岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

なんかイイ感じ

2013年05月19日 | 練習日記
今日は雨が降りましたが、25人程度集りました。
保護者会でも説明したとおり、冬の寒い時期をのぞき、大雨警報が発令されたり、雷の危険がある場合以外は、雨による練習中止はありません。

グラウンドはこんな感じで、何とか走れました。


さて本題です。
この写真見て下さい。
3年生から1年生まで、男子も女子も、ジュニアスクールのいい雰囲気を表しているようで、何かホノボノとした感じを受けるのは、私だけでしょうか?
 ※本当は体力トレーニングの一コマです。

色々とご意見あるでしょうが、「仲がよい」「楽しい」ことが一番です。
そういうチームでないと、仲間のために頑張れないと思います。



流出???

2013年05月19日 | その他の日記(ひと言)
5月19日付け山陽新聞朝刊の「2013おかやま競技力展望」にラグビーがのりました。
7人制の成年をはじめ、今年は国体での活躍も期待できそうです。

さて、その記事の中で気になった文章があります。
「有望選手の県外への流出を防ぐためにも、中学・高校の合同練習など連携に力を入れていく。」

引っかかったのは「流出」ということばです。

「流出」とは、「内部のものが、外部に出て行ってしまうこと」といった意味ですが、「人口の流出が著しい山村」「優秀な頭脳が海外へ流出する」といった感じで、一般的には「本来あってはいけないこと」というやや悪いニュアンスで使われることが多い言葉です。

10年目を迎える岡山ジュニアスクールの選手たちも、中学卒業後、高いレベルのラグビー、ラグビーと進学の両立を求めて、県外の高校に進んだ選手(送りだした保護者)がたくさんいます。

彼らがなぜ県外の高校に進んだか?

色々な理由はあるでしょうが、一つは、ジュニアスクール(ミニ時代から)でそれなりのレベルに達した選手たちにとって、「岡山県内の高校」よりも「県外の高校」に魅力を感じたということです。
※勘違いしてほしくないのは、彼らが「県外の高校で花園に出れる」などと安易に考えて進学したわけではないということです。苦労することは覚悟し、自分を高めるために進学しています。

これ以上は書きません。
いずれにしても県内(内部)の高校ラグビー環境が十分でない中で、中学生が県外(外部)にチャレンジしていくことを「流出」という言葉で、しかも公の場で表現されたことは、中高の合同練習(中高連携事業?)への文脈の中の言葉だとしても、少し残念です。

県外に進学していく選手は、これからも続くと思います。
 ※県外へ進学することは悪いことではないのですから。
高校進学の時だけを「流出」というのも不思議な感じがします。
県外に進学した選手を応援し、将来、その成果を岡山県のラグビーに役立ててもらう、こういった考え方が大切だと思います。