午前4時、『関師匠』の送迎を受け、『夢屋国王』最後の夏休みの始まりであります。2時間かけて、新潟県聖籠町のへらぶな管理釣り場「ひょうたん池」に意気揚々と向かったのでありますが、「当分の間、都合により月火を休みとさせていただきます。」という無情の張り紙…完全なリサーチ不足でありました。(ドヨ~ンと暗くなるふたり…。)
スマホを片手に何かを検索する『関師匠』。
「あの~、下条ダムという場所があるんですけど、釣台持って来てないし…。」
「あと1時間30分かぁ…このまま山形に戻っても仕方ないし、行くべぇ、行くべぇ。こんな機会じゃないと中々行けねぇべぇ!」とまぁ、どこまでも能天気な『夢屋国王』であります^^;
結果…巻頭画像の如く、中々の雰囲気を醸し出すダム湖でありました。
最初に我々を出迎えてくれたのが『マスミ君』。(『関師匠』の長男の名前を、勝手に使わせていただきました。)髭が立派な60cm程の鯉でありますが、これが中々どうして人懐っこい鯉でありまして、自然の中の鯉であるにも関わらず、こうして手を伸ばしても逃げないのであります。
『関師匠』とは、ここ10年程のお付き合いになるでしょうか…酒宴の2次会で、ヘラブナ釣りをしてみたいという彼を、地元の蛭沢湖に誘ったのが始まりでありますが、その後めきめきと腕を上げ、今や『師匠』の称号を得るまでに上達したのであります。
『夢屋国王』と言えば、約2年のブランクを経て、久々の復帰戦でありますが、ヘラバッグの中のエサ袋には、「ノシメマダラメイガ」という米を食害する蛾が発生している始末…浮きケースを開いてびっくり…メイガの幼虫が繭を作っておりましたよ。五十肩による右肩の損傷と糸を結ぶ際には『大人のメガネ』を必要とする老化現象…道具を放りっぱなしにした報いは釣果となって現れ、今や『関師匠』の足元にも及ばないのであります。(後進の成長には叶わないのであります…素直に負けを認めます^^;)
「ビールひと缶当たり、ヘラ一枚!」…腕と肉体の衰えは酒で誤魔化して、国王は缶ビール片手に『関師匠』の華麗なる技に酔いしれるのであります。
徳島の『ヒダカ先輩』の調査依頼を受け、釣りそっちのけで「シオカラトンボ」を追いかける。青い目とツートンカラーの彼は、地面に張り付いて止まることが常らしい。アカトンボのイメージが支柱などの枝先に止まっているイメージからすると異質なのでありますが、人が近付いても遠くに逃げないところを見ると、どうも彼の縄張りを主張しているようなのであります。
ところで、国王の釣果は…缶ビール5缶とオンザロックを2杯…ということは、新潟まで遠征してたった7枚??? 良いではありませんか~~;
追記)興味のある方は、こちらをご覧ください。(お魚を釣った瞬間です^^;)