その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

いただき物…

2014-08-11 12:08:40 | 暮らし

大風に舞う 木の葉いち枚 (by 夢屋)

形式にとらわれない漂白の詩人、種田山頭火が好き…。台風11号の直撃を受けられた地方の方々にお見舞い申し上げます。こちらは風こそ少々吹いたものの大きな被害もないようで、『第1サティアン』、『第2サティアン』とも飛ばされずに済んだようであります^^;

昨夜は長女『有季菜先生』の会社、つまり友人『ノロ君』が経営する会社の歓迎会だったそうで、『オッカー』の兄…つまり、私の義兄も我が家に泊まって行きました。7月より『ノロ君』の会社で役員待遇でお世話になることとなり、病気療養で沈んでいた彼も少々ハイテンション…長女共々多弁になりました。こうして『夢屋ファミリー』も少しずつ落ち着きを取り戻しつつあります。最近、エアマットを持ち込んで『第2サティアン』に入り浸りの国王が早朝自宅に戻ると義兄は既に起きていた。「さくら」を散歩に連れて行くと張り切っていたはずなのだが…。

「あまり早く散歩に連れ出すと癖になると言われたから。」(義兄)
「自分が早起き出来ない言い訳でしかないのに^^;」(夢屋)

百姓殺すには刃物は要らぬ、雨の三日も降れば良い…台風の影響からか朝から小雨、それでも『夢屋農園』には雨除けハウスがあるから、雨の日だって何かしらの仕事は出来る。実の重さで、気を抜くと枝折れしてしまうパプリカを支柱に固定したり、メロンを誘引したり、これでも結構朝の仕事はあるものだ。ビールの差し入れのお礼に、近所の『輝ちゃん』、『コウちゃん』ちに実入った「幸福豆(枝豆)」を持参する。『輝ちゃん』の弟『タケシ(同級生)』が出て来て礼など言うが、前庭の畑が草で荒れているから「お盆前にトラクターで綺麗にするか?」などと要らぬお節介を申し出て、朝仕事に片付けてしまう。

さほど期待している訳でも無いが(実は、夢屋『わらしべ長者計画』の内なのだが…)、最近、頂き物が増えてきました^^; 現金には成らないが、結構、珍しい物も頂いている。『コウちゃん』からは屑ニンニクの卸先を聞き出した。「来年は、良い物を出してくれ。」と国王をその気にさせる言葉まで頂けるのであります。
米の保管庫を覗くと、まだ3袋とちょっと(約100kg)残っている…『夢屋家』では新米が取れる9月まで30kgもあれば充分だから、1袋(30kg)を急遽、救援米として『オッカー』の実家に届けることにしました。

「かぁちゃん!食べて助けてくれ。」(夢屋)
「朝早くから働きづくめで無理すんなよぉ。」(義母)
「梅干し、上手く漬かったがぁ?」(義母)
「土用干しで、日中ひっくり返したから…。」(オッカー)
「???…」(夢屋)

梅の実を盗み、漬け込み(ノロ君)から、桶、籠の準備に並べ方、桶洗いから瓶詰めまでこなし、シソの揉み方まで『夢屋』が行ったはずであるが、何故か自分がやったように言う『オッカー』…ここは彼女の実家である。少々、彼女を立てる必要もあるから余計な口を出さない賢明な『夢オヤジ』であります^^;
実家に行く理由のひとつは寒河江の温泉。三つの源泉を使っているから、それぞれにのんびり浸かって疲れを癒した後で、100均と量販店でまた遊びの道具を仕入れるのであります。
たまに親子水入らずも良かろうと2時間ほどのんびりして帰宅すると、「こんなにゆっくり何してたのぉ?」ですと…「実家より、我が家のほうが恋しいようだ。」などと、義父を笑わせながら、そそくさと帰り支度をする『夢屋オヤジ』。「昼飯代も高速代も運転もこなしたんですけどぉ~!!!」ハッハッハ。1週間の疲れも癒えたし、お土産に缶ビールの頂き物をしたから、今夜は言わない言わない…おとなの『夢屋』でしたとさ^^;

コメント
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