その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

みそ焼き飯

2014-08-21 12:58:25 | 暮らし

亡き母を 憶い起こさす みそ握り (by 夢屋)

平日ではありますが家族のみで、お袋の百箇日法要を営みました。
桜の花が咲き、誕生日を迎え、母の日のプレゼントも受け取って、あの世とやらへ旅立ったお袋であります。突然の死を目の当たりにした古老(親父)の場合と違い、介護疲れで嫌気が差してしまうギリギリのラインで息を引き取ったところに、生前の性格まで思い出させるようなお袋の末後でありました。

さて、そんな日にも関わらず『夢屋国王』は今日も仕掛けを考えるのであります。最近、ハマっている加工品造りの中でも、偶然の配合で出来上がった『夢屋のから味噌』の評判がすこぶるよろしい^^;
『夢屋企画』営業部の専属イラストレーター『有季菜先生』作のラベルまでこしらえて、リリース直前の商品ではありますが、『夢屋国王』は、味は勿論のこと、瓶の形状や内容量、利用方法に至るまで研究に余念が無いのであります。他社の製品は押し並べて甘い…『夢屋のから味噌』は、味噌ラーメンやもろきゅうのトッピング、ホルモンや野菜炒めの味付けに長けているのでありまして、他社製品をリサーチしている内に、子どもの頃、おやつ替わりに食べた「焼きみし(焼き握り)」を作ろうなどと考えたのであります。
昔は、火鉢や囲炉裏端でじっくりと焼いたから、味噌とご飯のパリパリ感が中々出せないのでありまして、夜中に炭をおこし、大葉ジソを巻いて放置して朝飯に…がっはっは、「焼きみしパワー」で早朝の草刈りをこなしてしまいました。

お昼の時間に、脳天気に通信誌を持参した『貧乏父さん(H.N.)』には太陽熱で充分温まった小玉スイカを振る舞い、「今度は、冷蔵庫が欲しいなぁ~!」などと、『第2サティアン太陽光発電計画』を語る『夢屋国王』の進化計画は留まるところを知らないのであります。
午後からは出稼ぎ…抜けられない会議に出席し、夕刻には女子バレー部の優勝祝賀会に参加し家に帰れば、オヤジ臭漂うポロシャツに『柴犬コウ(本名:さくら)』が体を擦りつけタオル替わり…「何をヤキモチ焼いてるの?」とオッカーが笑うので、「女子部員の活躍を祝してハグしてきた訳でも無いから、漂うのはオヤジ臭だけのはず。ならば、いっそのこと着てしまえ。」と頭から被せたら、結構気に入っている様子であります。「猛暑日に汗かいて、オヤジ臭の染み込んだシャツを気に入ってくれるのは『さくらぁ~!』…お前しかいないよぉ~!!!」と抱きしめてやろうとすると、それは勘弁して欲しいとのこと。

君だけがオヤジの切なさを理解してくれていると思ったのに…さて、明日は何の仕掛けで遊ぼうか…いつの間にか酔いつぶれて寝てしまう『夢屋国王』の一日でしたとさ…マル。

コメント (4)
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