湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

のみ込まれる

2007年02月07日 | 日常生活
 自分でも把握できない感情を、把握できないなりに、流れる水をすっとすくうように表現できたらどんなに楽だろうと思ったりする。でも、それは実際はとても難しい。うまくすくおうとすればするほど、それはそこにあるそのときの感情から離れていってしまう。そんなことを強く感じたこの日。

 そんなことを思ったのは、読んでいた本のせいだけではない。ただその本を読みながらいろいろな気持ちが次々に湧きあがってきて、それにのみ込まれそうになったのもまた事実である。ひと息ついて気持ちを切り換えよう、そして(このブログについて言うならば)たまったエントリーを何とかしておこうと思ったにもかかわらず、結局うまくことばを発することができなかった。

 そんなふうにして、僕はそれにのみ込まれることに決めた。

 えっと、この日は山道を走らないにもかかわらずMTBで通勤。たとえロックアウト機能があって舗装路も走りやすいとはいえ、ブリヂストン号のような使い勝手の良い自転車がない不便さをだんだんと感じてきた。ただフレームじたいを交換するかどうか迷っている今、新しいステムを買うのはちょっと惜しい。一応使っていないスレッドタイプのステムもあるのだけれども、それはクランプ部がフルオープンにはならないので交換が面倒。さらに26mm用の昔ながらのステムで、25.8mmのハンドルをしっかり固定できるのか?という疑問もあり(後日無理と判明)、結局ステムの交換は行なわなかった。早いところきちんとした処遇を決めないといけないな。