東西線「竹橋」で降りて階段を上り地上に出ると急に視野が広がる。
大勢の人が交差点を渡り坂道を登っていく・・・・土曜日の朝。
東京国立近代美術館はすぐ目の前だ。
アントニ・ガウデイ
入場券売り場は既に行列です。 しかも、買った人は次の行列に~
入場制限の為、時間間隔を係員の指示で 館内に入場なのです。
その日の朝は既に日差しも強く…並んでいても汗ばむほどでした。
かれこれ、入場券を買うのと、入る前の行列で 1時間余りも。
やれやれ…入っても、この行列は続きます。
地方からの「おのぼりさん」には、本当に 東京の方の行列には感心、いや敬服ですよ。
何処に行ってもですから、買い物するにも、レストランに入るのも。
ちょっと、街角でアイスを食べるにも~。
サグラダファミリア
《スペインのバルセロナにあるカトリック教会(正式名称を聖家族贖罪教会)
市のシンボルでもある。
建築家アントニオ・ガウデイによって設計された教会であり曲線を使った
ユニークな建物を設計。2005年に世界文化遺産に登録。
現在も工事が完成していない…
1882年3月19日に着工し、現在のなお続けられています。
完成予定は、2026年頃と言われています。
コロナの影響で工事の中断・遅延もあり実際はもう少し後と言われていますが
遠い未来ではない。》
まず最初は ガウデイ 本人の肖像画。「デスマスク」
今回の展示は、相当数の資料が展示されていた。
この細やかな説明はとても無理なので、ピックアップさせてもらいます。
この教会を設計するための各種資料「建築事典」「書籍」「図版」
はどれも黄色に変色。 時間の経過を物語っていました。
写真は撮影 OKなんですが、内部は薄暗いので とてもうまくいきません。
教会内部の設計の参考物なのでしょう。
破砕タイルの被覆ピース
模型として制作されたものが 多く展示されてあるのは
現在建設中の実際の「部分」 それぞれの各部のようです。
換気塔(門番小屋上部)模型
このあと、設計図、スケッチ、模型 金具など 数々が展示。
こんなものも。ガウデイ製作の「椅子」「ベンチ」(複製)
コローニア グエル教会堂 地下聖堂模型
同じく教会堂 逆さ吊り実験(部分)
何でしょう…これは? 教会堂の天井から装飾するための 実験?
サグラダファミリア 全体模型
三つの門
左門 父 ヨセフ
中央門 キリスト
右門 母 マリア
繊細な彫刻は教会内外を含めて相当な数です。
どれも、キリストに関係ある「降誕」「受難」の物語を持っているようです。
この部分の彫刻模型 その他部分の彫刻模型
(彫刻模型)
その他、正面門の 「葉」「花」「薔薇」「アヒル」「蚊」 「カエル」
「巻貝」「鳩」 の浮彫彫刻
「女性の顔」「少女の顔」塑像断片 多数
館内では サグラダファミリア の映像で解説をしていました。
建築物ですから、実際の場所で体感するのが本来ですが‥‥
かなわぬ願いです。 写真でサグラダファミリアの教会内
素敵なステンドグラスの写真でお愉しみを。
空から見た 全体 完成予想図です。
街の中の雄姿 現在
聖堂内部 ステンドグラスの輝き…
聖堂の彫刻デホルメされた大きな柱の数々・・・これぞ!ガウデイ作
塔の彫刻にも 細かい配慮が
ここで見逃せないのが・・・ 日本人の活躍
その張本人 今や ガウデイに成り代わって? 指揮をしています。
外尾悦郎さん 「ファザード」門の完成させました。
先頃 この「マリア塔」「星」がついに完成しました。
世界が待望する「サグラダファミリア教会」
もうすぐです!
今世紀の最大の建築物の「終わりの始まり」のショーは・・・