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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

「メトロポリタン美術館の思い出」NO.-2

2025-08-01 | 日記

いよいよ館内に入りました。

これからが本番、例の「メトロポリタン美術館と警備員の私」

主人公の館内ガイダンスから日常生活の動きを追いかけていきます。

「警備員のブリングリーは勤務初日。

 やがて一人の女性が私の方へやって来た。

 私に仕事を教えてくれるアーダという警備員。廊下に連れ出し二階まで登っていく。

  左右の部屋を見ながら(そこには各時代の名画が、入れ代わり立ち代わり現れる)

 アーダは歩き出し~ラファエロの「コロンナの祭壇画」の前に立ち止まる。

      

 絵の前で、「ここが私たちの最初の持ち場、持ち場C」とアーダが告げる。

 「10時までここに立つ。そのあとはあそこ。11時になったらあっちの持ち場A。

  少しくらい歩き回ってもいいけど、ここが私たちの居場所。そしたら休憩ね。

 ここがあなたのホームセクッションになるんじゃないかな?

 この古の巨匠の展示がエリアが」

 こうして、彼が館内で勤める「場所」が、展示されている部屋(エリア)

 それも、時間が決まっており、交代制で代わっていく。終日同じ場所でないのだ。

  「アーダはさらに「いずれはほかのセクションにも配置されると思う。

          古代エジプトのどこか、ジャクソン・ボロックのとことかね。

   でも、最初の数か月はここに配置されるでしょうし・・・」

 さぁ、説明のある「古代エジプト」は正面階段の右側。 「館内案内図」を見てね。

  ジャクソン・ボロック という画家は・・「アメリカ館」

        

  20世紀のアメリカの画家 抽象表現主義の代表的な画家であり画法は、

  アクションペインティングとも呼ばれる。

   ニューヨーク郊外で若い愛人とその友人を巻き添えに自動車事故を

  起こし44歳で死亡。

 この美術館には「秋のリズムナンバー30」が展示されている。

 

 

 こんな説明もアーダからあった。  

 向こう側の壁には、何も掛かっていないひときわ目立つ部分があり、そこに銅線だけが

 だらりと垂れ下がっている。

 「あそこにな目が書いたメモが見えるでしょう」

 「フランチェスコ・グラナッチさんの絵があそこに掛かってたんだけど、

   クリーニングに出したのか、どこかに貸し出したか、学芸員の研究室で検査しているか、

  撮影スタジオに持って行ったのかも。誰もいらないの。

  でも、そういう場合には、メモがあるからすぐにわかる」

 館内の細かい出来事もこうして理解できます。

  思い出すと、そんな時もあった経験あります。(作品が掛けられていなかった)

 どこの美術館もありますよね。

 来館者を絵画から1mあまり遠ざけるため、脛の高さのあたりにバンジーケーブルが

 張られている。 ショーケースに入ったもの(触れてはいけないように)もあります。

                 

    「撮影禁止」の表示・・・ちなみに欧米の美術館ではほぼ「撮影OK」のようです。

  日本の方が禁止は多いようです。    

 

 アーダが、言葉を単語ごとに区切る独特の話し方で説明を始める。

命と作品を守る。命が先で、次が作品。簡単な仕事だけど、ぼうっとしていてはだめ。

 いつも目を開いて、周囲に目を配る。かかしみたいにたって、厄介ごとを防ぐ。

 些細な問題だったら、私たちで対処する。重大な問題だったら、指令センターに連絡して

 研修で学んだ手順に従う。私たちは警察じゃない。馬鹿な奴から警察の代わりをするよう

 頼まれた場合は別だけど、ありがたいことにそんな場合はあまりない。

 そう言えば、朝から仕事に入るときには最初にしなければならないことがいくつかあるの」

 

  アーダの説明は続く~展示室の「照明」のつけかた。な

 

  いままで、来館者としてしか感じなかった美術館の裏側

 「働く」人「場所」「役割」「動作の決まりごと」「注意事項」等

「ぼ~ッとしていてはだめ!」のようですね。 こりゃ大変な仕事だ。

 たかが、展示室で立っているだけじゃない!

