デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

縦型ボイラーは一応完成としよう   -まだ炉の扉や安全弁取り付けが残ってるけど-   

2012年03月09日 16時50分30秒 | 工作実習
2012/3/9 (金曜日) 雨


朝から雨が降っている。
ちょっと寒いが冬の寒さではなく、やっぱり春だ。
風が無くて雨が吹き込まないので工作はできる。
縦型ボイラーはもう少しで完成する。
よーし、工作を始めよう!


↓  釜覆いのアルミ板をネジ止めしようと作業を始めたが、何と内側は手が入らないではないか!
    頭の中で設計しているときは何でもできるつもりで工作を始めてしまうが、いざ組立で
    にっちもさっちも行かないことがある。 仕方が無いので内側部材にネジを立ててビスで
    止めた。 実習生の工作はこんなことがしょっちゅうだ。



↓  釜覆いの上部。 ケイカル板を隠すためにアルミアングルで縁取りした。



↓  少しは見栄えがよくなったかな? えっ、あまり変わらない・・・ですってぇ。 うーむ・・・



↓  固形燃料を置く皿を作る。 材料は0.5mm厚の真鍮版だ。



↓  0.5程度の真鍮板なら金切バサミで簡単に切り取れる。



↓  鋏で切り取るのは簡単で良いが、材料が反り返ってしまうのが欠点だ。 この場合は
    固形燃料を置く皿だから問題なしだけどね。



↓  万力で挟んで折り曲げた。 箱をぴったり合わせて作るのは難しい。 やっぱり歪んでしまった。
    でも、固形燃料を置く皿だから構わないけどね。



↓  四隅をリベット止めにしてロウ付けする。





↓  出来上がった固形燃料皿。  右は火消し蓋。



↓  固形燃料は燃え上がったら吹き消すことなんてできない。 都合で火を消すときはこれで蓋をして消す。



↓  出来上がった縦型ボイラー。 



縦型ボイラーは一応完成した。(テストが出来る状態になったと言う意味で)
まだ焚口の扉を付けたり、安全弁を付けたりしなくてはならないがそれは
おいおい工作していくことにしてここで一区切りをつけよう。

この縦型ボイラーは固形燃料を4個も燃やすんだから部屋の中で動作させる
わけにはいかない。
今日はあいにくの雨降りだからテストは明日にしよう。
果たしてどれだけの力を出してくれるだろうか?





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

縦型ボイラーはもう少しで完成     - ケイカル板で釜覆いを作りました -

2012年03月08日 19時16分19秒 | 工作実習
2012/3/8 (木曜日) 曇り


縦型ボイラーの筐体工作に入ってちょっと苦戦している。
四角い箱を正確な寸法で作るのはとても難しい。
大抵は歪んで座りの悪い箱になってしまう。
それに熱遮蔽?をしようと思って取り付けるケイカル板の加工も大変だ。
ケイカル板は柔らかくて加工は楽だが、削りカスが白い粉になって辺り
一面に散らかる。
手も粉で真っ白、何かに触るとそれも白い粉まみれになってしまう。
全くケイカル板の加工には閉口してしまう。


↓  ケイカル板はこんなところで加工した。 雨が降ればきれいになるだろう。



↓  釜をケイカル板で覆った。 燃焼した熱が外側のアルミ板へ直接伝わらないように遮蔽したつもり。



↓  外側はアルミ板で囲った。 ケイカル板とは隙間を設けてある。



↓  アルミ板をネジ止めして上部の飾り板を載せれば完成だ。



↓  縦型ボイラーは2階立てになっている。 





↓  上部は飾り板でもう少し体裁よくしよう。



↓  四角釜の底。 これを固形燃料4個を燃やして熱する。



四角い釜の縦型ボイラーが段々出来上がってきた。
外カバーをネジ止めして上部を体裁よくまとめれば完成だ。
その後は固形燃料を乗せる皿を作ればテストが出来る。
明日は完成するかな?




