その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

カモミール

2014-08-16 04:28:21 | 暮らし

朝露に 濡れて花咲け カモミール (by 夢屋)

2サティアン生ビール大会』も盛況の内に終了し、最後は新規就農者である『トッチ』を呼び出し、若者の夢を聞きながら酔いつぶれて寝てしまった『夢屋国王』でありました。夜中に目が覚め、宴の跡はきれいに片付けたのでありますが、友人『ノロ君』は早朝から律儀にも後片付けにやって来てくれた。国王自慢のレギュラーコーヒーを飲みながら、来年の生ビール大会の計画などを練る、どこまでもお気楽な二人であります^^;

宴の後は現実の世界に戻されるのが世の常でありまして、お盆の声を聞けば、秋野菜の準備に取り掛からなければいけません。ハクサイやキャベツ、大根といった冬定番の野菜に、コマツナやミズナ、春菊など、これから使える野菜も少々…ダイコンだって、辛子ダイコンに赤色ダイコン、葉大根、沢庵漬け用のダイコンと少量多品種を作り、遊びのバリエーションを拡げて行くのであります。まずは、収穫を終えたトウモロコシを手で倒し、ジャガイモを作付した場所と2年越しのタマネギ、ニンニクを植えた場所をトラクターで耕うんする。パワー不足は否めませんが、40年選手の愛車『シゲオちゃん』は、まだまだ現役で畑を雑草もろとも耕してくれるのであります。彼とはもう5年の付き合いでありますから、彼の気難しいクセにも慣れ、朝仕事で秋野菜用の畑の準備は完了であります。

さて、今朝の『夢屋本田』の状況はと言いますと、画像向かって右側が『善助さん』ちの田んぼであり、左側が『夢屋』の「はえぬき」であります。田植えの時期が10日程違いますが、今でも生育の差が出ております。『善助さん』ちの「はえぬき」の稲穂は既に頭を垂れ始め、一方、『夢屋』の稲穂はまだ立ったまま…稲刈り時期も一週間から10日程差が出てきます。もうひとつお気づきでしょうか?中央の畦畔が見事に二分割されております。これがいわゆる『北緯38°線』…な訳が無い。『善助さんちのジィジ』が除草剤で雑草を枯らし、一方『夢屋』は機械刈り…草刈りをサボっている訳では無く、今の時期に草を刈ると雑草の中の害虫カメムシを田んぼに追いやることになるので、敢えて草刈を控えているのです。もう、2週間ほどして稲穂が固まってから、最後の草刈を行うつもりです。(これ、ホントの話^^;)

お隣の『大龍さん』ちの畑は見事で、虫除けに植えたものでしょうかカモミールの花が咲き乱れております。「忙中閑有り」朝仕事の慌ただしさの中にも、花を愛でる『夢屋国王』でありますが、さぁ、今日は出稼ぎ先の出っ張りで、県都「山形市」へ行かなければならない日でもありますよ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする