デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

こんなに回転が重くては・・・・  縦型スチームエンジン3号のテスト準備

2013年03月05日 22時22分07秒 | 工作実習
2013/03/05 (火曜日) 晴れ


最終組み立てが完了した縦型スチームエンジン3号のパワーを
確認する準備を始めた。
一枚のボードにエンジン、回転増速用プーリー、発電機などを
取り付けていく。
プーリーの組合増速は約4.1倍。
組み上がった発電機構を手で回してみたがとても重い。
ベルトがスリップしてしまうほどだ、
果たしてこれで発電機は回るのだろうか・・・ 不安だ。


↓ ボードに取り付けたエンジン、プーリー、発電機など。
   プーリーは2段でエンジンの回転を約4.1倍して発電機(小型DCモーター)を回す。






↓ 手でプーリーを回してみるととても重い。 無負荷でもこんなに重いのでは0.5W発電は
   出来るのだろか? 不安になってきた。




↓ エンジンの回転数を測るのには小さな永久磁石を張り付けた回転板を使う。
   この小さなテスターに組み込まれている周波数カウンターは波の数を数えるのではなく、
   波と波の間の時間を計測してその値から周波数を計算しているのだ。
   だからエンジン軸が1回転しただけで正確な回転数がわかるのだ。 たいしたもんだ。  






↓ 人間コンプレッサーでエンジンを回してセンサーが機能するかチェックした。 小数点3桁まで
   表示されている。 (3.945と表示中)



自分の作業部屋にボイラーやボードを持ち込んでテストするつもりだったけど、
強力ボイラーを動かすのはちょっと怖い。
やっぱりテストは明日、外でやろう・・・・・・
コメント (2)
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今度こそ本当の最終組み立てに   - 縦型スチームエンジン3号工作 -

2013年03月05日 09時06分54秒 | 工作実習
2013/03/04 (月曜日) 晴れ


縦型スチームエンジン3号の慣らし運転ももういいだろう。
そこで一旦分解して各部を清掃してから再組み立てをすることにした。
何度目の分解、組み立てだろう・・・・・
今度こそ本当の最終組み立てにしたいものだ。


↓ これが最後の再組み立てになるように・・・・念じながら分解を始めた。



↓ シリンダーの蓋を開けてみた。 中は案外きれいだった。



↓ ピストンバルブの取り外し。




↓ 配管のシリコンチューブがこんなに汚れていた。



↓ バルブとスリーブ内部をきれいに清掃した。



↓ シリンダーも取り外して内部をきれいに清掃した。  ピストンにはかなり傷がついていた。



↓ シリンダー下部のデッドスペースには細かい切り屑やゴミが溜まっていた。 



慣らし運転中に気になることがあった。
排気パイプをペンチで押さえてエンジン全体の圧力を1気圧程度に上げたところ
シリンダーの下部の蓋の隙間から水滴が落ちたのが見えたのだ。
慣らし運転では0.1気圧程度の圧力だから全然漏れはなかったのだが、
1気圧もかかるとわずかな隙間からでも蒸気は漏れてくるのだ。
シリンダーを取り外したので、ボイラーからの蒸気で静的な圧力をかけてチェック
してみた。


↓ 左側のシリンダーのチェック。



↓ 1気圧がかかっても漏れはなかった。



↓ 右側シリンダーのチェック。 0.4気圧ばかりで蓋とフランジの隙間から水滴がみえた。



↓ 1気圧に近づいたら猛烈に漏れ出した。 蓋とフランジの密着がまずいんだな。



↓ 蓋とフランジに接着剤を塗ってシールすることにした。 これは以前2号エンジンのときに
   やったことがるのでその効果は証明付だ。




↓ 再組み立てを始めた。 これが本当の最終組み立てでありますよぉーに アーメン・・・






↓ 1気圧以上がかかってもチューブが吹っ飛ばないようにバンドで締め付けた。




↓  チューブも初めはこんなにきれいなんだけど・・・・・



↓  最終組み立て完了。 人間コンプレッサーで回してみると今までの中で一番軽く回ってくれた。



縦型スチームエンジン3号の最終組み立てが完了した。
明日からはいよいよ性能確認テストだ。
目標は0.5Wの発電だ。
うまくいくだろうか・・・・・・・・

コメント (2)
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