 街中で見る 「警備員」さんたちも、きっとそれぞれの役割で終日

 励んでい居るんだなぁとと改めて。

                      

   そして、来館者がぼつぼつと現れ始めた~。

 最初に入って来たのが女性・・・

       

カッコよく、ニューヨーク・メッツの帽子をかぶって。

小脇に挟んだ紙ばさみから判断するに美術学校の女子学生らしい。

 

  「まぁ、どこを警備していようと、不注意な人には気をつけないと

        いけないけどね。ほら、?あそこ」 アーダが。

                   

  向こうのほうで、フランス人家族の父親が、バンジーケーブルを超えて手を伸ばし、

  ラファエロの絵の細部を娘に指し示している。

 

  アーダが必要以上に大きな声で叫ぶ。

       「そこの方! そんなに近づかないで! お願いします!」

 

   やれ、やれ 警備員の仕事  

  「人」に。 「作品」に。 そして「周囲」に。

        結構大変、気も使いますね~。

 

       じゃ、また 明日。 

 

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メトロポリタン美術館の思い出ーNO.1

2025-07-31 | 日記

今、私の手元に1枚の美術館案内図がある。

   「メトロポリタン美術館 案内図」

   

  1990年 当社(元勤めていた会社)のグループ会社合同

  米国視察旅行中、ニューヨーク滞在の折に訪ねた

 「メトロポリタン美術館」の案内図です。

  35年間 紛失しなくて残っていた…。

  最近、この先のことを考え「断捨離」中のときに見つけた。

 

 まったくこれも偶然なのだが~

 ある日、新聞広告を眺めていたら…本の紹介欄にこの1冊が目に入った。

 「メトロポリタン美術館と警備員の私」

     

 本の内容に入る前に、この一節にまず興味が。

  「美術館の警備員」とある。 これは?

 

 

 私も実は、若い時から「絵」が趣味で…高校時代までは美術部で

 勉強そっちのけで油絵に時間を費やしていた~そして夢としては

 世界の美術館を訪ねることだった。

 時間が経過し、社会人への道を考える際に、ふっと思ったのが

 「世界の美術館」へ行くには・・・そうだ、美術館関係の仕事だ。と。

 もしくは、「旅行会社」に入り、海外関係の仕事に。

 なせばなる、成さねばならぬ何事も~。

 旅行会社に入りおかげさまで定年まで勤め現在は田舎で老いの時間を

 愉しんでいます。   「{黄昏どきを愉しむ}これが私のブログのタイトル」

   世界の美術館はとても数はこなせませんが・・・日本ならば。

 リタイヤ後、折を見ては各地の美術館巡りを続けており

 また暇を見つけては、関係の美術書で勉強もして、自分なりの

 警備員ならぬ、 自称「美術館のキューレター」気分を味わっております。

 

 そんなことで今回、この1冊をきっかけに「メトロポリタン美術館」の

 私も歩いて鑑賞した作品も含めて、本の主人公みなさんと共に

 館内を歩くことにしました。 

  これから少々長くなりますが、暑い日には外よりも館内で美術品に

 触れながら時間を過ごした方がいいのではと・・・勝手におすすめ!

 

 視察旅行のトップがここからです。

  日本からストレートに テキサス州「ダラス」

   

 いきなりインパクトの強い印象を・・・

 そうです、かのケネディ大統領のアーリントン国立墓地へ。

 今でも、その時の感動は覚えています。

  そして、私たちが訪ねたのが1990年、

 あの事件は1963年11.22 衝撃的なニュースが飛び込んできたのを

 記憶しています。

   この炎は今日現在もずっと灯り続けています。

 

 ここから2週間ほどの視察旅行が始まるのですが・・・

 今回は、美術館が主で展開していきます。

 

 

 本文中の「主役」が「ブリングリー」この美術館の警備員

彼の博識により、展開していきます。

 このブログ中の「絵画の解説や、感想、は 文中のものを引用

 させてもらう部分が多いと思います。{文字は少し小さく「青」で表示します}

 ただ、彼(ブリングリー)

