今朝10時より地元の白庭神社(大正時代に与原が上区と下区が分かれ、
下区にある御所山古墳の上に建てられた地域の神社です。)で、「おこもり」の
神事がありました。

白庭神社は「御所山古墳」の上にあり

小倉常盤橋を起点とする
中津街道沿いにある与原下区住民の心の拠りどころでもあります。
現在では 街道とは 言えぬ? 狭い道幅
日頃は、静かな街並みです。


「おこもり」
神仏に祈願するため一定の期間、神社、仏寺にこもること。
(参籠 さんろう)が本来の意味。
五穀豊穣、家内安全、今日はコロナの終息等々…地域の安心安全祈願を
祈念してこの季節に執り行っている。
本殿

普段の年なら、大勢の人で賑やかな神事となるのですが、コロナ禍に今
役員の小数で取り行われました。
神殿にて 宇原神社神主のもと。

ここ白庭神社は、苅田町 宇原神社の神幸祭には、
(現在10月の第一日曜日に行われる宇原神社の神事祭にはお神輿が神社から
神事場まで「神幸」(じんこう 旅)をします。
この時15の地区
「雨窪」「長畑」「堤(ひさげ)「上町」(かんまち) 「中町」
「西町」「本町」「浜町」「馬場」「集」「与原上」「与原下」「港」
「南原」(みなんばる)「尾倉(おぐら)」の地区に住む人々です。
与原下区は「白庭」の法被を来て参加します。
残念ですが、この2年、やっぱりコロナで中止されています。

「白庭」の法被


また、2月の第二土曜日に「どんど焼き」があります。

この「どんど焼き」で使われる木 「神木」?は境内にある樹の数々。
古墳内の木なので、1本ごとに印がされており、勝手に伐採もできません。

近くにも「番塚古墳」があり、先ほどの中津街道沿いには苅田町は他に
「石塚山古墳」もあり、近年、「歴女」(古墳大好きな古墳巡り大フアン)
の歩く姿も多くなりました。
北九州小倉(常盤橋起点)~中津まで 「中津街道」

「石塚山古墳」

苅田町役場のすぐ隣に位置する。
「番塚古墳」

この2年間、どの地域でも、従来よりの伝統行事は中止となり
地元力?が随分と萎えているのではと心配しています。
規模の大小は問わず、やはり、「伝統行事」は、例年の如く。 と
コロナ終息! が悲願です。
さすれば、 力強い住民パワーも発揮できるのに・・・・
一日も早い回復が望まれますね。
この「コロナウイルス」って、神頼みでは退散しないの?
かなり今日の神主さんはご丁寧なお祈りだったのですがねぇ~。