岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

香川遠征 ディフェンス 1

2010年12月10日 | ビデオ連続画像
セットプレー(スクラム)からのディフェンスです。


ディフェンスラインの姿勢はまずまずです。
ディフェンスにいこうとする気持ちは見えます。

ただ、相手に対するノミネート(指差し)がありません。
セットプレーだから、ノミネートしなくても味方は皆、マークする相手はわかっていると思っているのかもしれませんが、ノミネートすることで、皆がマークする相手をキッチリ意識できます。

今回、後で簡単にマークがずれるのは、やはりノミネートして対面を確認していないからかもしれません。


ラインの出足はまずまずです。
一番手前のウイング(オープン側のウイング)が、キックに対する注意をどうするか(スタンドの動きを少し見るかどうか)ということがありますが、今回、相手のキックがあまりない状況であり、一斉に出る(スタンドからのキックはフルバックに任せる)ことで問題ないと思います。

ただ、一番内側のスタンドオフが遅れています。

また、ハーフのディフェンスは、この試合は1年生であり、これから覚えていきたいと思います。


このあたりから問題が出てきます。
相手のスタンドオフがキャッチしましたが、岡山のスタンドオフの出足が遅れており、
プレッシャーをかけれていません。
また、ライン全体が、体がおきて見てしまっています。

相手がボールを持っている間は、相手の動きをよく見ることも必要ですが、それは止まって見るのではなく、相手にプレッシャーをかけるよう、足を止めてはいけません。


<少し画像が飛んでいます。>

ボールを持っているのは相手のセンターです。
スクラムからのディフェンスですので、相手のセンターがボールを持った瞬間にタックルする、少なくとも、センターが自由にボールをコントロールできないプレッシャーはかけなければいけません。


この画像での問題は、相手の1センターに、岡山の1センターと2センターの2人がいっていることです。
さらに、ウイングも、内側を見てしまっており、相手の外側の選手がフリーになっています。
このあたりのマークのずれが、最初に言ったノミネートの無いことが原因の一つだと思います。
2センターはきっちり対面(相手の2センター)を見る(フルバックが入ってきたらその選手に詰める)ことが大切です。


2センターが対面を見ていないため、相手の2センター(あるいはフルバック)に狭いところを簡単に抜かれています。


これ以降、簡単に抜かれているのは、フォワードのカバーディフェンスに対する意識の無さです。
タックルする責任感が無ければ、どんなに狭いところでも簡単に抜かれてしまいます。





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