 知識の豊富さは、かなりなレベルです。10年間勤務していました。

 彼の著作、本書は各報道機関から賞賛され、本書を2023年

 年間最優秀書籍にも選ばれています。

 現在は、この美術館のツアー案内人を務めるほか、全国の美術館や

 その他の会場で講演を行っています。

 また、私も各種資料などから角度を変えて一言添えていますが

 これらは、みんな私の素人の表現なので気楽に

 お付き合いお願いします。

 情報は「受け止める側の選択能力と理解、判断力」にお任せします。

 

 さて それでは 「メトロポリタン美術館」へ入っていきましょう。

 これが この美術館の正面です。

     

 

      ほんとに街の中心にある 大きな 大きな 美術館です。

                        

 私が最初に驚いたのが・・・

 「日本語の案内

             

  

 う~ん、やっぱり世界の中の優れた美術館はちがうなぁ~。と。

 他にも、各国別に用意してありました。 「英語版」と一緒に持って各部屋の表示を

 確認でき歩くのにとても便利でした。 

 本書の初めのページにもこの本(図ー1)で確認しやすいよう掲載しています。

 またまた驚き、 展示室が35年前とほぼ配置は、変わっていない?

 実際は、少しは移動したり、模様替えはあったのでしょうが・・・

  展示の基本は昔のまま~。 

           

 

  正面階段

            

    図ー2 美術館の正面階段

           写真 正面階段

       

 「メトロポリタン美術館を初めて訪れたときのことを忘れる人はいないだろう」

  私は11歳のときに、母親と一緒にシカゴ郊外の自宅からニューヨークへ旅行

 にやって来た。私たち親子は、東2丁目からメトロポリタン美術館に向かった

  に違いない。なぜなら、美術館に向かい入口前の大きな石造りの階段が真っ先に

 見えたからだ。」

  この本、294ページの大作です。 

 作文は「省く」「まとめる」「簡略」「換える」と

 もしかしたら表現がつながらないときも出てくるのかもしれませんが、

           「おゆるし」を。

 

  さぁ、最初に飛び込んでくる絵が これだ!

       エルグレコの「トレド風景」

      

   グレコ描いた「風景画」は2枚しかないうちの1枚がこれ。

トレドの街を描いてはいるが、彼の中で風景をデフォルメしたものです。

 右を、左に、大を、小に。 線を丸に、直を曲に 位置も自由に。

     

    「王宮」       「アルカンタラ橋」   「トレド大聖堂」

  

    いよいよ長旅が始まります。 では、また明日。

 

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夏野菜を食べよう!

2025-07-30 | 日記

 暑いね~。

  列島は熱砂地獄? 北は北海道から南の島まで猛暑・猛暑。

 こんな時に体のバテ防止には「夏野菜」ですよ。

  と、言うのは丁度昼飯前に近所のおばちゃんが自家菜園で収穫した

 夏野菜をどっさり持ってきてくれました。

   これ・・・・籠に盛り合わせして見事な芸術品と姿を変えています。

    

  なんと種類の豊富なこと

  「ゴーヤ」「パプリカ 赤・黄色」「ピーマン」「白なす」

  「ミニトマト 赤・黄色」「ナス」 「きゅうり」「オクラ」

    そして 「大葉」

    

 彩り豊か・・・見るだけで「美味しい!」の声も出るほどです。

 夏野菜は ビタミン・ミネラルが豊富で夏を乗り切る栄養補給に

はもってこいの食材です。

  我が家でもこの時期になると「夏野菜」の登場は頻繁です。

 特に、パプリカはこの季節取れたてを「生」で食す。

 これ最高です。 栄養価もピーマンの2倍、味だって3倍は美味しい!

 サラダの主役です。

 歯ごたえ最高、ポリポリと気持ちがいいほど。

 苦いの嫌い? ダメ、駄目。 一度食べてみてよ。

 驚くほど美味しいよ。

 何もつけなくて良し、 好みで工夫してみて、

 「塩」のみ、 マヨネーズ、ナンプラー、チリソース。

 ほらほら いくらでも。

 少し厚めのピーマンも歯ごたえバッチリ! 

 この頃、好評なのが「ピーマンの肉詰め」

 「豚ヒキ肉炒め」に少し濃い目の味をつけ

 (オイター少々と からみも プラスして)

 片栗粉で」とろみをつけ ピーマン(青)の生を半分

 カットした中に肉詰めしてそのままがぶりと食べる。 旨いよ!

