湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

朝の雨音

2007年02月18日 | 日常生活
 三浦・下見同行ランの翌朝は少し強めの雨が降っていた。目が覚めてまず耳に入ってきたのは、その雨音だった。普段は嬉しくない雨空にどこかホッとした気持ちになったのは、きっと前日の高速巡航が無関係ではないのだと思う。雨に守られて、心地良く疲れた体をしっかり休めることができるような気がしたのかもしれない。

 最近少し思うのだけれども、親しくなりたいという気持ちはあるにもかかわらず、いざ会って話をするとつい相手を遠ざけてしまったり、相手と距離を置くようなことばばかりを発してしまったりするようなところが僕にはある。おそらくそれは照れから来るものだったり、あるいは極力正直になろうと努めてのことだとは思うのだけれども、照れる必要なんかまったくないし、そんなに正直になる必要もないんだろうなと最近少し感じたりしている。

 正直にことばを発しようとして、相手にとって面白くない話をしたって意味がないじゃないか。少なくとも訊かれたからって何でも正直にこたえる必要はなかったのだと思う。

 と、今更考えても仕方のない少し前の出来事を、冷たい雨を眺めながらこの朝少しだけ悔やんだりした。でもまぁ、たまにはそんな朝も悪くない。そういう時間だって僕にとってはきっと必要なのだ。

三浦・下見同行ラン

2007年02月17日 | 自転車生活

                       ひっさびさの集団走行。見事に一度も先頭には出なかった。す、すみませんでした。

 普段はひとりで走ってばかりのわたくしですが、本日は3月10日の下見に出かけられる方々と一緒に三浦半島を走らせて頂いてきました。3月10日はかなり盛大なオフ会になりそうなので楽しませて頂くだけでは申しわけない、少しでも何かお手伝いさせて頂けなければ!と思っての参加だったのですが、終始誰かのお尻につきまくり、終始お気楽に楽しんでばかりで、すっかりお手伝いゼロ!の下見同行ランになってしまいました。

 滑川交差点の集合には間に合わず、馬堀海岸と観音崎をショートカットして久里浜港で皆さんに合流できたのがだいたい10時20分頃。皆さん、寒い中お待ち頂いてすみませんでした。横須賀からTETさんに電話したとき、皆さんはすでに浦賀あたりだったということなので、実はかなりお待たせしてしまったのでは(汗)

 さて、ここで今日の下見ランに参加の皆さんにご挨拶。幹事役のmasaさんTETさん。東京からはるばるのばっちゃんさん。それからこんさんとはじめましてのTonyさんですね。よろしくお願いします。

 で、久里浜港から久々の集団走行。こんなふうに集団で走るのは実に学生時代以来ですね。というわけで、ものすごく新鮮です。ただ手信号なんかは久し振りだったので、飛べない鳥が羽をひらひらさせてるような自信のない手信号になっていたかも。まっ、それも少し走ったら慣れたけど。

 三浦海岸を颯爽と通り過ぎ、


ヒップバッグのたすき掛けって意味わからなかったんですが、こういうことだったんですね。masaさん

 三浦の大根畑越しに霞んだ房総を眺め、



 あっという間に剣崎へ。「ゆっくり走る予定です」という前日のTETさんからのメールと全然話が違う(笑)

 剣崎からは昼食ポイントのひとつであるエナ・ビレッジへ。このエナってのは僕はなんかの略だと思っていたのだけれども、江奈湾のエナだったわけですね。「なるほど」と思いつつ、騙された気がするのはなぜだろう?このエナ・ビレッジでmasaさんが当日の昼食交渉。「当日はブロガーがいっぱいやって来るので、料理よろしくお願いしますね!」ということばはお店には相当なプレッシャーになったのでは(笑)

 さて今日は下見のはずだったんですが、最大の懸案である昼食ポイントが決まったこともあって、ここでTETさんから城ヶ島カット案が出ます。で、その案が全員一致で面白いくらいにあっさり通ってしまいます。結構お腹が減りはじめていたので、飯だ飯だ!という気に皆多分なっていたのだと思います。

