デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

卓上ガスコンロ改造完了    - 家庭用卓上ガスコンロをボイラー用に改造しました -

2012年03月19日 19時26分06秒 | 工作実習
2012/3/19 (月曜日) 晴れのち曇り  強風


朝から強い風が吹いていた。
これでは作業場での工作はできない。
部屋の中でスチームエンジンのパワーをチェックするための
テスト台を整備したりしていた。
午後は少し風も治まってきたようだ。
それでは昨日の続きのガスコンロ改造工作をしなくっちゃ・・・



↓  あーでもない、こーでもない、と試行錯誤しながら何とかガスコンロのケースが出来上がった。




↓  外してあったバーナーやレギュレータを取り付けた。



↓  ケースが狭くなった分だけガスパイプが余ってしまった。 



↓  短く切りつめて真鍮パイプで繋いだ。



↓  接続箇所をハンダ付けで仕上げた。 ハンダは高温ハンダ(融点295℃)を使用した。 





↓  ガスボンベをセットしてテストだ・・・ 無事に点火した。





ガスコンロはバーナーの炎とゴトクの鍋底部分までは測ってみると約2cmだった。
ボイラーは固形燃料炊きに作ったので約5cmも離れている。
ここを直せばもう少しパワーが出るかもしれない。
明日はこの改造をしよう。
午後にはテストが出来るかも知れない。
何だかわくわくするよ。


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卓上ガスコンロ改造開始     - ボイラーのサイズに合わせて少しだけ小さくしました -

2012年03月18日 17時14分02秒 | 工作実習
2012/3/18 (日曜日) 曇り後雨


買ってきた卓上ガスコンロはボイラーを乗せるにはサイズが少し大きい。
余分なとろこを切り詰めればちょっとだけ小さくできる。
ガスコンロを工作するのは初めてで、上手くいくかどうか心配だが
失敗しても1980円のものだからまぁ、いいや。
というわけで卓上ガスコンロの分解を始めた。


↓  バーナー部を取り外した。




↓  ガスのレギュレーターや火力調節弁などのメカ部分を外した。
    ガスを供給する銅パイプも切断した。



↓  バーナーが取り付けてあった基部を切り取る。
    回りが広すぎて糸ノコが使えない。 仕方がないので周囲に小さな穴を開けて切り取る。



↓  ボール盤の懐が狭くて穴が開けられない。 そこで電気ドリルで穴を開けた。  



↓  穴と穴の間の繋がった部分をリューターで削って切断した。
    初めてリューターらしい使い方をしたよ。



↓  切り取ったバーナー取り付け基部。 これは後で組立に使う。



↓  切り取った基部をグラインダーで削って整形した。
    火花が散って初めてグラインダーらしく使った。



↓  ボディーの不要部分を切り取った。



↓  新しい縁を付けた。



↓  バーナーを仮置きしてみた。



↓  ボイラーの燃焼室を置いてみるとこんな感じ。



コンロの寸法を切り詰める・・・といっても幅が7cmばかり短くなっただけ。
こんな手間をかけてまで改造する必要があるのか考えものだけど、ここまで
やっては元には戻せない。
先へ進むばかりだが、何だか疲れてしまった。
今日の作業はこれで止めよう。
明日は完成するかな? 
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ガスバーナーの威力   - カセットコンロのバーナーで四角釜を炙りました -

2012年03月17日 21時53分04秒 | 工作実習
2012/3/17 (土曜日) 雨 


縦型ボイラー(四角釜)をガス炊きにしてみようとあれこれ実験をしている。
今日は先日購入したカセットコンロに四角釜を載せてガスのバーナーで
炙ってみた。

「後で台所を借りてもいい?」

「何すんの?」

「ボイラーの実験をするんだよ」

「またぁ・・・ 危ないことをしないでよっ」

「うん、大丈夫だよ、カセットコンロを使うだけだから・・・」

「終わったらちゃーんと片付けてきれいにしておいてよねっ」

「へーい、わっかりやしたぁー」

ヘ、ヘ、ヘ・・・ 上手くいったぞ、さぁ実験をはじめよう。



↓  ガスコンロを使うとなるとやっぱり台所が一番だ。 ただしお代官さまの領分だから
    いろいろ気を遣わ無くてはならないのがちょっと難点だ。  



↓  ガスの青い炎。 なかなかきれいだよ。



↓  四角釜には350ccの水を入れた。 点火してから蒸気が沸くまでは2分半ばかり。
    固形燃料4個のときは3分弱かかるからやっぱり火力は強い。



ガスバーナーで炙った四角釜と縦型スチームエンジン2号の
テストの様子を動画でご覧ください。





台所の流台の上ではテスターや可変抵抗器などを置くことが
出来なかったので、こんなテストしかできなかったが、
エンジン出力アップの期待ができそうだった。
明日(雨が降っていなければ)作業場でパワーのチェックをしよう。