 新鮮なのは、想像以上な「甘み」を感じますよ。

 

 ゴーヤだって、チャンプルー だけじゃないよ。

 この暑い時には、新鮮なゴーヤを薄くスライスして塩で軽くもみ

 水にさらし、さらに氷で冷たく冷やし、それを絞ってボールに入れ

 めんつゆ、醤油、砂糖、ゴマ油、米酢で和える。

 器に盛り、ネギを刻んで振りかけ、すりゴマも上から。

 さぁ、冷えたビールのつまみに・・・イケる、イケる。

 

 白ナスは油で揚げてもいい。 

 フライパンでステーキ風に焼き、その上にチーズを乗せ。

 とろ~り溶けて来たらすぐに食べる。

 とにかく、夏野菜は新鮮さが持ち味?  だから生です

 

 「大葉」は 薬味には欠かせません。

  うどん、そうめんも この頃の昼の定番。

  めんつゆさえあれば・・・そして 大葉、生姜、青ネギ

  みんな刻んで、生で・・・。 旨いよね。

 

  夜に食べるのは、「てんぷら」の 主役。

  追加するのは、「人参」「ごぼう」「レンコン」「かぼちゃ」

  写真の夏野菜は ぜ~んぶ使って 「満漢全席」

 

 生春巻きって、やりますでしょ。皮さえあれば あとは簡単。

 これだって、野菜が主役。

 「大葉」「パプリカ」「茗荷」「生姜」

 あとは、海老。 又は 「豚肉」に少し味付けたもの。 

 「アボカド」だっていけますよ。

 要は、「巻く料理」は食材はなんでもありです。

 あとは、その家の「オリジナル・ソース」によって

  味わいを変えていく~。

   どれでも結構 今宵、皆さん お試しあれ!

  

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だいぶ身体も慣れてきました

2025-07-17 | 日記

7月に入ってから日中の暑さは予想をはるかに超えるほど。

 日本列島はこの先何十年経過すれば「熱帯性の島国」になるのでは?

と、思いたくなるほどですね。

 じっとしていては、身体も訛る?

この頃、毎朝5時起床~陽ざしが強くならない前に一仕事と。

 庭に出て、「草取り」「草刈り」「枝切り」「ゴミ処理」と

 酸素ボンベを外して・・・・まぁ、精一杯60分。

 頑張れるようになりました。 凄いでしょ!

 今朝は、ずっと気になっていた「トキワマンサク」の樹の元の

 枝切りと周辺の草取りをやりました。

 道路沿いなので道行く人には目がつく垣根。

 以前から、いつも手を入れ奇麗にしていたものですから・・・

 入院後、かなりほったらかしのまま~

 この2~3日かけて奇麗にしました。

    

  根本すっきりに。

    

手前の花壇の草もすっきりと

    

 切った枝、葉、草は「ゴミ処理」

 細かく切って袋詰めの作業・・・これ結構面倒ですが

 町のゴミ収集日に間に合うように。

    

  庭には大きな木も沢山あるのでこの枝切り、葉の処理は大きな仕事です。

  昔は、すぐ前の「田んぼ」(自宅のです)で集めて、乾かし燃やす。

  それが今日では禁止され袋詰めして出すのが規約。

 大きな木だと、サイズもあり、枝の長さも1.5mにして束ねるとか~

 段々、面倒なことばかり…こちらは、年々、歳を取っていき作業が大変。

 いっそ、庭を潰してしまをうか? とも。

  でも、日々、外の景色を見ながらゆったり生活するのが楽しみだし。

 いろいろ最後の判断が必要なんかも?