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たまには野鳥撮影にも行かなくっちゃ   - 久しぶりのベニマシコと二度目のコミミズク -

2012年03月07日 20時02分18秒 | 野鳥撮影実習
2012/3/7 (水曜日) 曇り


今日は工作をお休みして、前々から行ってみたいと思っていた
フィールドに出かけてベニマシコに会ってきた。
ベニマシコは朝から何度も姿を見せてくれたが藪の中や
枝かぶりばかりで、なかなかきれいな写真は撮らせてくれない。
でも、久しぶりにきれいな赤い小鳥をみてちょっと興奮してしまった。













    (以上の写真はデジスコ(KOWA TSN-664 + SONY W300) で撮影)


そのあとフィールドをハシゴしてコミミズクに会いに行った。
コミミズクは最初のうちは田んぼの畦や止まり棒に止まって
じっとしていたが、やがて頻繁に飛び回るようになり、
「あっ、飛んだよ!」 「あっちだよ!」 「こっちに来た!」と
何だか忙しいくらいだった。
ただ、曇り空で暗く撮れた写真はイマイチなものばかりだった。
(自分の腕を棚に上げて曇り空のせいにしてすみません)












    以上の写真は一眼デジ(CANON EOS-7D + EF300mm f4L IS USM)で撮影
           画像処理ソフトによる画像補正およびトリミング実施



コミミズクは目の前でホバリングも披露してくれた。
そして草むらに飛び降りてネズミを捕まえて見せてくれた。
そのネズミを一気に飲み込んだり、咥えてどこかに飛び去ったりと
何匹もネズミを捕らえていた。
それをみて、これならお腹いっぱいになってよかった、と
何だか安心した気持ちになった。


フィールドへご案内くださったBさん、ありがとうございました。
またどこか好いポイントがありましたらよろしくお願いします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

縦型ボイラーの燃焼室工作     -ケイカル板の熱遮蔽効果は如何に?-

2012年03月06日 19時43分09秒 | 工作実習
2012/3/6 (火曜日) 晴れ


縦型ボイラーの筐体工作を始めた。
材料は1mm厚のアルミ板だ。
アルミ板は柔らかくて工作しやすい。


↓  見取り図を参考にしてアルミ板から部材を切り取った。



↓  ボイラー燃焼室の壁になる部材に空気取り入れ穴を開けた。 10mmΦのドリルで穴を開けたが
    こんな太いドリルの穴あけは初めてでちょっと怖かった。



↓  空気穴を開けた部材。



↓  仮に組み立ててみた。



↓  燃焼室では固形燃料をいっぺんに4個も燃やす。 そこで熱が直接壁に当たらないように
    ケイカル板で熱遮蔽をするようにした。





↓  この中で固形燃料4個が燃焼して上の四角釜を熱するのだ。



ケイカル板による熱遮蔽の効果はあるのだろうか?
苦心して取り付けたが全然効果なしだったらがっかりだなぁ・・・
でも、やってみなきゃわからない。
さぁ、次は四角釜を保温するカバーを作らなくては・・・・・
当分ケイカル板と格闘しなくてはならない。
ケイカル板は柔らかくて切断や穴あけは簡単だけど、あの白い粉には閉口するよ。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

縦型ボイラー筐体の工作を始めました   -ところがボール盤が故障して大慌て-

2012年03月04日 19時42分12秒 | 工作実習
2012/3/4 (日曜日) 曇り


縦型ボイラーの四角釜は出来たのにちょっと工作をサボってしまった。
さぁ、今日からボイラーの筐体を作ろう・・・・と工作を始めたのだが・・・



↓  材料は厚さ1mmのアルミ板。 先ず四角釜を固定するゴトクになる部分を作る。



↓  四角釜より一回り大きな穴を切り抜いた。  



↓  ヤスリ掛けで整形。 ヤスリ掛けは工作の基本だ・・・って誰かが言ってた。



↓  熱を遮蔽する部分にはケイカル板を使うが、これは工作すると白い粉がいっぱいでるので
    嫌な材料だ。 でもこれを使わないとダメだから我慢して工作だ。



↓  四角い穴を開ける。 白い粉がいっぱい出るから嫌だなぁ・・・・・





ケイカル版は柔らかくて大きな穴でも楽々と開けられる。
四角く切り取るようにズボ、ズボ・・・と穴を開けて行った。
ところが急にボール盤の回転が止まってしまった。
そして電源スイッチの辺りから煙が出てきた。

