黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

秋の日帰りバス研修に・・・

2019-11-24 | 日記
 今回は「豊前の国」から「長門の国」へのバス旅行です。

海を隔てて朝鮮半島と向かい合う位置にあるので古代には
北部九州に準じて外交・防衛上重視されていたところです。
 また、ここ長門・周防は 室町・戦国時代は、大内氏が本拠地とし
 九州の筑前国まで勢力圏としていましたが、後に毛利氏に取って
代わられる。
 しかし、関ヶ原の戦いで毛利輝元が敗れ、中国8か国を領有していた
毛利氏は周防、長門に減封され居城も萩に移された・・・
 さらに幕末に長州藩は尊王攘夷の拠点に。
維新前後は 豊前の国との 熾烈な戦いもあり、 
我々、北九州、京築の者にとっては因縁浅からぬところです、
それだけに「見どころ」の多い、山口です。 が。

その歴史的なところは、今回は省き・・・ 自然を楽しむことに。

バスは北九州空港ICに入り高速道路をひた走り~
二つ目のトイレ休憩所 道の駅「北浦街道豊北」に到着
 小休止後~山口県を代表する人気観光スポット
「角島」へ
 出発時は少し薄曇り気味でしたが、空の晴れ・・・
陽も差してきました、おかげさまで海の「碧」「青」「蒼」・・・
 七変化の海の色を楽しむことが・・・
ここに来る意味がない~
 エメラルドグリーンの神秘的な海なんですから。

 バスは橋を渡ります・・・左右の眺めも最高です!
     

  小さな岩には あの「鵜」が羽を休めていました。
  黒い岩場には、真っ白な彼ら?「鵜」の糞が これも景観?

  ガイドブックによると、この海土ヶ瀬戸(あまがせと)に架かる橋
 2000年に開通、長さは1,780m 離島に架かる橋の中で無料で渡れる
 一般道路としては日本屈指の長さを誇っている・・・と。
 
 角島灯台前で降り、各自自由散歩を~
  「角島灯台」
 明治9年に初点灯した総御影石造りの洋式灯台
 高さ29.6m 螺旋階段で~
         
 我こそはと、ここの角島灯台の螺旋階段を上り展望台から下に手を振る
 元気な方も・・・

  灯台下の公園は季節柄 花もあまりありませんでしたが
 小さな花を見つけました・・・
  ご存知の「やまぶき」
  もう少し早いときであれば、もっと生き生きとした感じかな?
  
    

 名前はわかりませんが・・・
  可愛らしいこんな花も   
 

  

 

 少し風が出てきました・・・ やはり海風は 体温を奪います。

 ここ角島が舞台の「四日間の奇蹟」という映画
  吉岡秀隆と石田ゆり、尾高杏奈、中越典子、松坂慶子、西田敏行
  西村和彦、小林綾子、平田満…豪華な顔ぶれで

  地元出身の佐々部清監督の作品は・・・劇中のピアノ曲は
  この物語の重要な役割を・・・

  ちょっとご紹介してみると 名曲ばかりです。
  ・シューマンの「トロイメライ」
  ・ショパンの「子犬のワルツ」
  ・リストの「ため息」
  ・ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」
  ・ショパン:ノクターン第2番
  ・ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
  ・ショパンの:別れの曲

   ストーリーの展開にピッタリ? スクリーンの映像と
  素敵な音楽、一緒に楽しみ、涙する~ 
 
   人生を見つめ直していく すてきな映画ですよ。


  さて、バスに乗車、一路お待ちかねの 昼食場所へ

  一の俣温泉グランドホテル到着

 玄関前の紅葉が 華やかに迎えてくれました
 

     

  今回は総勢30名 今年は春のバス旅行を止めて、秋に絞り今回
 このコースに。

  ちょっと豪華なお昼が メーンイベントです~
  ホテル作成のチラシより・・・
 

 メニューは13品もあって、もう満腹でした。
   「新鮮なお造り」「フグの叩き」「アワビの酒蒸し」「黒豚のしゃぶしゃぶ」
  どれも、ほどよい量で・・・箸が楽しい。

  山盛りなんてのは芸がないからね。
  お酒がすすむ逸品でした。
          

  腹がいっぱいなると・・・皆さん気持ちもゆったり
  誰か一曲! と声が出てくると、 待ってましたと~

   舞台に上がり、マイク持つ人、曲に合わせて踊る人・・・

  いやいや 盛り上がってきました~

  
   バスは 夕闇迫る海峡から門司港レトロ地区の景観を見て 
  

  
    無事 予定時刻には到着  秋を満喫しての1日でした。

    
  



続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。