  でも「緑があって、静かに眺められるのは最高背すもんね」

 

  「シマトネリコ」

   今、白い花が咲いています。

   庭の樹の中で一番多い樹です。

     

  「欅」

   庭の真ん中にシンボルとして

     

 ベランダから中心に眺められるようにと「ユーカリ」

   風に揺られて、葉が動く・・・

   「銀色」に輝く瞬間は魅力的。

    緑、黄緑、白、銀色~太陽の光線の当たり具合で微妙に変化

   

     

  この地区周辺でも最古参?  樹齢は100年以上を経過の「蘇鉄」です

  つい先日、新芽が出たので、古い葉を切ったばかりです。

  数年前には「花も咲きました」

     

 これだけ大きな樹があるのですから、「片付け」の量も多い。

 悩みの種です。

 特に、「蘇鉄」の葉は、鋭いので処理が面倒です。

 ゴミ袋が何枚あっても不足気味です。町支給の枚数ではとても足りません。

 「ほんと一気に燃やすことが簡単なんですがね~」

  周辺も、埋め立てが進み、造成地に新築の家が増え、人が住み、

 田舎の景色が無くなってしまいました。

  「住みやすい田舎の印象から・・・住みにくいに変わっていく」

   「 それだけに、庭に「緑」が一層必要になるのですよ 

  まぁ、我慢して、

    身体が動くうちは、なんとか頑張りましょうってね。

 

 

 

 

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独り酒のうまさ?

2025-06-08 | 日記

今晩は「独り酒」を愉しんでいます。

 2月に「肺炎」で入院、50日の病院暮らし後無事?家に戻り

2か月経過しました。月一度の診察後の処方薬も真面目に飲み

主治医の話では、肺の影の動きは、まぁ、いい方へと・・・のこと。

 これからも様子見がつづきます。

薬と言えば~、大人になって以来?(63年間)

 アルコール類が絶えたことはなかった記憶ですね。

(類とは…日本酒、焼酎、ワイン、ビール、ウイスキー、紹興酒)

結婚後の「家呑み」、いや、「晩酌」は現在まで継続という素晴らしさ?

(これは自画自賛ですよ)

(女房から言えば、「いい加減にしなさい!」 この歳まで)

でも、中国の古話にあるように「百薬の長」なるは身をもって体感。

これにまさる「薬」なし。です。

 大病もあまりせず、風邪も数回程度、入院は今回で2回

まぁ、健康な方ではないでしょうか・・・。

 という現在、久しぶりに晩酌の時間に女房殿が友人とのデートで

お出かけ~「独り、家呑み」の機会がやってきました。

 駅まで送ったあと、近くの魚屋に顔を出し、

 「マグロ」のいいのある?」 

 「ああ、残念だね、今朝は仕入れてないよ。」

 「残念・・・」

 「その「赤貝」どう? 鯛も天然ものだよ…」

 「じぁ~、これもらうよ」

 

 食卓の準備も完了…

 一人なので~ほんの少しの量で じっくりと、ゆっくりと。

  食卓にお洒落に並べて~まずは目で楽しむ。

  グラスは

  愛用の「舩木倭帆(ふなき しずほ)さん制作」の

  ワイングラスカップ

 そうです 今晩は ワイン

 (チリ産 カッシュ・ド・ディアブロ 悪魔の蔵 )

 と日本酒(にごり酒 西の関)と

   ビールの3本立です。

   

 「ウエッジウッドの皿に 「鯛」と「赤貝」の刺身を   

      

  ここ店の「心太(ところてん)」が美味しいのですよ。

     ネギを刻み、ゴマを摺り、酢醤油で…

    器は、伊万里焼の小鉢で

    

 口直しに~ビールとカマンベールチーズとカシュナッツも用意する

    

 テレビのナイター中継を見ながら

  チビリ、チビリと~呑み。

     「つまみ」を味わいながら~

 

 飲む前には、締め の準備も怠りなくです。

 「締め」は「蕎麦」を。

  鍋に水を入れてコンロに掛けておく

  ゴマ摺りの支度と、生姜も摺っておく~

    

 輪島塗りの器に盛って~

   

  食す、今晩の「蕎麦」は 信州十割そばを

    

 

 しっかり 飲んで ちゃんと支度して

  「男の時間」を独りで愉しむ。

 これって、最高  !! ・・・

 

 途中、東京の友への長電話~

  ご無沙汰はさておいて・・・

   年寄り同士の「夢のない?」

後悔と、懺悔と、これからの時間の過ごし方について

 

 ああ、今宵の酒は 

    いつになく 「うまい!」

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。