湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

セカンド・レーサーでヤビツへ

2006年05月10日 | 自転車生活
今日は夕方からであれば走りに行けないこともなかった。ただ、ちょっと疲れ気味だったんで少し悩んだんですよね。でもこれからの週間天気予報を見れば、すべての日が曇りか雨マーク。それに昨日の自転車通勤チャリダーさんのエントリーに刺激されたこともあって、やはり走れるときに走っておくべきだと思い、結局走りに行くことにしました。

ただ走りに行くと決めたものの、どこを走るかでまた悩みます。やはり坂を走りたいから湘南平か湘南国際村にでも行くかなぁ、なんて思ったりもしたのですが、江ノ島からだと少し近すぎるような気がする。それじゃヤビツに行っちゃうか、と思いはしたものの、いつものあのきつさを思い出すと、走ると決めた決意もついつい揺らいでくる。う~ん、困った。

そこではたと思いついた。ヤビツに行くにしても、レーパン、レーサージャージ、レーサーシューズで行かなきゃいいや。そしたらいつものようにムキになってしまうこともないだろう。そうだよ、ヤビツにサイクリングをしに行けばいいんだ。で、せっかく普段着みたいな格好(と言っても短パン、ロングTシャツです)で走りに行くんだから、帰りに先日断念した大船のジンギスカンに寄って軽く酒呑んで肉食ってくればいいや。おぉ、なんと素晴らしい計画。

そんなことを思って、普段のlemondのレーサーではなく、ほとんど通勤でしか使わないブリジストンの黄色いレーサーにまたがって16時少し前に部屋を出た。

江ノ島から名古木までは毎度のコース。でも今日はサイクリングなんだからと思って、ヤビツに向かうときはあまり撮ることのない地元の景色を少しパチリ。


鵠沼橋から江ノ島


えぼし岩が(一応)遠くにみえる~♪


金目川沿いから雲のなかに浮かぶ富士山が見えた

と、そんな感じで名古木の交差点までやってくる。もし気分が乗らなかったり、疲れちゃったりしたら今日は途中で引き返そうなんて思っていたけれども、しっかりここまで来てしまった。で、ここで悩んだのがタイムを計るかどうか。でもこのフロントトリプルのレーサーで、そして普段よりかは負荷の軽い走りでどれくらいのタイムが出るのか単純に興味があったのでやはりタイムは計ることにする。

普段は52×39の13~25というギアで走っているが、今日は52×42×30で13~23というギア。なので30×23のインナー・ローなんて使わないだろうなんて思っていたら、上り始めてさっそくインナー・ローに。いやいや、えらそうなことを思っていながら、あればしっかり使ってしまうのだった。そして普段いかに無理をして上っていたかが身をもってわかった。

でも軽いギアのおかげでいつも大変な思いをして上る蓑毛のバス停までの上りも、(あくまで)いつもよりかは楽に上ることができた。で、その先も30×23を多用して上り続ける。まぁタイムはどうだかわからないけれども、確かに普段よりかは楽だ。そんなこともあって、普段なら絶対にしない(というかできない)のだけれども、今日は走りながらウエストバッグからデジカメを取り出して1枚だけ景色を撮ってみた。でも、これは全然ピンボケでお話にならなかった。

そんな感じで上っていたら途中から尿道が結構痛くなってきた。普通の短パンだと結構負担がかかるんですね。なので、少しのあいだ立ち漕ぎを混ぜながら走る。



そんなふうに走って、ようやく峠に到着。タイムは46分5秒。思ったよりもはやかった。もう少しかかると思ったので嬉しいんだけど、微妙に複雑な気分だ。lemondで死にそうに走って50分弱だった3月のヤビツは何なのだ?同じくやはりキツキツで45分弱だった4月のヤビツは何なのだ?

