湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

注意、注意

2007年02月11日 | 自転車生活
 LEMONDで走行中、左折しようとしてきた乗用車に巻き込まれそうになる。相手の乗用車がすぐにブレーキを踏んでくれたおかげで、転倒したりはせずにすんだのだけれども一瞬ヒヤッとした。

 乗用車は僕のことにはまったく気づかなかったようだ。そして僕もその乗用車が左折しようとしていたことにはまったく気づかなかった。ウィンカーは出してましたか?と一応訊ると、ちゃんと出してましたとドライバーは言う。う~ん、全然気づかなかった。そんなにぼーっとしていたつもりもないんだけどな。

 交差点に入る前にちゃんと左側に寄らなかったのが良くなかったな、とそのドライバーは言った。こちらもちょっと注意が足りませんでした、と僕は言った。幸い体も自転車も問題はなさそうだった。車にはバーテープがこすれた痕が少しあったけれども手でぬぐえば消える程度のものだった。なので、とにかく大きな事故にならなくて良かったです、お互いこれからはもう少しちゃんと注意しましょうと言い合って、とくに名前や電話番号は交換することなくその場で別れた。

 こういったことはもちろん起こらないほうがいいに決まっているのだけれども、どちらかの、あるいは双方のちょっとした不注意でこういった接触事故が起きてしまうことももちろんある。そういうときにどういった対応をとるかはなかなか難しいのだけれども、今回の場合はまぁこれで良かったんだろうなと思う。たとえ別れたあとにちょっとした不良箇所を見つけたとしても。大きな事故になってしまえばそんなことは言ってられないけれども、車道を走る以上、車も自転車も対等という部分も当然あると思うのでやはり自分の注意不足を棚にあげることはできない。

 とにかく、毎年それなりの距離を走るわけだから、もっと注意深くあらねばと思った。たとえ相手だけが悪かろうと、車との事故であれば大きなケガをするのは自転車のほうだし。ちょっと反省でした。