岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

キーディフェンダー・プレッシャ-

2010年06月09日 | 技術


 モール・ラックでは、ポストに立ったレーヤーは、相手(スクラムハーフやフォワード)のサイドアタックをケア(注意)する必要があるため、それに備えると、どうしても前に出るのがひと呼吸遅くなります。

 キーディフェンダーとは、ポイント(スクラムハーフ)から出たパスを最初に受ける相手選手に対する防御側のプレーヤーのことです。 
 
一般には、防御側のスタンドオフは、相手スタンドオフに思い切りプレッシャーをかける必要があります。 
 (1)相手に考える時間を与えない。
 (2)スタンドオフの勢いが外側のディフェンスラインに伝わり、防御ライン全体にスピードが出る。

などの利点があり、パワーで劣るような場合には有効なディフェンスです。 
 
 スタンドオフが思いっきり前に出ると、防御ラインはスタンドオフを頂点としたなだらかなヤマ型になりますが、練習や試合で意識しているように、センターなどが前のスペースを埋めるよう厳しく出れば、結果的にフラットに近くなります。
 
 いずれにしても、スタンドオフの相手へのプレッシャ-がキーです。

 相手スタンドオフが内に返した場合は、ポスト・プレーヤー、フローター(スクラムハーフなど)が守ります。


 なお、スクラムからの場合は、バックスラインは5m下がっており、ハーフの立つ位置によっては、ハーフやロックの方が前に出れる場合もありますが、スタンドオフの最初のプレッシャーの意識は同じです。

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