だが、バレた?
沖縄に関しては、中国領になりたいのか、独立したいのか意味が
分かりましぇん。もう一度、小林よしのりの「沖縄論」を読むことを
お勧めする。2005年の初版だが、状況はまったく変わってない
はずだ。変わったとすれば、幾分情報量が多くなったことくらいか。