 というわけで、ここから佐島の海辺までは一気に。ただmasaさんお薦めの油壺経由の小刻みなアップダウンが想定外でちょっときつかった。でも確かに晴れたらかなり景色良さそうだし、一般コースの引橋までの一直線の上り坂を回避できるので確かにこちらのほうが楽しいかも。今度からは僕もこちらを走るようにしよう。とくに天気の良い日は。

 そして何時かわかりませんが、かなりお腹が減ってきた頃に佐島の海辺に到着。海辺はあいかわらずの繁盛振りで少し待たされたあとようやくテラスで昼食。冬らしい寒々しい天気だったということもあって、温かいもののほうがいいかなと僕は天丼の大盛りで頼んでみた。えっと、途中から写真は皆さんが撮ってくれるだろうと、すっかりお気楽モードになってしまって全然写真撮らなかったんですが、天丼とっても美味そうだったし、実際とっても美味しかったです。大盛りでお願いしたからか腹を減らしたサイクリストにも充分なご飯の量だったしかなり満足でした。海辺は一応ご飯のお代わり無料だけれども、丼物の場合ご飯だけお代わりするのはかなり寂しいものがあるので、最初から大盛りを頼むに限りますね。と自分の適切な判断に自画自賛。こういうところがわれながら“小さい”んだよな。別に自画自賛するほどのことじゃないだろうってば。

 この海辺での会話で、こんさんが今日誕生日だということが判明。おめでとうございます!夜はしっかり祝ってもらえましたか?海老で鯛は釣れましたか?

 昼飯を食べたらすっかり動くのが嫌になってしまいましたが、体も冷えてきたし、雨も心配なのでそろそろいかないとまずいですね。そういった意味では今日はテラスで正解だったかも。暖かい店内だったら根がはってしまった可能性がかなり高いので。

 佐島から滑川交差点まではTETさんが引きます。えっと結局終始高速巡航なんですが、当日は当然もっとのんびりいくんですよね?葉山の御用邸前でこんさんを見送り、滑川に到着して、脱力してコンクリートに座り込んだときは妙にホッとした。ここで少し休憩して、また江ノ島までTETさん先頭で走り、そこで僕とばっちゃんさんが離脱ですね。なんか全然お役にはたちませんでしたが、ほんと1日ありがとうございました。

 僕的には大人数でのオフ会前に、集団走行に慣れる機会をもてたのがすごく有意義でした。普段は景色を見ながらのんびりということが多いので、ついつい今日なんかもよそ見をしてふと自分の世界に入り込んじゃうことがあったんでんですよね。でもそうなると手信号が遅れたり、気づいたら前と接近しすぎたりということになるのでその点を気をつけないといけないなと思ったりしました。それから車間距離は確かに詰め過ぎでしたね。チームロードの練習じゃないんだから、スリップに入れないくらいでちょうど良さそうです。当日は気をつけたいと思います。

 とそんなこんなの久々の集団走行体験だった本日の下見ラン。何のお手伝いもできなかったけれども、結論は「楽しかったからまぁいいか」ですね(笑)当日も難しいことは抜きでこの精神でいきたいと思います。

 皆さん、今日はありがとうございました。あっ、それからDNSで一緒に走れなかったDEEさん、残念でした。10日にご一緒できるのを楽しみにしてます!

日付またいで鎌倉往復

2007年02月16日 | 日常生活
 旅行に出かけている母親から、「お父さんひとりだと好きなだけ晩酌をして酔っ払って怪我でもしかねないから、戻れるときはなるべくこちらに戻ってきて泊まって欲しい」と頼まれていたこともあって、昨夜は実家で過ごした。えっと、心配する母親には申しわけありませんが、僕が行ってもそれなりにはお酒飲んでましたね。父-酒好き、母-酒嫌い(憎んでいる?)、僕-普通、ということで許容できる酒量も違ったりするのだろう、多分。



 夕方の江ノ島から鎌倉への移動は、追い風に乗って軽くペダルを踏んでも40kmとかそういう世界。少し漕げばすぐに50kmオーバーになってしまうのだけれども、急な横風に煽られたりもしたのでだいたい42kmくらいの巡航で鎌倉まで走った。楽で良かったけれども、もしこれが片道切符でなかったならば海に出た時点で引き返してましたね、絶対。



