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管理規約がなくてもいい?

2015年06月10日 | マンション管理
マンション管理士の立場で、管理規約がなくてもいい。


なんて、発言をしたら。。


「え~~」と反感買いそうですが。



自治がしっかりできていて。


住民どうしのトラブルが全くない管理組合でしたら。


管理規約なんて、古くても大丈夫なのです。



でも、問題が発生したら。

何をよりどころにジャッジをするのか?と言えば。


そこで登場するのが「管理規約」とも言えるのです。



その時になって初めて、管理規約を開き。

え~現実と違ってる。と気づくことも多々あることでしょう。



例えば・・・

         犬・猫飼育。



    多いですね。


法律も暮らしかたもどんどん変わります。

やはり望ましいのは、法律の改正に合わせて。

通度、通度・・・規約改正をするのが正しいのです。


規約を改正する時は、「特別決議」

4分の3という数が必要です。


某所の管理会社、特別決議はとれないからと。

住民の了解を得て、議事録偽造をしましたが。

やはり、望ましいことではありません。


きちんとした運用をしておかないと、1つの嘘が。

嘘に嘘を重ねることにもなりますし。

特別決議を取ろうとする努力をしなくなる。

そこが合意形成の破綻のはじまりだと思うのです。


そして・・・裁判になったとき。

威力を発揮するのが「議事録」という結果に。



嘘の議事録。

だけど、署名した理事長。理事の方。

署名した途端。嘘が本当になるのです。


よく内容を理解のうえでご署名くださいね。
コメント
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