岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

課題(内側のディフェンス①)

2010年05月01日 | ビデオ連続画像
4月29日の山口県との試合です。

スクラムからのディフェンスですが、約束通りハーフがスタンドのプレッシャーに出て、さらにオープン側のロックもプレッシャ-をかけています
いいディフェンスの出足です。


ロックがスタンドを内側から抑え、ハーフがまっすぐプレッシャーをかけています。


岡山のスタンド、インサイドセンター、アウトサイドセンターもいい出足です。
アウトサイドセンターが少し前に出てスペースを埋める練習どおりの動きです。


相手センターがスタンドとクロスしました。
サインというより、岡山のプレッシャーがきつく、そこしか動く場所が無かったのではと思います。
ただ、一つ岡山のディフェンスで気になるのは、ロックとハーフの位置が重なり、内側(15mラインの点線側)のスペースが空いていることです。


結果的に相手センターに内側を抜かれました。
この写真の問題のもう一つは、フォワードの選手(プロップ、フッカー)の動きが遅く、レフリーのいる位置あたりのスペースが大きく空いていることです。
※今回は、ブラインド側のロックが前に出たあと走っていっていますが、いつも先頭でカバーするのは難しいと思います。


何とかフォワードが追いつこうとしていますが、全員が斜め後ろ気味に同じコースを走っています。
プロップやフッカーがブラインドロックの後ろにまわっているような感じで、自分たちが前で止めるという気持ちが感じられません。
斜め後ろ気味に走ったのでは、縦に突進してくる相手は絶対に止めれません。
走る位置も、相手から見て縦に重なっており、横の広がりがありません。


そのため、さらに内側を抜かれ、大きくゲインされました。




この日は、広島との試合でも同じような場面が数多くありました。
おそらく、選手たちは一生懸命走ったと思います。せっかく走っているのに抜かれました。
それではどうするか?

まず、何人もの選手が同じコースを走らないこと。
ゴールに向かって縦にディフェンスの選手が重ならないこと。
ボールを意識しすぎて、かぶりすぎないこと。(2人ディフェンスにいて、1人がかぶり気味ならば、他の1人は意識して内側を抑えること)
プロップとフッカーがディフェンスにおける責任を自覚すること。

そして、ディフェンスは、やはり前に出て、コンタクトしたら足を前にかくこと。(斜め前であっても)


このようなことを考えてみてはどうでしょうか?

四国中央杯の試合前や合間に、確認したいと思います。

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