黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

フランスパンが大好きなんです!

2019-11-29 | 日記
この数年間地域の活動で
「サロン」での講演を続けています。

このサロンはまぁ、今時どこの地区でも賑やかな活動
そう、私も 高齢者向けの話題を中心に
 「病気」「介護」「認知症」 総じて「終活」の話
視点を変えて、「旅」の話、戦国時代の武将や女たちの活躍ぶり。
美術の話で「生活の中の色彩の秘密」「美術館巡りの話」
「1枚の絵の見方楽しみ方」など
毎回、いろいろな話していますが、
先日 この絵 「フェルメール」の {牛乳を注ぐ女}
     
 
彼の絵の中でも特に有名な1枚ですが・・・他
全作品をスライドで解説をしたんです・・・

いえ、今日は絵の解説ではなく 

強烈なインパクトの「黄」「青」の色彩表現~ なんて
絵の解説ではなくて~
画中のパン 美味しさを感じませんか?

 と言うことで、私のフランスパン大好きの話を。

 まず、この6月に大阪で開催された「フェルメール展」の帰りに
念願の「ビゴのパン」芦屋本店に行ってきました。
 パンが好きな方ならご存じのパン屋さん。
    

 そして この方 創業者のフィリップ・ビゴさん
  日本のおけるフランスパンの普及に大いに貢献されました。
 残念なことに昨年なくなりました。
     
    

このビゴのパンは、私が以前、東急田園都市線沿線「鷺沼」に住んでいる
とき、近くにあったので土曜の朝は、決まって、ここのフランスパンを
買いに行くのが楽しみの時間でおよそ9年間も通いました。

 この九州の現在地では、なかなかおいしいパンがなく
見つけたのが 小倉「井筒屋」内の「ポンパドール」です。
この赤い袋にいっぱい詰めて 車中の座席に座ると
パンの香りが 鼻にまで・・・・至福の時です
     
 
 この写真のように、 フランスパンは
外側がパリッと・・・こんがり色でなきゃダメです。
そして、中はふっくら、噛んでいるうちに麦そのものを感じる。
   

 フランスパンといっても、数種類ありますが・・・
私は、これ。 
  バゲット
   
 
 オリーブオイルたっぷり、ちょっと焼き目をつけガーリックバター
などつけ、熱いコーヒー と共に~

そして もうひとつは

  大き目の「ドウリーブル」
  
 
これは、生地厚め斜めに切り、 溶かしバターとカラシを
混ぜ レタス、卵、ハム、ポテトサラダなど自前で作り
サンドウッチで頬張るのが最高です。 

必ず小倉の帰りにはこれを買って帰るのが楽しみ。

このポンパドールには 思い出があり
昭和の40年代には東京勤務でしたので、このポンパドールは
横浜元町にありました。
 この袋 「幸せを運ぶ赤い袋」と呼ばれているんです。

 そうそう、この店の名前
そもそも「サロン」って 、どんな意味?・・・という講演の話の中で
 ルイ15世の愛人だったポンパドール夫人にちなむ・・・
彼女は、自分の城に当時の貴族たちをあつめ集め、著名な
知識人から話を聴く~ それが「サロン」の始まりの彼女であった。
そんな話を。
  すごい美人ですよ・・・ 彼女の その後の話題は
ヨーロッパ中を巻き込み・・・美貌と権力を大いに発揮した歴女ですぞ。
    

パンの歴史を紐解けば・・・今日の「パン文化」にたどり着くまで?
 何時間でも尽きない話になりますから~

     たかが「パン」 いえ、されど「パン」です。

 博多が近ければ・・・まだまだ いろんなパンの食べ比べしながら
楽しめるんですがね~ 
 たまに行けば 市内 うろうろはしませんのでデパートでお手軽に
 「フォション」「メゾンカイザー」「PAUL」 など 買って帰るんです
 
   やっぱり都会でなきゃ 駄目  う~ん、残念!

 今日は この1枚の絵の中の 「パン」眺めて お昼にします。

  


 



 



 

続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。