その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ナウシカ(オーム誕生)

2014-08-14 08:18:13 | 暮らし

生まれ来る ことも叶わぬ 空蝉や (by 夢屋)

地獄の鬼でさえ罪人の呵責を休むことから、「地獄の釜の蓋もあく」と言われるお盆の入りであります。にも関わらず、『夢屋国王』は、盆休みというのに朝からヤクザな取立て稼業…巷の人々に「鬼」と言われる所以であります^^;

早朝のミーティングのために、缶コーヒーをひと缶と思い自販機に近づくと『オーム』の幼虫を発見しました。羽化の瞬間を待つのですが動かない。我慢できずにここで触ってしまうと羽化に失敗してしまうことから、じっと辛抱するのですが様子が変であります。脱皮途中で緑色に変わっていることも不自然であり、我慢しきれず触れてみると羽化に失敗したミンミンゼミの亡骸でありました。
幼虫時代が6~7年と言われ、それなりの『ミン生(セミの一生なので^^;)
』を送ったはずなのでありますが、最後の瞬間に失敗してしまった彼に、ふと同情を寄せる『夢屋』であります。失敗は世の常であり、失敗したことを嘆くのではなく、失敗した原因を考え、次に失敗をしないように備える…そんな風に前向きに考えようと思いますが、結末が死という答えではやり切れなくなってしまう。例え精神的に追い込まれたとしても生きていればこそであり、死を選ぶことに抵抗したいと考える『夢屋』であります。(笹井理化学研究所副センター長の死に思いを馳せて…)

お盆という時節に暗くなるような話題から入ってしまいましたが、頂き物Ver.2…マクワウリとブラックベリージャム、さくらんぼのジャムであります^^;
我が在所ではお盆の墓参りでマクワウリを供える風習があり、時と共にマクワウリはスイカやプリンスメロン、アンデスメロンと変わって来ましたが、今でも細々とマクワウリを栽培する方も居て、ちょっとばかり昔を懐かしみ頂いて備えました。今の時代にマクワウリを食べても美味しく感じませんが、子どもの頃は完熟したマクワウリを稲刈り(9月15日頃)のおやつとして振舞われた記憶があり、とても甘い食べ物だと感じていたことを思い出します。しかし、ネット系メロンがお安く市場に出回る昨今では…人の舌は贅沢になったものであります。

ジャムは電気屋の『フーちゃん』からインゲンとだだちゃ豆(枝豆)のお礼にと頂きました。『夢屋わらしべ長者計画』はこうして着々と進んでおります。人が動けば金になり(労働)、物を動かせば金になる(物流)。今や情報を動かせば金になる。農産物という物を動かしながら、ジャムという物に変え、ジャム作りのノウハウ(情報)まで手に入れる。これも将来への貯金でありますよ。
ちなみに、冷やしたヨーグルトにブラックベリーソースをかければ、残暑もまた乗り越えられそうでありますよ。
ところで、「オーム誕生」ってタイトル…何でしたっけ~~;

コメント
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