 朝はうまい具合に風はほとんどおさまっていた。少し気温が低く感じられたけれども、気持ち良く江ノ島に戻ってきた。



 ここ最近あまり自転車に乗れてなかったので良い気分転換になったかな。昨日も今朝も富士山バッチリというのも良かったです。

ステム破断その後

2007年02月15日 | 自転車生活
 13日14日と部屋を空け、今日戻ってきてPCを立ち上げたらITMからメールが届いていた。もっと詳しい写真を送って欲しいという最初の返信がITMから届いたあとしばらく、僕は詳細な写真を送るのを怠っていた。正直、ちょっと面倒臭くなってしまっていたので。でも向うからそういう要求が出ている以上、やはりちゃんと写真を送って相手の対応を見届けておいたほうが良いなと思ったのが12日のこと。それでようやくブリヂストン号から破断したステムを外してあらためて破断面の写真を撮り、13日朝にメールに添付して送付した。

 ITMからの返信は13日の夜には届いていたようだ。その返信の内容は以下の通り。

 破断箇所の写真受け取りました。
 われわれの技術者は写真を見て、溶接ラインが完全ではなかったように思えると言っています。従ってわれわれは壊れたステムの代替品として新しいステムを送付する準備をするので、あなたが希望するサイズなどを正確に知らせて欲しい。
 (以下~、スレッドがいいか?アヘッド&スレッドアダプターがいいか?ヘッドサイズは?など実際的な質問が続き)
 返信お待ちしています。


 あまりに素早い返信だったので、「写真受け取りました。これから破断原因を調査します」とか「やはり写真では判断しにくい」といった内容のものかとてっきり思ったら、いきなり「溶接が完全ではなかったようです」といったことが書いてあって少し驚いた。送った写真は先日こちらでアップしたものよりかは見やすいかもしれないけれども、基本的にはそんなに大差ないレベルのもの。にもかかわらず、こんなにすぐに返事が来るということは、やはり最初の報告の時点ですでに溶接不良があったという認識を向こうは持ったのではないかと思わざる得なかった。

 溶接が完全ではなかったという返信がもらえたのは良かったのだけれども、会社としての公式な回答、解決策を連絡して欲しいというこちらからの要求にたいして、代替品を送るといった内容だけの回答は少し残念に感じた。それから前回今回ともにこちらにたいする謝罪のようなものが一切ないのはなんとなく気持ち的にすっきりしなかった。メールではこちらも最低限必要なことしか書いていないので(それには代替品の要求は含まれていない)コミュニケーション不足もあるのだとは思う。それから文化の違いといったこともあるのだとは思う。それでももう少しなんとかならないものなのかと割り切れない気持ちになった。

 ただそうは言っても、向こうが自分たちの非を認め、代替品を送るというのであればそれはそれでもう仕方ないような気も同時にした。すべてが自分の思い通りになるわけではない。それに使用期間がどうこうとか、使用方法がどうこうといった細かいこと抜きで、溶接が完全ではなかったときちんと認めたのはそれはそれで評価に値するような気もした。なので、納得のいかないところももちろんあるけれども、とりあえずこの件はこれでお終いということにしようと思う。新しいステムが届いたら、その報告とともに今後はこういったことがないようしっかり品質管理を行って欲しいといったことは書くつもりではいるけれども、もうそれ以上のことはするのはよそうと思っている。正直なところ完全に納得のいくまでやりとりをする自信もないので。

 そんなわけで今回のステム破断というトラブルは、メーカー側が溶接不良を認め、代替品を提供するということで終結することになります。そのことをとりあえずこちらでご報告させて頂きます。そして代替品が届いた時点で、今回の件に関連して思ったことや考えさせられたことをまた少し書ければと思っています。 