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ガス炊きボイラーに挑戦か?   - 卓上ガスコンロを分解してみました -  

2012年03月16日 20時37分36秒 | 工作実習
2012/3/15 (金曜日) 晴れ


先日のエンジンパワーチェックのとき、途中で固形燃料が無くなってしまい
急いでホームセンターに出かけて仕入れてきた。
固形燃料は12個入っていて298円だった。 1個25円ということだ。
縦型ボイラーは固形燃料をいっぺんに4個燃やす。
燃焼時間は点火から燃え尽きるまでは15~16分だ。
そしてエンジンが力強く回っているのは点火から6、7分ぐらいで蒸気が
発生するまでの待ち時間を差し引くと正味時間は4、5分というところだ。
何かのテストでエンジンを回しているとき、4~5分なんてあっという間に
過ぎてしまうので何度も燃料を補給しなくてはならず面倒だ。

そこでガス炊きを目指そうと、研究用に卓上ガスコンロを買ってきた。
コンロは1,980円だった。 これなら研究で壊しても惜しくはない。
今日はこのガスコンロを分解してみた。


↓  研究用に買ってきた卓上ガスコンロ。



↓  蓋を開いてガスボンベを置くところを見てみた。 いつも使っているボンベを磁石で固定する
    方式ではなくて、レバーを押し下げてボンベを固定する方式だった。



↓  コンロの燃焼部。 



↓  燃焼部を取り外してみた。



↓  ボンベからのガスを送り込むパイプ。 先端に小さな穴が開けてある。  ここからガスが
    出てくるんだな。  周りの4つの穴は空気の取り入れ穴かな? 重要な穴なのかな?
    ここを塞いで燃やす実験をしてみなくっちゃ。



↓  ガスが燃えるところ。 



↓  ガスボンベをセットするところ。  ボンベの固定はレーバーを引くと機械的にがっちり押さえる
    ようになっている。  これだとフルサイズのボンベ専用になってしまうなぁ・・・・・
    ハーフサイズのボンベも使えるようにしなくては・・・・・



↓  コンロの心臓部、レギュレーターと火力調整弁の周り。 このネジを外せば取り外せるみたいだ。



↓  縦型ボイラーの燃焼室を置いてガスに点火してみた。 



ガスコンロの燃焼部は大きくて火力は強そうだ。
この燃焼部を取り外してボイラーの燃焼室に取り付ければいいんだよね。
早くやってみよう。

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発電機の性能を調べてみました   - 2Wを発生させるのに9,000rpm -

2012年03月15日 21時24分52秒 | 工作実習
2012/3/15 (木曜日) 晴れ


今朝は屋根が霜で白くなっていた。
でももう春だ。 寒いとは言っても日向は暑いくらいだ。
午前中は穏やかな陽気だったが昼ごろから風が強くなって
工作には生憎の午後になってしまった。
戸外での作業を中止して部屋の中で工作をした。

今までは部屋の中で使うばかりだった回転数計測アダプタは
LEDもフォトトランジスターも剥きだしだった。
それでも部屋の中で使う分には十分機能して使ってきた。
ところが最近は戸外でも回転数計測をするようになった。
そうすると戸外の明るいところではアダプターが飽和状態になって
機能しなくなってしまう事態が発生した。
そこを直そうと工作を始めた。


↓  回転数計測アダプターはフォトトランジスターが剥きだしで明るい戸外では使い物にならない。
    そこでペーパークラフトでカバーを作って外光を遮断するようにしてみた。



