花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ツノロウムシ

2016年01月23日 | 松戸周辺
カイガラムシのなにかが・・・調べてみたら ツノロウムシ でした。
ユキヤナギを見ているときその近くの木に キモチワルイ ほどびっしりついて・・・



見た目はすごく硬そうに見えました。


棒きれでちょっとこすってみたら簡単に取れます!中から赤い色が見えました。
このときふっと思ったのです。サボテンについたカイガラムシ、色素、収穫・・・等の言葉が浮かびました。



棒でちょっと押すだけで中の赤い液体のようなものが飛び出します


石の上に置いてみたところ  赤く見えるかたまりはこれでもれっきとした昆虫なのだそうです。
脚が退化して動くことができないツノロウムシが入っているのだそうです。きれいに中をあけてみれば
2本の角がある昆虫が見えるかもしれなかったのですがこれ以上は難しかったです。



赤い色素を取り出すサボテンのカイガラムシと同じ仲間かもしれません。
ロウにおおわれている白い部分は燃やすとよく燃えるそうです。





このように灰色になったツノロウムシもついていました。これで消えていくのかしら・・・


白いのと黒っぽくなったツノロウムシと。


これほどびっしりツノロウムシにとりつかれてしまった木は一体・・・





シモツケではないかと思います。このあたりでシモツケの花が咲いていたような記憶があります。
シモツケにツノロウムシがつきやすいのかどうかはよく分かりませんがおかしなものが目についた
という印象が強いです。シモツケに影響するのかしら・・・
ちゃんとした花が咲くのかどうかも追跡したくなりました。