春一番あれこれ

2007年02月14日 | 日常生活
 昔知り合いと飲んでいるときに「春一番って知ってる?」と訊ねたら、う~ん・・・と少し考えたあとに真顔で「風でしょ」とこたえられて絶句したことがある。ちょうどその頃は芸人・春一番が結構頻繁にテレビに登場していた時期だったので、僕は当然そちらの春一番について訊ねたつもりだったのだ。た、たしかに風で間違いないんだけれども、風のほうの春一番をわざわざ「知ってる?」って訊ねたりはしないと思うんですが・・・とそのとき思ったのをすごくよく覚えている。

 芸人・春一番が吹き荒れたなら、それはそれで面白かったと思うのだけれども、そんな風のほうの春一番が吹き荒れたこの日。普段はほとんど乗り降りしないとある駅のホームに僕はいた。そして、そこでディパックから読みかけの本を取り出そうとしたところ、折り曲がらないように本と本のあいだにはさんでいた食事券がホームにひらひらと落ちてしまった。幸いその線路はホームの風下になっていたので、強い風にとばされることなく、落ちた食事券は僕のすぐしたの線路の砂利の上でとどまっていてくれた。そこで悩んだのがその食事券を拾うかどうかということ。

 電車がやってくるまでの時間は約2分。おそらくその場所であればぴょんとホームから飛び降りてほんの10秒もあれば拾うことができたと思う。ただ駅員に断りもなくそんなことをすれば注意を受けるだろうことは目に見えていたし、いい歳をして食事券のためにそんなことをしていいものかとも迷った。ただ、もし駅員を呼んできたとしたら時間的に列車到着前にホームに降りるのは無理だろうとも思った。そして列車が入ってきてしまったならば、その風圧によって食事券は空に舞い、そのまま春一番の風にのってどこかに飛んでいってしまうだろう・・・

 とそんなことを、砂利の上から見事に動かない食事券をじっと眺めながらあれこれ考えていたら、結局死を覚悟しないと線路に飛び降りられないというタイミングになってしまった。すごく残念ではあったけれども、そうなってしまえば諦めるしかない。いくら僕でもさすがに500円×2枚分の食事券のために命は投げ出せない。電車が入ってくると同時に、その食事券は列車の下で不規則に旋回し、やがて僕の視界から去っていった。春一番の風のなかを舞う姿を見ることができなかったのが少し残念だった。せっかくだったらどこまでも飛んでいく紙飛行機を眺めるように、その食事券が飛んでいく姿を見ていたかったのだけれども。

 ところで僕は毎年春一番が吹くと、「掃除しなくちゃなぁ」と後ろめたい気持ちで思ったりする。これはやはりキャンディーズの

 ♪春一番が~ 掃除したてのサッシの窓に~♪

 という歌詞を条件反射的に思い出してしまうだろうからだと思う。窓掃除なんて全然やってないものなぁ。僕のところなんか逆に春一番のせいでたまった埃がきれいに吹き飛ばされたりしてね。

 まっ、何はともあれ春一番。もうすぐ春ですね。そしたらもっと走りやすくなりますね!

 ♪1、2、3~ 3つ数えて イチ、ニ、サン~♪ 行くぞぉ! 
 ♪わたしたち~ 走って ゆくんですね~♪ ダッー! 

 ・・・春が近づいて暖かくなってくると少し頭のおかしい人間があらわれてくるものですが、そんなときは顔をしかめずにそっと微笑みがえししてくれると結構嬉しかったりするのだと僕は思う。

信号あれこれ

2007年02月13日 | 自転車生活
 信号は嫌いだ。いちいち信号で停まるのは面倒だし、疲れる。だから少し先に見える信号が赤だったりしたら適当なところでペダルをとめて、なるべく信号で停まらないですむようにする。そしてそれでも信号が赤のままであれば、もちろんそこで停止する。信号が嫌いだからといって交通ルールを無視するわけにはいかないし、無謀なことをして痛い目にも遭いたくない。それからこういうご時勢だからみっともないことをして、結果自分たち(自転車乗り)の首をしめるようなことになっても困る。さらにこのブログのアクセス数が少しずつ増えてくるにつれて、「六畳一間の奴が信号無視してた!」と言われるのも嫌だなと思って、いっそう走行中のマナーに気をつかうようになったりも。えっと、これって多分に自意識過剰なんですが、R134なんかは本当に大勢の自転車乗りが走る道だし、僕が乗っている自転車ってブリヂストン号にせよ、MTBにせよ、lemondにせよ、そんなには同じ自転車を見かけないので。とまぁこんなことを言っても、おっとっとという感じで停まれないときも実はたまにはあるのだけれども、とにかく嫌いだけれども信号は守るようにしている。