↓  直射日光が当たる窓際で動作確認中。 明るいところでも何とか使えるようになった。



↓  紙で作った箱を黒く塗ってできあがりだ。 今日の発電機テスト用の回転円板も作った。




回転数も計れるようになったし、それでは発電機の性能を調べてみよう。



↓  発電機性能テストの様子。 発電機はミニグラインダーの回転をフレキシブルワイヤーで
    取り出して回転させる。



↓  ミニグラインダー。 物を削るのにはあまり役立たないが、こんなときに利用できる。



↓  グラインダーの回転をフレキシブルワイヤーで取り出し、リューターとして使うことができる。
    今回はリューターの先にプーリーを取り付けてベルト掛けして発電機を回した。



↓  発電機(模型用小型直流モーター)と回転数計測アダプターの様子。



↓  負荷にした可変抵抗器(レオスタット)。
    最大150Ωなので数Ωオーダーの細かい抵抗値は扱い辛かった。 



↓  負荷抵抗の代わりに300Wの電熱器を使った。 全体で33.3Ωなので低い抵抗値の
    設定がやりやすい。 抵抗値はニクロム線をワニ口クリップで咥えて調整した。    



↓  さぁ、テストを始めよう。



発電機の性能確認の様子を動画でご覧ください。





この発電機で2Wの電力を発生させようとすると9000rpm以上で
回さなくてはならない。
こんな小さな発電機なんだから2Wというパワーを生み出すのは相当
きついのだろう。
果たして発電機の性能とはどんなものなんだろうか・・・・・
実習大好き、学科苦手の実習生にはよくわからないが、入力した力(パワー)より
出力が小さいのはわかる。
だって入力したパワーよりが大きなパワーが取り出せれば「永久機関」が出来るじゃないの?
ま、100入れて99出てくるか、100入れて10出てくるかの差だな。
それにいくら頑張っても10しか出ないものに無理やり100出そうとしたって
出てくるわけはない。
まぁ、あんまりよくわからないけど、工作したスチームエンジンは逆立ちしても2Wの発電は
出来ないだろう、ということはわかった。
残念だけど仕方が無い。






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広い野原でゆったりと    - 工作をお休みしてフィールドで遊びました -

2012年03月14日 21時51分17秒 | 野鳥撮影実習
2012/3/14 (水曜日) 晴れ


今日は穏やかな春の日になるとのこと、友人を誘っていろいろな野鳥が見られる
自然公園に出かけてきた。
カメラはテレコンを付けたコンデジ。
何か根をつめて傑作を狙うというのではなく、野鳥が出てくれればそれを撮って
遊ぶ・・・という程度の軽い気持ちのフィールド行きだった。



↓  愛用のLUMIX FZ100。 RAYNOXの2.2倍テレコンを取り付けた。



↓  対岸のかなり離れた木の枝に赤いベニマシコが止まった。
    カメラのズームは600mm相当。テレコンの2.2倍で1200mm余りの超望遠撮影だ。
         (ノートリミング リサイズ、画像補正処理)



↓  画像サイズを小さくすると更にズームがアップする。 画像サイズを7Mpixにして
    カメラのズームは844mm相当。 トータル1800mm望遠で撮影した。
         (ノートリミング リサイズ、画像補正処理) 



赤い鳥を撮ったから次は青い鳥に会いに行くことにした。
フィールドに着いておやつを用意してあげた。
青い鳥は来るかな? なかなかやってこない。
この青い鳥は友人が手懐けているので友人の姿を見せてやれば
すぐ飛んで来るはずだ。
友人は青い鳥からよく見える場所に出て鳴き声を真似して呼んだ。
おぉー、どこで見ていたんだろう? すぐ飛んできた!


↓  カメラのズームは303mm相当。 600mmぐらいの望遠撮影だ。
    ズームが足りなくて周辺にケラレが出てしまった。



↓  画像サイズを5Mpixにしてトータル2200mmレンズ相当の超望遠撮影。
    なんでこんなにでっかく撮るんだろう?  デカ撮り病は不治の病だからね・・・



↓  テレコンを外して撮影した。 カメラのズームは600mm相当。



Panasonic DMC-FZ100 はコンデジとしてはちょっと大型だ。
だけど高倍率のズームが付いているので野鳥を撮影するのには適当だ。
まぁ、高級なレンズを装着した高性能な一眼デジとは比べ物にならないが、
実習生がブログのネタに使う写真を撮るのには十分だ。
それに値段が手頃だからね。

今日フィールドで同じカメラを使っている人に出会った。
その人曰く
「FZは好いですよ・・・ 私はFZ2の時代から愛用しています。
 今Z150が発売されていますが、これはオートフォーカスが早いらしいですよ・・」