「あっ、大変だ! 過熱してしまったのかな?!」

モーターを触ってみたが別に熱くはない。
煙は段々ひどくなってきた。
どうしよう・・・ ボール盤は家の壁に接して置いてある。
もし燃え出したら大変だ。
ボール盤を壁から離せるように作業台に固定してあるボルトの
ナットを外した。
そのうち煙が収まってきた。
恐る恐る電源スイッチのある蓋を外してみた。

何と・・ スイッチが焦げて端子が溶け落ちているではないか!
多分接点の接触不良で過熱して燃えてしまったのだ。
そしてそのときの煙が噴出してきたのだ。
なんてぇこったい。














まずこのボール盤を直さなくてはならない。
定格からみると2Aぐらいあればいいかも知れない。
ジャンクボックスをかき回してスイッチの代わりになりそうな
ものを探した。
大分古いスナップスイッチが2、3個見つかった。
その中で一番電流容量が大きいものを使うことにした。


↓  焦げたスイッチを良く見ると 16A 125V と書いてある。  ジャンクボックスの
    スナップスイッチは125V 6A だ。 ただし2回路用だから並列に使えば12Aに
    なるはずだ。 何とかなるだろう・・・(これが実習生の悪いところ 何とかなるだろう
    は禁物なのに) 


↓  それでもやっぱり心配だからどの位の電流が流れるか確認してみた。
    交流の電流を測るのは初めてだ。


↓  起動時には8A近く流れる。(デジタルは瞬時には計測できない。 実際にはもっと多く流れてるかもしれない。)



↓  運転中は2A弱だからまぁ大丈夫だろう。



↓  そのうちもっと容量の大きなスイッチに取り替えることにしてとりあえず6A×2の容量で修理した。





こんなことで大分時間を費やしてしまった。 工作再開!


↓  ケイカル版を切り抜いて四角い穴を開ける。 そしてヤスリで削って整形する。



↓  この白い粉をみてください。 辺りは何だかホコリっぽくて体に悪そう! 
    作業台を掃除するのが大変だった。



↓  出来上がったゴトク。  





↓  四角釜をゴトクに取り付けた。





さぁ、次は炉の工作だ。
もうそろそろアルコールだとか固形燃料とかは卒業しなくてはならないが
今回は留年ということで固形燃料を燃やす炉にしよう。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬と春    -2月は冬、3月は春です-

2012年03月03日 20時30分54秒 | 野鳥撮影実習
2012/3/3 (土曜日) 晴れ


今日は桃の節句、雛祭りの日だ。
天気も穏やかで春が来たのを実感した。
でも、まだまだ寒い日もあるだろう。

  暑さ寒さも彼岸まで

これも昔から言い伝えられた諺だ。

先日、2月29日は久しぶりに庭に雪が積もった。
今日は工作もお休みしたのでブログ更新のネタがないから
この冬の雪の日と、今日の春の日の梅の花の画像で
お茶を濁しておこう。


↓  雪の日の餌場。 右の小屋には剥きヒマワリの種を、中央のモクレンの枝には落花生を、
    そして左側の目の粗い篭には砂糖水とリンゴを置いてある。



↓  こんな日には小鳥達がよく餌を食べに来る。 メジロは一日中庭で過ごしている。







↓  シジュウカラも沢山やってくる。 そしてそれそれお気に入りの餌場で食事だ。



↓  いつも居間の中からおやつを投げてあげているので今日もガラス戸を覗いて催促している。
   ハイ、ハイ、いま投げてあげるから待ってってね・・・・



そして春の日の今日、鉢植えの紅梅がきれいに咲いてくれた。
ここを舞台にして撮影会をして遊んだ。














シジュウカラもメジロも大分慣れてくれた。
鉢植えの草花に水をあげたり、庭で仕事をしていてもすぐ近くまで
やってきて餌をついばんだり砂糖水を舐めたりしている。
ここの人間は怖くない・・・ということを知ってるみたいだ。
そうだよねぇ、もう10年近くお付き合いしてるんだからねっ・・・


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そろそろアルコールとか固形燃料を卒業したい  -超小型ガスバーナーを入手-