 ただ、そんな嫌いな信号をありがたく思うこともときにはある。少し頑張って練習のような走りをしているときなんかは赤信号を嬉しく思うことも結構ある。そこで休めるから。ハーハーと心拍数をあげて走っているときは、ほんの1分くらいの信号待ちで復活することも案外少ないのだ。ロングライドの後半なんかも同じようなことが言えて、信号待ちでの休憩で体力を少し回復できたりする。だから少し先に見える信号が赤で、よぉ~しあそこの信号で休むぞぉと思って交差点に到着したところでパッと青信号になったりするとかなりがっくりする。えー、まだ走らなくちゃいけないのと思ったりする。信号が青になったらなったで自分の意思でちゃんと停まって休憩をすればいいのだけれども、ペダルを止めるのすら面倒臭く感じることもありますものね。走っているときって。

 それから集団走行で息を荒げ、必死に千切れまいと走っているときなんかだと、信号が見えるたびに「赤になれ。頼むから赤になってくれ!」と怨念を込めて念じさえする。僕はあまりこういう経験は少ないのだけれども(速いからではなく、そういう種類の集団走行の経験が少ないので)、何度かはこういったことを本気で念じたことがある。もうまさに体力の限界、気持ちの果てというときに信号が赤になってくれるとものすごく嬉しいし救われた気になる。信号にお礼を言いたい気持ちになる。もっとも、その救いはほんの一時的なものなんですけどね。

 まっ、いろんなケースがありますが、とにかく信号はきちんと守らねばなりませんね。信号守っていたって危ない目に遭うことだってあるわけだから。

少しだけ海岸線を

2007年02月12日 | 日常生活
 天気に恵まれた3連休。僕にはあまり関係のない3連休。 

 今日は午前中に少しだけ海岸線を流した。もうこの時点で陽射しはポカポカ。鎌倉の滑川交差点にある広場に自転車をとめて、15分くらい海を眺めてぼんやり。目の前の輝く海を見ながら、3月 10日はここに何台の自転車が集まるんだろう?と考えたら気持ちが少しどきどきしてきた。

 走っているときはちょっとだけ集団走行を意識した。なにせこの10何年、大人数で走ったりしてませんので。ひとりであれば行っちゃうけど、何人かで走るんであればここは停まるべきところだなとか、手信号はしっかり出せるかなとかそんなことを気にしながら少し注意深くペダルを漕いだ。かなり楽しみで、ちょっぴり緊張してるんだと思う。

 当日も今日のような素晴らしい天気になるよう、それまでは良き行いを心掛けよう。

注意、注意

2007年02月11日 | 自転車生活
 LEMONDで走行中、左折しようとしてきた乗用車に巻き込まれそうになる。相手の乗用車がすぐにブレーキを踏んでくれたおかげで、転倒したりはせずにすんだのだけれども一瞬ヒヤッとした。

 乗用車は僕のことにはまったく気づかなかったようだ。そして僕もその乗用車が左折しようとしていたことにはまったく気づかなかった。ウィンカーは出してましたか?と一応訊ると、ちゃんと出してましたとドライバーは言う。う~ん、全然気づかなかった。そんなにぼーっとしていたつもりもないんだけどな。

 交差点に入る前にちゃんと左側に寄らなかったのが良くなかったな、とそのドライバーは言った。こちらもちょっと注意が足りませんでした、と僕は言った。幸い体も自転車も問題はなさそうだった。車にはバーテープがこすれた痕が少しあったけれども手でぬぐえば消える程度のものだった。なので、とにかく大きな事故にならなくて良かったです、お互いこれからはもう少しちゃんと注意しましょうと言い合って、とくに名前や電話番号は交換することなくその場で別れた。

