湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

信号あれこれ

2007年02月13日 | 自転車生活
 信号は嫌いだ。いちいち信号で停まるのは面倒だし、疲れる。だから少し先に見える信号が赤だったりしたら適当なところでペダルをとめて、なるべく信号で停まらないですむようにする。そしてそれでも信号が赤のままであれば、もちろんそこで停止する。信号が嫌いだからといって交通ルールを無視するわけにはいかないし、無謀なことをして痛い目にも遭いたくない。それからこういうご時勢だからみっともないことをして、結果自分たち(自転車乗り)の首をしめるようなことになっても困る。さらにこのブログのアクセス数が少しずつ増えてくるにつれて、「六畳一間の奴が信号無視してた!」と言われるのも嫌だなと思って、いっそう走行中のマナーに気をつかうようになったりも。えっと、これって多分に自意識過剰なんですが、R134なんかは本当に大勢の自転車乗りが走る道だし、僕が乗っている自転車ってブリヂストン号にせよ、MTBにせよ、lemondにせよ、そんなには同じ自転車を見かけないので。とまぁこんなことを言っても、おっとっとという感じで停まれないときも実はたまにはあるのだけれども、とにかく嫌いだけれども信号は守るようにしている。

 ただ、そんな嫌いな信号をありがたく思うこともときにはある。少し頑張って練習のような走りをしているときなんかは赤信号を嬉しく思うことも結構ある。そこで休めるから。ハーハーと心拍数をあげて走っているときは、ほんの1分くらいの信号待ちで復活することも案外少ないのだ。ロングライドの後半なんかも同じようなことが言えて、信号待ちでの休憩で体力を少し回復できたりする。だから少し先に見える信号が赤で、よぉ~しあそこの信号で休むぞぉと思って交差点に到着したところでパッと青信号になったりするとかなりがっくりする。えー、まだ走らなくちゃいけないのと思ったりする。信号が青になったらなったで自分の意思でちゃんと停まって休憩をすればいいのだけれども、ペダルを止めるのすら面倒臭く感じることもありますものね。走っているときって。

 それから集団走行で息を荒げ、必死に千切れまいと走っているときなんかだと、信号が見えるたびに「赤になれ。頼むから赤になってくれ!」と怨念を込めて念じさえする。僕はあまりこういう経験は少ないのだけれども(速いからではなく、そういう種類の集団走行の経験が少ないので)、何度かはこういったことを本気で念じたことがある。もうまさに体力の限界、気持ちの果てというときに信号が赤になってくれるとものすごく嬉しいし救われた気になる。信号にお礼を言いたい気持ちになる。もっとも、その救いはほんの一時的なものなんですけどね。

 まっ、いろんなケースがありますが、とにかく信号はきちんと守らねばなりませんね。信号守っていたって危ない目に遭うことだってあるわけだから。

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6 コメント

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わかるなぁ (こん)
2007-02-13 23:55:31
>少し先に見える信号が赤で、よぉ~しあそこの信号で休むぞぉと思って交差点に到着したところでパッと青信号になったりするとかなりがっくりする。

これ、わかるなぁ。自分で休めばいいんだけどそうも行かないんですよね。
いつもなら何で赤になるんだ~って思ってるのに、この時ばかりは何で青になるんじゃ~って。勝手ですね(笑)

信号を守るのは当たり前にみんなが感じてくれると良いですね。自転車は車両ですからね。信号無視とか一時不停止とか車道逆走行為とか、ちゃんと罰金とればいいのにね。きちんと自転車が車両であることをPRして、きちんと取り締まれば、自転車がどういう乗り物かみんな分かってくると思うのですが。
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同感 ()
2007-02-14 07:59:39
私もなるべく停まらないようにしてます。
単にまだクリートを外すのが苦手だからですけど(笑

信号は守っていますが時々疑問に思います。
自転車は歩行者用信号でしょうか。自動車用信号なんでしょうか。
私は小さい交差点では自動車用。大きい交差点では(車が怖いから)歩行者用って自分の中で決めてますが。

