デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

スクリューの工作

2013年03月13日 19時26分20秒 | 工作実習
2013/03/13 (水曜日) 晴れ 強風(南風が吹き荒れた)


先日(11日)、幼児用ビニールプールに水を張ってボートを浮かべてバランス調整を行った。
その後ボイラーに火を入れてエンジンを回して牽引力を測ってみた。
牽引力は400g~500gで2号エンジンのときとほとんど変らなかった。
3号エンジンはパワー測定では1W(ワット)以上の電力を発電できて2号エンジンの3倍以上の
パワーがあるのに、牽引力は上がらない。
何でだろう? スクリューとの相性が悪いのだろうか?
現在のスクリューは直径80mmもあり相当大きい。
そこで今度は直径が60mmのスクリューを作ってみることにした。



↓ 直径60mmのスクリューの型紙と材料。
   羽根は1mm厚真鍮板。 羽根を取り付けるハブは12mmφの真鍮丸棒だ。



↓ 型紙を当てて羽根をかたどる。



↓ 1mmぐらいの厚さなら金切りバサミ(キリバシ(切箸))で切るのが簡単だ。



↓ 鋏みを使うにはちょとしたコツがある。 バカと鋏みは使いよう・・・なんて諺もあるほどだ。



↓ 輪郭線のとおり切り取る。 鋏みで切り取ると材料が歪んでしまう。 これがちょっと欠点だな。



↓ 金槌で叩いて平らに直して後はヤスリで削って整形する。



↓ 3枚の羽根を取り付けるハブを置いて確認。



↓ プロペラシャフトを通す穴を開ける。  
   トースカンとVブロックを使ってハブのセンターを割り出す。





↓ 割り出したセンターにポンチを打つ。 真っ芯にポンチを打つのはこれがまた難しい。



↓ ハブ(12φ)にプロペラシャフトを通す穴(3.1φ)を開ける。 



↓ ハブに羽根を嵌めこむ溝を刻む。(カナノコで切る)



↓ ハブに羽根を嵌めこんで耐火ボードの上に置いて(120度のマークに)半田付けで固定する。






↓ 出来上がったスクリュー。 直径60mmの3枚羽根。



朝のうちは風もなく穏やかだったが昼前から南風が強く吹き出し、
埃で目も開けられないくらいになった。
今日の工作はこれで止めとこう。
あーぁー、春先は風が強くて嫌いだよぉー・・・・
雨にも負けず、風にも負けず、とはいかないよ。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする