湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

わずか数センチ、数ミリの大きなよろこび

2006年08月28日 | 自転車生活
サドルとハンドルを交換し、ステムを少しあげたら、ブリヂストン号の乗り心地がまったく変わった。

ハンドルは左右にわずか1cmずつ幅が広がっただけなのに、いままでとは比べものにならないくらい上体が安定するようになった。ステムの上げ幅は多分1cmにも満たないにもかかわらず、だいぶ上体が楽になった。おかげでいままで感じていた窮屈さはほとんど感じなくなって、大きなポジションで自転車に乗れるようになった気がする。またこのブリヂストン号は、フレームがフルアルミ、ホイールもテンション高めで、乗り心地がちょっと硬かったのだけれども、楽なポジションがとれるようになったことで、その硬さもだいぶ軽減された感じがする。

少しおおげさだけれども、おかげで新しいフレームを手にしたような気がしてちょっと嬉しい気持ちになってしまった。ハンドルにせよ、ステムにせよ、それぞれ変わったのはほんの数センチ、数ミリなのに、そのわずかな違いがもたらしてくれたよろこびは想像以上に大きかった!

交換したサドルもリーガルに比べればかなり快適な乗り心地で、こちらも交換は正解だったようだ。どうやら僕のお尻には幅のあまり広くない、細身のタイプのサドルのほうが合うようだ。それにリーガルはちょっと硬すぎのような気もした。デザイン的には気に入っているだけにとても残念なんだけど。

さらに乗り心地の変化には交換したバーテープの影響も大きいように思った。いままで巻いていたのは特売か何かで買ったビニールテープのようないかにも安っぽい薄手のもので、ほとんどクッション効果はなかった。今回は普通のコルクのテープを巻いたのだけれどもやはりこちらのほうが全然いいですね。バーテープのクッション効果をこんなにありがたく感じたのはもしかしたら初めてかもしれないと思ったのと同時に、いままでは必要以上にブリヂストン号の硬さを感じてしまっていたのではないかと思った。

なにはともあれ、この夏に関していえばlemondを差し置いてすっかりメインバイクと化しているブリヂストン号に乗るのが、これからさらに楽しくなりそうだ!

もっともブリヂストン号がメインバイクと化しているのは、気安いというのが一番の理由だったりもするんですけどね。