湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

自転車少年記

2006年07月26日 | 日常生活
昨夜、部屋でゆっくりと『自転車少年記』を読んだ。
自分にも覚えがある懐かしい風景が描かれたとても素直で優しい物語。
そこにある風や匂いは確かに僕も感じてきたものだった。
けれども、当たり前のことだけれども、
いまではそうしたものがとても遠いものに感じられる。
そのことを悲しんだり、寂しく思ったりはまったくしないのだが、
そんなことをこの小説を読みながら思ったりしたのだった。