その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

恵雨

2014-08-07 12:48:15 | 暮らし

空見上げ 慈雨を呼びたる 青がえる (by夢屋)

山形県南陽市に甚大な被害をもたらした雨…それから、約1ヶ月まとまった雨が降っておりません。「畑の作物には水をかけてはいけない。一度かけると毎日かけなければいけなくなるから。」子どもの頃のそんな祖母の言葉を信じ、水遣りをじっと辛抱してきた『夢屋国王』でありましたが、里芋の葉が黄変し、草を刈れば土煙が舞う始末。我慢も限界となり『夢屋王国』自慢の井戸水をホースで引いて、里芋の畝に潅水しました。夜中に酔っ払って水を引いたものだから、酔いつぶれて水は出しっ放し、芋畑はダフダフであります^^;

仕事の日でも夏休みでも、田んぼの見回りは欠かせません。ありがたいことに日照り続きでも田んぼの水路の水は豊富で、かけ流す水に不足はありません。出始めた稲穂の間に脚を踏ん張って、久々に王国の『アマ執政』登場であります。水田の守護は私にお任せ下さいと言わんばかりのポーズなので、国王得意の丸投げで、田んぼの管理は執政に任せることにしました。

『夢屋王国』の特産品化を目指すメロンの果実を誘引し、今年挑戦しているパプリカの枝を支柱で支える。(パプリカの実の重さで枝が折れてしまいました。)秋取り用のキュウリを定植し、インゲンを収穫し…国王の朝仕事は延々と続くのでありますが、現金収入を得るためには出稼ぎにも行かなければいけない。昨日の残り湯にざっぷりと浸かり汗を流して、家では消費しきれないスイカをカットし冷やしておいたタッパで職場へ…。
「キャ~(一説では「ぎゃ~!!!」)夢屋国王~!」(女子バレー部員たちの声)
そうである、今日は女子バレー部の遠征の日でありました。職場の女の子用にカットスイカを準備したはずでありましたが、「バスの中で食べな!」とカット良く(格好良く)部員のひとりに手渡し応援する『夢屋国王』であります。(ウケ狙いというよりも、元来、計画性に乏しいオヤジなのでありますよ。)

夏休みにも関わらず、昨日手配した商品が発送できないとの断りの電話に憤慨し、取引先大手の職員と下らないミーティングを半日こなせばストレスも溜まるというもの。今夜は「どじょう」の残りを使って柳川風に仕立て、取引先のグリーンカーテンからゴーヤを頂戴して、ゴーヤチャンプルを作ってみました。色気が似通って映像的には面白くありませんが、野菜不足の友人『ノロ君』は、喜んで食べてくれました…(ということは、また飲んだということでありますが^^; ええ、帰ってから残りのカットスイカを食べながら、オッカーとは会話もこなす家族思いの?夢屋でもあります。)

今夜は、珍しく『クワちゃん』から頂いたバーボンのロックで…気分は沢田研二さんの「ダーリン」を歌いながら、また、ヘロヘロと夜も更ける。『夢屋国王』が畑に潅水などするものだから、夕方から久し振りに雨(恵雨・慈雨)。明日はハーブ園の水やりから解放されることを喜びつつ、酔いつぶれて寝てしまった『夢屋国王』でありましたとさ。

 

 

 

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