棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

極彩色の観音様--土蔵壁画

2008-09-07 09:15:28 | 山郷の暮し
真っ暗な谷を下ってきて、闇の中にくっきりと極彩色の観音さんが浮かんでいる。
うわさにならないほうがおかしい。
興味のある人も、ついでの人も 我が家への坂道を4-5分歩いてやってきた。
あるときなど、バス観光会社から「お客様から聞かれるもので」
と、壁画のことを聞かれた。ただし、来ていただいても、対応ができないのでお断りをした。
ミニコンサート・撮影会など、ご近所の迷惑など無視。
静かな谷をかき混ぜた。
といっても、マフラーのぶっ壊れたトラックや、時おり走る50CCの キンキン音にはかなわないが・・。
月見・花見の宴などの、記録写真があるはずだが、ミツカラナイ。
写真は、七五三のお祝いに ご近所の方が来てくれた。

月見・花見宴会は壁画に関係なく、今でも続いていますが、メンバーもすっかり落ち着いてきた。
観音壁画の御利益が あったか無かったかは別にして、5年ほどであがった賽銭が1万円弱。
パット飲むほどの金でもなく、ユネスコに寄付。

10年もすると、面前が開けていた畑が放置されると、たちまち樹木が茂り、壁画が見えにくくなってしまった。
その放置された畑を借り受けて、我が花畑としたのであるが、気まぐれ耕作では雑草畑。
土蔵壁画は、ますます見えにくくなり、
「土蔵壁画は無くなってしまったのですか?」
「いえいえ、ちゃんとありますが、賽銭上がらずふくれっ面」

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