その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

猫にマタタビ

2014-08-19 19:38:36 | 暮らし

猫にマタタビ 婦女子にハーブ (by 夢屋)

月曜日の朝5時…いつものように『第2サティアン』に出勤し、朝仕事前のレギュラーコーヒーを淹れる。秋野菜の準備も順調であるし、昨日まで小雨が降り続いたから『夢屋ハーブ園』の水遣りの必要もない。今朝はのんびりと一日のスタートが切れる。1本の煙草を燻らせながら、『夢屋国王』は今日一日の仕掛けを考えるのであります。
1週間の始まりは、オシャンティにハーブティをご馳走しよう^^;

『夢屋ハーブ園』のカモミールは「ローマンカモミール」、量販店でヨレヨレ状態の苗を10円で購入したものだから花など着いていない。ここは、『夢屋本田』の隣にある『大龍さん』の畑から花を失敬するに限る…思い立ったが吉日で、早速、国王の公用車である軽トラックに乗って田んぼに出発………鍵がな~い~~;
自宅に戻り、いつもの置き場所や『第2サティアン』の中を探すのですが、一向に見当たらない。スペアキーも無いので、修理屋さんに作ってもらうしかないか…などとまで考える窮地であります。いつもならイラついて雄叫びを上げるところでありますが、本日の『夢屋国王』は少々落ち着いている。昨日の日曜日は、デジカメによる昆虫採集に田んぼへ出掛けたのだから、鍵は作業ズボンのポケットの中…作業ズボンは替えていないから…冷静に昨日の行動を思い出して…、雨除けハウスの中で秋獲りキュウリを支柱に固定するために麻糸をポケットに入れ、出し入れしたことを思い出す。「ハウスの中!!!」…案の定、ハウスのトマトの畝沿いに鍵は落ちておりました。最近、めっきり物忘れが激しくなった『夢屋国王』でありますが、ひとまず目出度しめでたし^^;

田んぼに行くと、いつものように『大龍さん』がナスの収穫作業中…耳の遠くなった『大龍さん』に「大龍さ~ん!カモミールを少し分けてぇ~!」とひと声掛けるのでありますが、「トウモロコシかい?」とトンチンカンな応えが返ってくるのでありまして、「ちゃうちゃう、ハーブ。カモミール。」と念押しすると「あぁ!あのカモ何とかかい?虫除けになるとか言って、植えてんだぁ~^^;」と一応会話になっているようですが、彼は何のために植えているの?という質問に答えてくれただけのようであり、本当の意味で会話が成立していないのであります。それでも、お断りを入れているので、勝手に花を摘ませていただきましたけれど^^;

ハーブ類を虫が嫌う…これはちょっと違う。アブラムシにハッカハムシ、そして、ご覧のように、今朝、スペアミントの葉に付いた糞の痕から追跡し、葉を巻いて隠れていた蛾の幼虫。蓼喰う虫も好きずきと言うように世の中持ちつ持たれつ、植物があれば、それを利用する(食する)昆虫は存在するのであります。ハーブティにするのだから殺虫剤など撒きたくもない、『夢屋国王』は葉っぱごとハサミで切り取って…お仕置きするのであります。

「カモミールにアップルミント。抽出時間は3分^^;」
出稼ぎ先の婦女子に耐熱ガラスのティポットで、まず視覚…色覚から演出する。そして、
「お~い!みんなカップ持ってこぉ~!ほれほれ^^;」
『夢屋国王』は婦女子を容姿で区別するが、差別はしないので
均等に分け与えるのであります。
「いい香り~!美味しい~!」
押し並べて、婦女子の反応は一律であり、「ハーブの香りは苦手なんです。」などと言う意見を聞いたことがない。他に調子を合わせないと、遅れているとでも思われることが嫌なのか、とにかく、「美味しい!!!」を連発するのであります。一方、オジンたちの反応は決して好評ではなく、「フ~~~ン」とか「ヘェ~~~。」程度の冷ややかな反応でありますよ。

こ、これは、ハーブ類には、婦女子を魅了する「性フェロモン」的な物質が存在するのではないだろうか…オジさんにモテ期をもう一度! 『夢屋国王』は、また大胆な仮説を立て、エキストラバージンオイルで「性フェロモン」的物質を抽出し、整髪剤を開発する…それを、頭にひと塗りすれば…仮説は、空想へと発展するのであります。
テカテカ頭は、きっと嫌われるに違いないのに~~;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする