岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

S&C

2012年03月07日 | その他の日記(ひと言)
今回(3月10日)の中高連携事業のテーマは、S&C(ストレングス&コンディショニング)です。

ストレングスとは「筋力」、コンディショニングとは「身体能力(筋力、パワー、スピード、敏捷性、柔軟性、持久力等)を高めること」で、一言で言うと、「ラグビーの競技能力を高めるために、身体能力を向上させること」です。

S&Cで言う身体能力向上のためのトレーニングは、以下の順番で行います。
①ストレングス(筋力)トレーニングで、全ての土台となる「基礎筋力」を高める。
②高めた筋力をラグビーに活かすため、パワー、スピード、敏捷性のトレーニングを行う。
①だけでも②だけでも身体能力はアップできず、①→②の順でトレーニングし、身体能力の向上を目指します。
基礎筋力の向上+パワーの向上+俊敏性・スピードの向上=ラグビーの競技能力の向上

また、選手とっては、ケガは最も避けたいものです。
筋肉は関節にかかる衝撃を吸収します。
強い筋肉ほど大きな衝撃を吸収します。筋肉が弱いと、衝撃を吸収しきれずに関節(じんたい、骨など)に大きな負担がかかり、ケガにつながります。
ケガ予防のためにも筋力トレーニングでの強化は不可欠です。

ジュニア世代の筋力トレーニングについては色々な考え方を言われます。
いわゆる器具を使ったウエイトトレーニングではない、ジュニア世代のS&Cがどうあるべきか、皆で勉強しましょう。