岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

フォワード

2011年05月29日 | 技術
28日(土)は、フォワード、バックスあわせて、ディフェンスの課題に取り組みました。

フォワード(ハーフ含む)の課題としては、主に以下の2点です。

①ポスト(立ち方、姿勢、出方)
②アップディフェンスにおけるバックスの裏のカバーリング

なおフォワードは、まず相手と身体をはってファイトすることが第一であり、最初から皆が横に立つことしか考えないのでは、逆に相手に押込まれてしまいます。
難しいですが、明らかに相手に球が出そうなラック、停滞して(相手に出そうな)モール等は「捨てる」ことも含めた、状況にあわせた判断が必要です。

ポストについては、かなり皆意識できるようになってきましたが、まだ、良い時、悪い時のばらつきがあったり、2~3回繰り返した後になると、バランスが崩れるようなことが多いようです。

特に課題としては、

①姿勢
 ・前傾姿勢(重心を前に)
 ・片足を前に出した強い姿勢で構え、ボールが出た瞬間に前に踏み出していく。
   両足がそろい、体重が後ろに残った姿勢の時に、前に出れなかったり、受けて
   しまう場合が多いようです。

②ポストに立つ位置を、早くしっかりと固める。
 ・ポイントの回りで、何か迷ったり、ふらふらしている感じを受ける時がある。
 ・相手にしっかり体が向いておらず、横を向いたような時がある。
 ・早く、しっかりと、相手に向かって立つ。
   オフサイドラインぎりぎりに立ち、立った段階から、相手に向けてプレッシャーを伝える。

③まずハーフ、それから内側を抑える。
 ・内側をしっかり抑えることで、バックスのディフェンスが大変やりやすくなります。

④ポストに立った声
 ・いるだけでは、本当にポストプレーヤーの働きをするか、バックスにわからない。
  「ポスト」の声をしっかり出して、自分の役割を味方に伝える。

⑤バックス(スタンドオフ、ハーフ、フルバック等)は、フォワードに「ポスト」の指示をしっかりかける。
 ・本人にしっかり伝えるため、「○○、左ポスト」と名前を呼んだり、指差しして伝える。

⑥ブラインドがせまい位置の場合は、オープン側に2人でよい。
 ・ブラインドウイングやハーフと連携

⑦ポスト以外の浮いた選手は、バックスがアップした後ろをしっかりカバーリング。
 フォワードが5人の中学ラグビーは、浮いた人数がいない場合が多いので、密集の中にいる選手は、素早くブレークしてカバーリング。
 ※この⑦の部分も岡山の大きな課題です。
  

スナップです。

両ポストとも姿勢がおきて、両足がそろい、前にプレッシャーをかけれていません。


上と比べると、結構いいことがわかると思います。


2人の姿勢や位置、相手へのプレッシャーの伝わり方を比べてみて下さい。


密集にダラダラと近づいているように見えます。


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