デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

心配事を一つクリアーできた    - シリンダ固定フランジのロウ付け成功 -

2013年12月28日 18時15分45秒 | 工作実習
2013/12/28 (土曜日) 晴



先日試作した単動式シリンダーにエンジン本体に固定するための
フランジを取り付けた。
エンジン本体にしっかり固定するためにはシリンダーをがっちりと
保持できるフランジでなくてはならない。
フランジをどうやってシリンダーに取り付けるか・・・・

ハンダ付けか?
ハンダ付けでは強度に問題がありそうだ・・・・

ロウ付けか?
ロウ付けではシリンダーに赤熱するほどの熱を掛けるから変形が心配・・・

ロウ付けでタガを作ってそのタガの中にシリンダーを置いて周りをハンダ付け?
うーん、これは何か大げさだなぁ・・・・

あぁーでもない、こぉーでもない、と悩んでなかなか先へ進めない。
しかし、いくら悩んでも解決の足しにはならない。
ダメもとでやってみるのが一番だ。



↓ ちょっと気が早いけど、今度工作しようと思っているエンジンの見取り図。
    ボアー13mm ストローク15mmの単動式V型4気筒だ。
    ピストンバルブをクランク軸に平行に置くので長くなっても気にならない。





↓ フランジは22mm×22mmの四角形。 これをシリンダーの裾に嵌める。



↓ いつもヤスリ掛けばかりでは能がない。 回転砥石で削ってみるか・・・・



↓ ダメだ・・・ 削った面はきれいだけど、なかなか削れなくてじれったくなってしまう。



↓ やっぱりオイらにはヤスリ掛けが一番だ。 さぁ、あともう少しだ。



↓ シリンダーに嵌めたフランジ。 これをロウ付けで固定する。



↓ シリンダーとフランジは直角になっていないとまずい。 まっ平らな新しいロウ付台に慎重にセットして作業した。



↓ ピストン頭部の穴塞ぎ。 これはハンダ付けだ。(高温ハンダ)



↓ 側面に流れないように慎重にハンダ付けだ。



↓ フランジをロウ付けしたシリンダーと頭部の穴を塞いだピストン。



↓ シリンダーの下部(開口部)からみたところ。 コンロッドはまだこれから加工する。




シリンダーとフランジのロウ付けは特に問題はなかった。
変形は起こらず、ピストンはスムーズに動いてくれた。


その様子を動画でご覧ください。





これで心配事が一つ解決できた。
だけどまだまだ心配事はある。
一つひとつ、解決していかなくてはならない。
新しいエンジンが出来上がるのはまだまだ先のことだ。
(もしかしたら挫折して投げ出すかもしれない・・)
まぁ、時間だけはたっぷりあるんだからあせらず行きましょう・・・か。




 
コメント (4)
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