すみません。最後質問になってしまいました。
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僕は (masa)
2007-02-14 22:35:38
あんまり考えたことないなぁ…
信号が赤なら停まる!だけッス。
停止線の直前までは漕ぐ!の人だからです。
青のなっちゃったらそれも運命と漕ぐ人だからです。

信号を確実に守る、というのは自分のブログの影響も大きいです。
自分の自転車、自分のこと、日ごろのエントリーを知ってる人が
見てないとも限らない、という理由と共に、
交通ルールを守る、ということの気持ちよさもあるのですね。
自己満足かな?

仁さん、僕も悩みます。
誰が答えをしってるのだろう。
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まぁ、あれだ (あきら@双龍)
2007-02-14 23:18:19
ちっこい交差点で 子供も止まってるじゃん。
10歩も歩けば行けそうなとこで見通し良くて
車なんか来てなくても。
これなんだよ(笑)

はい、T字路でとぼけますが・・・(欧米か?!)
(。_゜☆\  チャンチャン♪
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やっと最近 (yuzito)
2007-02-15 21:02:59
□こんさん

 走っていると不思議と休むに休めなくなっちゃうときってありますよね。そんなときの青信号の連続は、ホント都合良すぎですがかなりこたえます(笑)

 集団走行時はともかく、1人で走るときは実は僕は結構ルーズ派だったんです。だから信号に関しても基本的には守るけれども・・・といった感じでした。でもようやく最近信号くらいはしっかり守らなきゃという気になってきました。それにはやはり自分でこんな自転車のブログをはじめた影響がかなり強いような気がします。今回こんなエントリーをしちゃったので、これからはいっそう注意深くならないとまずいですね(笑)

□仁さん

 僕の場合はストップ&ゴーによる体力的消耗を防ぐのが目的ですね。でもそれにはクリート外す回数を減らしたいという理由ももちろんあります。あれはあれで面倒なので。となると、つまり要は面倒だからってことになるかもしれませんね(笑)

 えっとこんなことを言っていいのかわかりませんが、僕は結構都合よく歩行者用と車用を使い分けちゃいます。車の流れに乗れてるときは車用、うまく乗れそうもないときは減速して歩行者用といった使い分けが多いです。車用と歩行者用の信号の色がそれぞれ違うときは青のほうを優先しちゃいます(歩行者用のときはもちろん減速して)。でもそれもそのときの危険と相談しながらです。ただこれが正しい方法なのかは皆目わかりません。本当のところはどうなんでしょうね?と僕も最後は疑問形です。
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自分のブログに自分の首絞められた (yuzito)
2007-02-15 21:26:13
□masaさん

 省エネ目的で僕は信号の色見て、足とめちゃいますね。それにたいしてmasaさんは信号でも直球勝負ですね(笑)

 信号のことをしっかり考えるようになったのは、僕も間違いなく自分のブログのせいです。エントリーのなかにも書きましたが、自意識過剰かもわからないけれどもやはりみっともないことはできないなと思うようになりました。それから信号以外でも山道走ったり、ゲート封鎖された林道走っちゃったりするわけだから、まぁ信号くらいはしっかり守るようにしなきゃなとも思ったりしました。でもって、(当たり前のことなんですが)小さな信号も守るようになると、自己満足かもわからないけれども確かに気持ち良いですね。それから気持ちがあくせくしなくなりました。

 今後もこの調子でやっていけたらと思います。

□大将!

 ほとんど車も人も通らないようなちっこい交差点で何の疑いもなく信号待ちをしている子どもを見ると、なんとなく明るい未来を見たような気になりますね(笑)。やっぱ、あれが大事っすかね。

 きちんと意味がとれているか結構心配ですが、R134なんかではT字路おとぼけ結構やってました。でも今年になってからはちょっと変わったかも、です。

 ただ今回のエントリーはちょっと自分の首絞め過ぎうちゃったかなと今少し後悔です(笑)
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