60坪の有機家庭菜園

農薬も化学肥料も一切使わない有機農法で30種類以上の野菜を栽培。
(肥料は、毎日出る生ゴミが主体。他に米糠・鶏糞)

トウモロコシ「雄穂」でる

2010-05-26 | トウモロコシ

5月26日

4月上旬種播きしたトウモロコシ(品種:みわくコーン)に雄穂(ゆうすい)がでてきました。種がもったいないので、1箇所2粒を39箇所に播きましたが、2箇所発芽したところと全く出ないところあり、2箇所出たところは1本を出なかった箇所に移植して生育を見守ってきました。今年はこの天候不順でトウモロコシも例外なくよくなく、草丈の伸長も不揃いで生長が一定していません。トウモロコシは、受粉を風が媒介する風媒花で、雄花の花粉が風で飛んで雌花に受粉します。(トウモロコシは他家受粉といって、他の株の花粉によって受精し、実が成熟します。)雄穂が出た後、遅れて雌穂(しすい)がでて開花・受粉となるが、大きさが不揃いのため、花粉の飛び散る時期が不順になって、受粉が上手くいくかどうか心配されます。また天敵の「アワノメイガ」(害虫)を駆除するのも雄穂がでた時期にしないと虫食い状態になります。無農薬・無化学肥料がモットーですが、トウモロコシの「食い入れ防止」のためだけは唯一、デナポンという殺虫剤をやむを得ず使用しています。