2012年03月02日 21時30分20秒 | 工作実習
2012/3/2 (金曜日) 雨


昨日はあんなに良い天気だったのに今日は冷たい雨が降り続いている。

「春に三日の晴れ間なし」  昔の人はうまいことを言ったもんだ。

作業場は雨水で濡れてしまったので今日は机の上で作業した。
今まではボイラーの熱源にアルコールランプや固形燃料を使っていたが
これでは火力が弱くてエンジンを力強く回すことができない。
そこでガスを燃料にして見ようとカセットコンロで実験してみたが
流石にガスは火力が強い。
今までヨタヨタと頼りなく回転していたエンジンが見違えるように
勢い良く動作してくれる。

よし、そろそろアルコールや固形燃料は卒業してガスを使ってみよう。
とは思ったもののどんなガス器具を使えばいいのか見当が付かない。
友人からアドバイスをしてもらって“G-Stove”というバーナーを
入手した。
G-Stoveはとてもコンパクトだ。
そして普通のカセットボンベも使うことが出来るので便利だ。

今日はこのバーナーを使って縦型ボイラー用の四角釜を炙ってみた。


↓  G-Stoveはこんなにコンパクトだ。 (これは収納時)  



↓  ケースを開いてバーナーをセットするとこうなる。 右手のボンベ取り付け口にカセットボンベを
    取り付ける。 最初は取り付け方がわからず、使えなかった。(専用ボンベじゃないと使えないと
    思い込んでしまったので・・・大失敗でした) 





↓  エンジンは相当高回転して振動すると思って回転数計測アダプターはエンジン本体に固定した。



↓  机の上を作業台にしてテスト開始だ。



↓  バーナーに点火。 ボーっ、と音がして青い炎が立ち上がった。



G-Stoveで四角釜を炙って実働テストしたときの様子を
動画でごらんください。





蒸気の圧力は相当高くなってエンジンは勢い良くぐるぐる回ることを期待して
圧力計や周波数カウンターを凝視していたが、今回は思ったほどのパワーは
でなくてちょっとがっかりだった。
四角釜が大きすぎるのかな?
でもカセットコンロではまぁまぁの回転だったんだけど。(回転数は不明)
また新たな検討事項が出てきた。
いつになったら小型で強力なスチームエンジンが完成するんだろう?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

縦型ボイラー工作 四角釜が出来上がりました   -四角い釜工作は結構面倒でした-

2012年03月01日 22時09分10秒 | 工作実習
2012/3/1 (木曜日) 晴れ


今日から3月。 いよいよ春がやってきた。
実習生の季節管理では3月、4月、5月が春なんだよ。
庭には昨日降った雪が残っているが、暖かい陽気で工作もしやすい。
いつも着ている工作用上っ張りも脱いでしまった。


↓  昨日のチェックで漏れがあることはわかっていたが、これから正確な場所を確認する。



空気漏れのチェックの様子を動画でご覧ください。





↓  空気が漏れているリベット穴を塞ぐためロウ付けをした。    難しいだろうと思っていた
    穴塞ぎだったが案外簡単だったのでその他全部のリベット穴をロウ付けしてしまった。



リベット穴ロウ付けの様子を動画でごらんください。




↓  漏れ穴が全部塞がったのでロウ付けのために広く取っていた淵(のり代)を切り取った。



↓  切り口をヤスリで削って整形した。



↓  最終空気漏れチェック。 念には念を入れてもう一度確認しました。



最終空気漏れチェックの様子を動画でご覧ください。





↓  やっと出来上がった縦型ボイラーの四角釜です。



↓  定時間(4時半)までには時間があったのでカセットコンロで炙って動かしてみました。



四角釜の実働の様子を動画でごらんください。





何日かかっただろう。
やっと縦型ボイラーの四角釜ができあがった。
(まだ安全弁の工作が残っているけど・・・・)

高さは100mm
横幅は95mmの四角形。
煙管は8Φパイプを25本も立ててある。
水は満タンで800ccも入る。

こんなヘンテコな釜を作るのは実習生ぐらいのものだろう。
世の中の笑いものにならなければいいのだが・・・・・・
(もう、手遅れかな?)

さぁ、次はこの釜を載せる筐体の工作だ。 がバロー!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする