湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

クーラーがない生活

2006年07月16日 | 日常生活
朝の海岸線を走って少し前に帰宅。
天気はあいにくの曇り空。
にもかかわらず、海には朝から結構な数の人が繰り出していた。
その多くがサーファーで、海水浴客はまだわずか。
時間がもう少したつと、その数が逆転していくのだと思う。


湘南海岸公園ボードウォーク

ところで最近僕はみっともないくらいに蒸し暑さを憂いているけれども、
その理由は僕の部屋にはクーラーがないからである。

一応言っておくと、僕の部屋にエアコンがないのは、金銭的事情のためでなく、ある種の成り行きのせいである。
その成り行きの詳細は省くけれども、そんなわけでとにかく僕はクーラーのない生活を送っているのである。

ただ夏の暑さは確かに僕の体力を消耗させはするけれども、以前の記録を見ると僕はクーラーがなくても結構楽しく夏を過ごしている。だから今年とくに僕が夏の暑さにへこたれているのは、もっと別の理由のせいなのかもしれない。

クーラーのない生活を少しでも快適にしようと、僕はささやかな抵抗をしている。

冷蔵庫にはいつも煮出した麦茶や烏龍茶が冷やしてある。
少しでも陽射しを弱めるために、窓の外にはすだれがかけてある。
ひどく蒸し暑い夜にはシーツの肌触りが気持ち悪いので、ゴザをベッドに敷いて寝たりもする。

こうしたささやかな抵抗と扇風機によって、なんとか僕は毎年夏を凌いでいる。僕のアパートはちょっとした高台に建っているので、風通しが比較的良いのも救いになっているのだと思う。

夏の暑さは確かにきついけれども、こんな生活が僕はあんがい嫌いではない。夏は暑いものだし、昔の人はそんな暑い夏をエアコンなしで過ごしていたのだし(と思うようにしている)。しかしそのわりには、最近僕は蒸し暑さを強調してばかりでしたね。さすがにいい加減自分でも、そうした言動が見苦しくまた暑苦しく感じてきました。というわけで、これからは「夏なのだから」と暑さを受け入れていくようにしたいと思います。そして「暑いから」と自転車に乗る気が起きないことも自然なことなのだと思うことにします。






ささやかな暑さ対策。でも次に引っ越すときは絶対にエアコンを買うと思う。