この2ヶ月、僕としては結構走ったので少し鍛えられたのかもしれない。でも、それにしてもとも思う。う~ん、やはりフロントトリプルが効果的だったのだろうか?やはり僕の足には52×39というのは厳しいのだろうか。それだったら悩んでいたコンパクトクランクをlemondに導入しても良いかもしれない、などとしばし悩む。

そんなことを峠で少し考えていたら寒くなってきたので、ウエストバッグからウィンドブレーカーを取り出して下ることにする。そして下りながら、もう一度今回のタイムについて考える。そして思う。多分死にそうになって走っても、普通に(と言ってもそれなりに一生懸命走ってます)走ってもあまり変わらないのだ。そういえば死にそうになって走っているときのほうが、今日のように力を抜いて走っているときよりも、無駄にエネルギーをロスしている気がする。よし、今度lemondで来たときはもう少し力を抜いて走ることにしよう(タイム激落ちだったりするかもしれないけど)。そんなことを考えて名古木まで下った。


日が暮れる前に名古木まで下らねば。


菜の花台の向うにもうっすらと富士山が

名古木からはそのまま大船に向かうつもりだったのだが、どこかから悪魔の囁きが聞こえてきた。湘南平に寄らなくていいのかい?誰の声だかわからないが(まぁ僕の声なのですが)、そう言われては仕方ない。もう日はほとんど暮れてしまったが湘南平にも寄ることにしよう。


湘南平へはやはり前回同様にコンビニのところからタイムを計ることにする。まぁヤビツを走ってきたことだし、タイムが悪くても気にならないから。で、ここでもインナー・ローを駆使して上る。しかし、やはり湘南平の直線の上りは軽いギアでもきついです。


結局コンビニから湘南平の道路終点までは9分9秒だった。やはり前回よりも遅いですね。でも表ヤビツのときはほとんど、それだけでうんざりして部屋に直行するのに今日は湘南平にも寄り道する元気があったのが嬉しい。

いままで湘南平に来たときはすべてレーサーシューズだったので展望台には寄らず、そのまま引き返していたのだけれども、今日はせっかくSPDシューズなのだからと展望台にも寄ってみる。そして僕は、あらためて今日湘南平に寄り道したことを喜ぶことになる。


あまりきれいに撮れませんでしたが、夜景がほんとにきれいだったのです。しばし、湿った夜風にあたりながらこの夜景を眺める。

さて、ここからは大船に直行だ。江ノ島を過ぎてしまうのが少しもったいないが、今日は不思議とまだ元気だぞ。補給も水しか飲んでないのに。こうなったら肉と酒にありつくまで我慢だ。

湘南平からは暗闇のダウンヒルを慎重にこなして、海岸線をひた走る。江ノ島を越えて、腰越で海岸線を離れ手広経由で大船に20時少し過ぎに到着。で、ようやく


ホッピーは久し振りだなぁ~(一杯しか飲んでません)


ジンギスカン、ホルモン。ジンギスカン、タン。


をカンター席でこんな感じで食す。使いこまれた有煙ロースターが渋い。

実はこの店は僕ははじめてなのだけれども、この店はホルモンなどを好むディープな人々には結構有名らしい。肉の値段なんかもカルビ400円以外はオール250円というお値段でとても財布に優しい。お値段は安いけれども、ジンギスカンのラム肉もホルモンもタンもどれも美味しかったですよ。

このお店はこんな感じのくだけた外観なのだけれども、さすがにレーパン、ジャージでは入りにくかったろうから、今日は普段着で走りに行って正解だった。


で、すっかり満足して部屋に21時過ぎに戻ってきた。部屋を出る前はちょっと疲れ気味だったのだが、帰ってきたらすっかり元気になっていた。たまにはこういう珍しい日もあるんですね。

走行距離 101.93km
走行時間 4時間18分40秒
平均速度 23.6km

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2 コメント

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昨日写真を撮ったところだ! (自転車通勤チャリダー)
2006-05-11 00:10:34
湘南平は暗くなってからだと

カップルが多くなかった?



そして走った後の焼肉

うまそうだ!



今度一緒に走ったら

ジンギスカンに焼肉食べに行こう。



湘南国際村って

どこにあるんだっけ?
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ジンギスカン (yuzito70)
2006-05-11 00:19:35
今日はほとんどカップルいませんでした。もう少し遅い時間だと増えてくるのかもしれませんね。



ジンギスカン、是非とも行きましょう!あまりきれいなお店ではないですけど大丈夫ですよね?



湘南国際村は葉山にあります。↓このHPを観て一度行ったことがあるのですが、結構きつかったです。ちなみにそのときはタイムは計ってません。よろしければ今度いかがですか?



http://tohantt.info/
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