へーぇ、ついこの間FZ100を買ったばかりなのにもうFZ150なのか!
FZ150・・・・・ 良さそうだなぁ・・・・・

突然、お代官さまの顔が浮かんだ

「何バカなことを考えてるの!? 同じようなものを幾つも買って!
 もうそんなくだらないことはいい加減に止めなさい」

へーい、ごもっともで・・・・

今日一日お付き合いくださったBさん、ありがとうございました。
一生懸命演技してくれたルリビ君によろしくお伝えください。

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固形燃料4個炊ボイラーのパワーは・・・・・・

2012年03月13日 22時29分12秒 | Weblog
2012/3/13 (火曜日) 晴れ


今日はとても寒い朝で、霜が降りていた。
TVの天気予報で「寒の戻り」だと言っていた。
そんなわけで日陰の作業場での工作は辛いので
日当たりの庭で作業を行った。

小さな発電機と変速用のプーリーユニットを取り付けた
テストボードが出来たので、縦型固形燃料4個炊ボイラーと
縦型スチームエンジン2号の組み合わせでどの位の
パワーが出るのかを測定してみた。


↓  日当たりの庭で作業した。 日差しは強く、冷たい風さえ吹かなければ暑いくらいだ。



いい加減な測定方法だからいい加減な結果しか出ないが、
発電機から発生した電力は大よそ0・9V x 0.2A ぐらい。
約0.2Wの出力が得られたと思う。


確認作業の様子を動画でご覧ください。





確認をする前まではもっとパワーが出ると思っていたが
わずか0.2Wのパワーしか出ていない。
こんなわずかなパワーでは何も動かせないのでは?
ちょっとがっかりだよ。

ふと「知らぬが仏」なんて言葉が頭に浮かんだ。
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きーたぁーかぜにぃー まけたぁ・・・・   - 天気は良かったけど風が強く吹いて工作は中断 -

2012年03月12日 20時06分20秒 | 工作実習
2012/3/12 (月曜日) 晴れ  風強し



縦型スチームエンジン2号やプーリーユニット、発電機(模型用小型直流モーター)を
ありあわせの板に取り付けて出力パワーの測定準備をした。
しかし春のこの頃は庭の草花の手入れや、金魚の世話などで何かと雑用が発生する。
お代官さまの仰せに従って用事を片付けては工作に復帰するのでなかなか捗らない。
そのうち北風が強く吹いてきて作業場を覆うビニールシートが吹き飛ばされたり、
壁に立てかけて置いたケイカル板が倒されたりしてしまった。
こんな状態ではボイラーも炊けないだろう。
仕方が無い、今日の工作は中断しよう。


↓  ありあわせの板にエンジンやプーリーユニットを乗せてテスト台を作った。




↓  ウレタン丸ベルトを掛けて手で回してみた。
    どの位の変速比にすれば良いのか見当がつかないので適当に約7倍に設定した。



このプーリーユニットを組み合わせると最大約18倍の変速比にできる。
だけどこのときはとても重くてクランク軸を手で回すのも困難だ。
とりあえず7倍にセットしてベルトを掛けた。
これで果たして発電機はどの位の電力を発生するのだろう。
テストするのが楽しみだ。
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変速用プーリーユニット工作    

2012年03月11日 19時34分02秒 | 工作実習
2012/3/1 (日曜日) 曇り時々晴れ


工作したスチームエンジンを勢いよく(力強く)回そうと
努力しているがなかなか思うようには行かない。
エンジンの作り方が悪いのだろうか?
ボイラーの火力が不足なんだろうか?
あっちを直したり、こっちを取替えたり、新しく作り直したりと
いろいろやっているのだが、良否の判断基準はボイラーからの
蒸気圧力と、エンジンの回転数を確認することだけだ。
エンジン回転の力強さはクランク軸を指で押さえたりして、
判断するばかりである。

今までの経験からスチームエンジンは負荷が重くなって回転数が
落ちてくるとそれだけ蒸気の使用量が少なくなって、ボイラーの
圧力は上がってくる。
それがエンジンに伝わり、回転は遅いけど力強くなった、という
感じがする。
だからただエンジンだけが回っている(無負荷)状態では「力」
を判断することは出来ないのではないだろうか?
そこでエンジンで発電機を回してその発電能力から「力」を
判断しようと、その工作を始めた。

