湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

なかなか飽きない里山

2007年02月06日 | 自転車生活
 ここ最近いい感じで休みが入っていたけれど、それもこの日でお終い。これから少しまともな休みがなくなってしまう。そんなこの日はどんなふうに自転車に乗ろうかと前夜も当日の朝も悩んだのだけれども、結局先日と同じように読みかけの本とクライミングシューズをザックに入れて三浦の山へ向かうことにした。普通の舗装路と違って、山道ってえっとなかなか飽きないんで。



 この日も暖かい小春日和。ウィンドブレークジャージは最初からザックのなかに入れて、ユニクロのヒートテックと薄手のフリースという格好で走り出した。ところで、ユニクロのヒートテック下着はこの冬はじめて購入してみたのですが、これかなりいいですね。こんなにお安いのにユニクロすげぇ!となんだか過剰に感激してしまいましただ。



 この日は少々体が疲れ気味だったこともあって、完全にポタポタモード。山頂までの上りもの~んびりとペダルを漕いでいきました。で、山頂ではまた本を出して、30分くらい読み進めた。途中港のほうから霧笛が聞こえ、なんとなく懐かしい感情がよぎる。



 さてそのあとはまたシングルトラックへ。ここ最近はずっと晴天が続いているので、道は乾いていてとても快適なコンディションです。



 一部激しくぬかるんでいる場所もあるにはありますが、あまり陽の差し込まないような道もしっかりとドライになってます。



 この日は新しいコースを探索がてら有名な梅林を目指したのですが、下りはほとんど担ぎになっちゃいました。ここは三浦半島の山道探索2度目のときに通っているはずなんですが、こんな道だったんですね。あのときはそんなところばかり通っていたので、強い印象が残っていなかったのですが、まさかこんなに全然乗れないとは。僕はまぁそういうのも結構好きですけど、乗ることだけが目的であればちょっときついんじゃないかなって思いました。



 そんなこんなでたどり着いた梅林だったのだけれども、見頃には全然程遠い状態でした。残念!



 でもなかにはこのように気の早い白梅も。



 見頃にはまだ早いのにこの日も結構人が出ていたので、見頃のときには多くの人が訪れるのだろう。そうしたら自転車を押してここを歩くのはちょっときついだろうな。僕は山のほうから来たので仕方ないところがあるのだけれど(言いわけ)、サイクリングは禁止!ってしっかり大きな看板があったんで、たとえ押していてもあまり良い顔はされないだろうなと思った。道もこんな感じで狭いですからね。

 さて、押しと担ぎで梅林を出た後はやはり、



 天丼の岩松ですね。この日は結構お腹がへってたんで海鮮丼の大盛りにしちゃいました。減量も大事ですが、なかなか食い気はおさまりません。一応体重のほうは正月から減りこそすれ増えてはいませんが。で、この日は屹立する穴子がシャッターを押す前に中折れ。ちょっと痛そうです?

 食後はものすごくビールを飲みたくなったのだけれども、なんとか頑張って耐えた。ここで飲んじゃったら走れなくなっちゃいますからね。もう少し外で本を読みたいと思っていたんで、ヴェルニー公園で本を読みながらビールという案も思い浮かんだんですけど、そしたらなんかそこで終わってしまいそうな気がしたんでやめておきました。

 で、満たされたお腹を抱えて16号を北上してこの日は素直に鷹取山へ。そしてこの前と同じ場所で1時間くらい岩で遊んだ。そのあとは別の岩場に移動して、陽のあたる岩に寝転んで本を読んだ。そして結局最後まで読み終えて、少しその岩の上でうとうとした。



 そのあとはまた新たな山道へ。どこに出るのかよくわからないこういう探索が最近なかなか楽しいです。まったく土地勘のない場所だったら少し心配になったりするのだろうけど、だいたいこのあたりであれば適当に走っていれば見知った場所に出るので安心して知らない道に入っていけます。



 ただこの日は下り終えた場所が、ゲートに閉ざされた全然人気のない変てこりんな場所で少し焦った。一瞬どこかの施設のなかのような気もしたのだけれども、そういうわけでもなさそうだった。多分山のなかまで道は伸ばしたもののほとんど使い途はなく、不法投棄を避けるためにゲートで閉鎖してしまったか何かなのだろう。まぁ何はともあれ、少し下っていったらちゃんと民家があらわれたのでホッとした。

 さてこれからしばらくあまり自転車に乗れなくなっちゃいますが、実は僕の職場はいつもの山道の出入り口までほんの10分くらいの場所にあったりするのです。冬のあいだMTBでの通勤が増えるのは実はそんな理由だったりします。