その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

新素材

2014-08-27 20:21:46 | 暮らし

泥の中でも根のある奴は、いつかはハチスの花となる~♪ 「男はつらいよ」より

蓮(はちす)の名の由来は、ハスの花托が「蜂の巣」に見えることから、そう呼ばれるようになったという説もありますが、泥より出でて泥に染まらぬ清らかな花…しかし、オジさんは、いとも簡単に泥に染まってしまうのであります^^;
画像は、畑の里芋の葉でありますが、ハスの葉と同じように表面の微細な突起構造で撥水効果を生じ(ロータス効果)、きれいな水玉を作るのであります。この構造特性を真似て、ガラス板や包装材が開発されており、新素材開発の分野でも、まだまだ自然に学ぶことは沢山存在するのであります。仙人『夢屋』は、これで朝霧を集め、不老長寿の妙薬として飲するのであります。(←これはウソ)

さて、ご機嫌の釣行から一夜明け、今朝も早よから田んぼの畦畔の草刈り作業であります。今は亡き我が家の古老は、田んぼ作業がある内は決して釣りには行きませんでした。その理由は、一度ハマるとまた行きたくなるから…2年間もブランクがあったのに、行けば、やはりまた行きたくなる。これから秋作業が目白押しであり、秋雨による作業の中断を考えると釣りのことは一旦置いておく必要があるのですが…あぁ、また行きてぇ~。

クワの枝を登るカタツムリ…でんでんむしむしカタツムリのイメージは、もっと平たくて丸いタイプですが、コヤツはキセルガイ科ではない。(なぜなら、左巻きではないから。)とにかく、陸生巻貝の一種です。
カタツムリの体の模式図を見ると立派な脳神経節を持っているから、コヤツも何かを考えているのかも知れない。クワの木のさらなる高みに登ろうとするのは、俗塵からの解脱を試みているのかもしれません。(いや、枝に付いた藻類を舐めている内に、ただ登ってしまったのかも知れないが…)しかし、コヤツは高みに登りきったとき、今度はどうやって下へ降りて来るのだろうか?残念ながら、降りてくるまでお付き合いするほど時間が無いのでありまして、早朝の約1時間、4日程かけて少しずつ刈り進めた草刈をようやく終えて、一服した『夢屋国王』の妄想のひとコマでありました。まぁ、『夢屋国王』の脳ミソの分量は、カタツムリの脳神経節の分量とさほど変わらないのではないだろうか…結局、前後を何も考えていないのでありますよ^^;

カタツムリの殻にも微細な凹凸があって、ゴミや汚れが付きにくく、雨などで流し落とす効果・構造になっているとか…残念、これも応用して素材開発をした方がいらっしゃる。凡人からは『不思議ちゃん』に見える人も、着眼点の違いから、新たな発想を生み出す方もいる。はっはっは、『夢屋国王』の場合は、ただの『不思議ちゃん』で終わりそうでありますが…。

コメント (12)
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