 こういったことはもちろん起こらないほうがいいに決まっているのだけれども、どちらかの、あるいは双方のちょっとした不注意でこういった接触事故が起きてしまうことももちろんある。そういうときにどういった対応をとるかはなかなか難しいのだけれども、今回の場合はまぁこれで良かったんだろうなと思う。たとえ別れたあとにちょっとした不良箇所を見つけたとしても。大きな事故になってしまえばそんなことは言ってられないけれども、車道を走る以上、車も自転車も対等という部分も当然あると思うのでやはり自分の注意不足を棚にあげることはできない。

 とにかく、毎年それなりの距離を走るわけだから、もっと注意深くあらねばと思った。たとえ相手だけが悪かろうと、車との事故であれば大きなケガをするのは自転車のほうだし。ちょっと反省でした。

ようやく、なのだが

2007年02月10日 | 日常生活
 この日ようやくブリヂストン号のステムを古いデュラのものに交換。がしかし、先日書いたようにクランプ径の違いのためにしっかりハンドルを固定することができずにがっくり。クランプ部がフルオープンのものであればとりあえず問題なく使えるんですけどねぇ。あまり気が進まないけれども、面倒だからなんちゃってアヘッドにでもしようかなぁ。

 この晩は地元で軽くお酒を。そして帰宅後、読み進めていた本をよぉーーーやく読了。驚き、興奮、疲労などなど様々な感情が込みあげる。しかしこちらもこのままでは終わらないのであった。もう1冊、違った立場から書かれたものを読んでおきたいので。というわけで、少し頭を休めてからそちらにとりかかったのだが、さすがに途中でギブアップ!これはお酒のせいではなく、完全に内容のせいですね。結局この晩はそのまま寝た。寝るっきゃない、という感じだった。

 もっとも、ここ数日こんなふうに振り回され、のみ込まれていたのは決してその本のせいだけではないと思う。実は自分でもうまく説明のつかない感情にかなり僕自身が苛々していたりもしたので。そんなときだからこそ、余計な気持ちはうっちゃってそこに集中しようとしたのかもしれない。まぁいずれにせよ、そうした気持ちもだいぶ落ち着いたので、これからはまたあらためて日々の日常を送っていくことにしよう。

 とついでに、ようやくエントリーのほうもあと一歩のところまで。でもそのあと一歩がなかなか遠かったりするのだった。あぁー

開きなおることも大事なことだと思ふ

2007年02月09日 | 日常生活
 先日食べ損ねたあんこう鍋の予約をこの日再度試みる。そのお店は本当に人気店のようで、結局2週間近く先の夜9時からしか予約が入らなかった。実はこの前も9時からなら予約とれたんだんだよなぁ。でもそれじゃちょっと遅すぎるからと結局キャンセル待ちにかけることにしたんだけど・・・。この冬の課題のひとつであるあんこう鍋がクリアできることになったのはまぁ嬉しかったのだけれども、自分の判断の悪さが少々悔しかった。

 他のこの冬の課題というと、大船で鴨鍋というのがある。でもここもなかなか予約がとれず苦戦。この冬わが身に課した課題はこのように実に困難を極めるものだったりするのだ・・・というのは冗談ですが、暖冬にもかかわらず鍋はあいかわらず大人気なんだなということを実感。鍋おいしいですものね。仕方ないですね。

 この日の通勤はLEMONDで。ブリヂストン号を早いところ何とかしなくてはとあらためて思う。それからたまっていくエントリーに少しずつ気持ちが焦ってくる。毎日着実にひとつづつたまっていくエントリーが金貸しの利子のように思えてくる。そして雪だるま式に増えていく利子に、「もうどうとでもなれ、返せんものは返せん!」と開きなおる人のような気持ちになんとなくなったりも。そしてすぐに「いや待て、まだなんとかなる」などと思いなおしたりするのだ・・・。あぁアホらし。

 読み進めている本はそろそろ佳境に。それにつれて気持ちが確実に疲労しはじめているのがわかる。それでもその本を読み進めてしまうのは、ある種の惰性とそこにあるこちらの感覚を圧倒し、麻痺させるような何かのせいなのだと思う。