花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

キキョウソウとヒナキキョウソウ

2011年06月24日 | 木場公園
キキョウソウ  


ホソヒラタアブ?がやってきました!


蜜は下のほうにあるのでしょう。頭を突っ込んでいます。


ごちそうさま♪ 2つの花のうち上の花は雄しべからの花粉が見えます。
下の花は雄しべは花粉を出し終わって役目を終え雌しべの柱頭が開き受粉待ち



キキョウソウの閉鎖花から窓が開いて種が見えました。


こっちは種がいっぱいこぼれ落ちてる 種を出す窓は2つだったり3つだったり。


左の大きめの種は花が咲いた後の種だと思います(開放花)
後の3つは花を咲かせずに自家受粉して種を作った(閉鎖花) ボケているので分かりにくい



下のほうには花を咲かせない閉鎖花がつくと図鑑には載っていますが
もっとはっきりと区別のつく見分け方はないのでしょうか・・・
大きさ? 花の後がなんとなくでも残る???
萼片の数が5枚だったら開放花ということでもないそうです。
茎は段々に伸びてくるので下のほうでも何日か前は上だったーーー素人考え
どっちにしろ穴のふたがめくれ上がって種がこぼれ落ちるというところが面白いです。



ここから下はヒナキキョウソウ 花の形も大きさもキキョウソウと同じくらい


てっぺんにひとつだけ花があったらヒナキキョウソウだと思っています。


葉の形も違います。ヒナキキョウソウの種にも窓がありました。
でも窓の位置はキキョウソウより高いところにあります。



開いた窓から種がつまっているのが見えます。


比較 左キキョウソウ 右ヒナキキョウソウ

キキョウソウは多いのにヒナキキョウソウは少ないです。
両方の区別がなんとかつくようになっただけで 2011年大躍進賞 !!!