デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

思いっきり深いピッチのスクリューを作ってみましたが・・・・・

2013年03月25日 20時42分00秒 | 工作実習
2013/03/24 (日曜日) 曇り



何とかエンジン換装を終えたスチームエンジンボートを水面に浮かべて走行テストを
行っているが動きがのろくてがっかりだ。
水槽(ビニールプール)に浮かべての牽引力チェックではスクリューのピッチが
浅い方が牽引力が強かったのでスクリューピッチの設定は浅目、浅目・・としてきたが
よく考えてみると、水槽での牽引力チェックの場合はボートは停止状態から動き出すの
だからピッチが浅い方が力は出るはずだ。
しかし、ボートが走り出して速度が出てくれば今度はピッチが深い方がスピードは
出るはずだ。(飛行機のプロペラや船のスクリューはこれらを考慮してピッチを変え
られるようになっている。(可変ピッチ))
よーし、今度は思いっきりピッチが深いスクリューを作ってみるぞ・・・・・・


↓ こんなに深いピッチのスクリューを作った。 テストが楽しみだ。







早速フィールドに出かけてテストしてみた。
ところがボートの動きは一層、のろくなってしまった。
こんなはずじゃぁーなかったんだけど・・・・・・・・
そこで再びピッチを浅くする方向でテストしてみた。
うん、やっぱりピッチは浅い方が動きは良くなる。


そのテストの様子を動画でご覧ください。


homemade steam engine boat 130324_スクリュー・ピッチテスト




ピッチが浅い方がボートの動きは良い。
それじゃ、もっとピッチを浅くしようと思ってスクリューの羽根を捻ったら
半田付けの部分がポロリっと外れてしまった。
半田付けが下手だったこともあるが、大体何度も捻ったり曲げたりする部分は
半田付けでは強度が不足だ。
これは前々から気にはしていたが、去年の夏、実習生が初めて作ったモーターボートの
スクリューをロウ付けで工作したときに羽根が溶融してしまった経験から、以後
この工作は半田付けで済ませていたのだ。
しかし、今回はロウ付けにするしかない。
慎重に作業して何とかうまくいった。


↓ ロウ付けで固定した羽根を持つスクリュー。 材料が高熱で変色してしまった。



↓ ハブと羽根はロウ付け(銅ロウ)だから強度は十分だろう。



↓ ピッチは浅目。 今度は強く捻っても大丈夫!




さぁ、このスクリューでボートの動きはどうなるだろう?
明日のテストが楽しみだ。
(また、がっかりするのかなぁ・・・・・・)

コメント (6)
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