スチームエンジンは発電機を回すとき、きっと回転数は落ちて
ヨタヨタと回ることだろう。 その分ボイラーの蒸気圧は上がって
ピストンは目いっぱいの力を出しているはずだ。
この状態のときに発電機は高速で回転しなくてはならないのだから
スチームエンジンの低速回転を高速回転に変速する必要がある。

変速機はいろいろ考えられるが一番安直なのはサイズの異なる
プーリーを組み合わせてベルトで回す方法だ。
ベルトではスリップしたりして力の伝達は効率的ではないが
どうせいい加減な確認テストなんだから構わない。
そんなわけでスチームエンジンの回転を増速して発電機に伝える
変速用プーリーユニットを作った。

負荷用の発電機には模型用の小型直流モーターを使う。
この発電機(モーター)をどの位の回転数で回せば良いのかは
全くわからない。 
まして変速比をいくつにしたら良いのか何て全然わからない。
(実習大好き、学科苦手の実習生ですから)

まぁ、多分エンジンの回転数は200rpm以下だろう。
それを2000~3000rpmに上げなくてはならない
だろうから変速比は10倍~15倍かな?

そんなわけで最高15倍にできる変速用プーリーユニットを作った。





こんなに変速比の大きなプーリーユニットが上手く動作するかはわからない。
それに発電機を上手く回せるかもわからない。
何にもわからないけれど、“目くら蛇におじず” で実習してみる・・・
そうだよ、これが実習生だよ。







 

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縦型ボイラーの実動テスト   -完成した縦型ボイラーで縦型スチームエンジン2号を動かしてみました-

2012年03月10日 22時23分05秒 | 工作実習
2012/3/10 (土曜日) 雨


朝から降っていた雨が昼ごろ止んでくれた。
雨が止むのを今か、今か、と待っていた実習生はすぐボイラーテストの準備を始めた。



↓  固形燃料、水、周波数カウンタ(回転数計測用)などを用意してテストを始めた。



先ず固形燃料を4個炊くテストをした。
点火してから圧力が上がるまでは2分40秒あまり。
まぁまぁの性能だ。
運転中の最高圧力は0.3気圧あまり。
これは今までの運転では最高の圧力だ。
エンジンもすごい勢いで回転した。
残念ながら、このときは回転数計測アダプターのフォトトランジスターが
剥きだしで取り付けてあったので周囲の明るさで正常に動作せず
回転数は計測できなかった。
ただ、感じでは1200rpmは超えていたと思う。


そのときのテストの様子を動画でご覧ください。






エンジンが回転する勢いで作業台はぶるぶる振動してしまう。
回転数計測アダプターが正常に動作せず、回転数は計れない。
固形燃料を4個炊くと相当なパワーが出そうなことはわかったので火を消した。


ケイカル板による熱遮蔽は効果があったと思う。
ボイラーのアルミケースを触っても「熱い!」と思うけど火傷はしない。
多分70度~80度ぐらいだろう。
これなら運転中にうっかり触っても火傷をすることは無いだろう。


↓  燃焼室を取り囲むケイカル板。 一回の運転でこんなにひびが入っている。
    強度は大丈夫か心配だ。



↓  四角釜を載せているゴトクのケイカル板。 もうひびが入ってしまった。 アルミ板のサンドイッチで
    持ちこたえている感じだ。



↓  ボイラーの炊き口はやっぱり炎が噴出しそうだ。 そこで簡易な蓋を取り付けた。



回転計測アダプターフォトトランジスターにカバーを付けて明るい戸外でも
正常に動作するように直した。
そして今度は固形燃料を3個にしてテストしてみた。
やっぱり3個ではちょっと力が足りない感じだが、それでも圧力は0.2気圧を
超えて回転数は1100rpmをオーバーしていた。


固形燃料3個を燃やしたときの様子を動画でご覧ください。






だけど回転数ってどんなものだろうか?
早く回転するだけなら、初めて作ったスチームエンジンは
アルコールランプ炊きのボイラーでも1200rpmぐらいで
回転する。
このエンジンはボア15mm ストローク15mm の単気筒で
バルブはスライドバルブ式だ。
とても動作が軽くて口から息を吹き込んでも良く回る。
ただし、力は全然でない。

どうも力強さは回転数だけで決まるものではなさそうだ。
ボイラーも出来あがったし、次はパワーを計測する発電機を作ろう。


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