湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

80km

2006年08月16日 | 自転車生活
一昨日の美ヶ原高原サイクリングで走った距離は83km。
そのうち70km以上が勾配のきつい上りか下りで、
平坦部分は松本駅から浅間温泉までの5kmと、上諏訪下諏訪間の5kmのみだった。
これはまぁ僕がそういうコースを立てたからそうなったわけで、
決して信州が悪いわけではないけれども、些かバランスが悪く感じた。
もう少し平坦の距離があったほうがバランスが良かったかなと思った。

で、そんなことを考えていて思い出したのが、江ノ島からのヤビツ峠往復80km。
よくよく考えると、この80kmは素晴らしくバランスがとれているように思える。
峠の上り下りで約24km。残りの56kmが海沿い川沿いの平坦。
時間的にも平坦を走るのが2時間強、上りが40~50分、
そして下りが20分程度ととてもバランスが良い。

そんなことを考えていたら、湘南の海から丹沢の峠を走る
こんなコースが簡単にとれる環境がとても恵まれているように思えてきた。
そしていつものヤビツ往復コースをなんだかすごく走りたくなってきた。

というわけで、夕方遅い時間からですが走ってきました。ヤビツ峠。



追い風を受けて快調に走り、相模川を越え、



金目川沿いを遡った。



そして夕暮れ時のなんとなく懐かしい風景のなかを名古木まで走った。

名古木からは、やはりいつものようにタイムを計って上る。
もうほとんど陽は暮れ、路面のギャップもほとんどわからない。
そんななか淡々とヤビツの峠道を上る。
景色が開けた場所からときどき見える秦野の町の夜景が美しく輝いていた。

そしてようやく峠着!



タイムは44分38秒。
とりあえず、前回ブリヂストン号で走ったときよりかは速かったので良しとしよう!
こういう地道な積み重ねを続けていればきっと秋頃には良いことがあるだろう!

あたりは真っ暗なので峠からはゆっくりと慎重に下る。
お尻をサドルから浮かし、体の力を抜いて、
ちょっとした路面のギャップに対応できるよう注意を払う。
車のライトが近づいてきたらさらに徐行し、
場合によっては停車してやり過ごした。

しかしそんなふうに下っていても、
夜の涼しい空気の中を下るのはとても気持ち良かった。
そんなに標高が高いわけではないけれど、
体にあたる丹沢の天然の涼風はどんな冷房よりも快適だった。

で、今回の夜ヤビツのご褒美がこれ↓





三脚なしなのでうまく撮れなかったのがすごく悔しいんだけれども、
菜の花台からの夜景はほんとうに素晴らしかったです。
走りに行く前にかなり悩んで、重くなるからと結局持っていかなかったんだけど、
折り畳み式のミニ三脚を持っていくべきだったよ!
でも、しっかりとその場で楽しんだので、こちらも今回はこれで良しとしよう!

名古木から江ノ島までは、〆の平坦路。
オールアウトするもよし、クールダウンするもよし!
でも今日は途中で力尽きて、ブルベでもないのにコンビニで・・・


子供の小遣いじゃないけど、300円しか持ってなかったもので・・・

まぁ、そんなわけで最後をうまく〆ることはできませんでしたが、
一昨日に引き続き、本日も充実の80kmを満喫致しました。
美ヶ原も素晴らしいけど、地元・神奈川も侮れません。