山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

渡島駒ヶ岳から立待岬と函館山

2014年08月09日 | 200名山・300名山

 7月31日(木) 

 途中洗濯をしたり買い物をしたりしてモラップキャンプ場に着く。ちょっと早めの到着だったが木陰にテントを張ったりしてノンビリしていたら落合君が到着。再開するのは2年ぶりか?

  一杯やりながら一時を過ごす。落合君は「前立腺肥大」だそうでビールは飲めないのでノンアルコールのビールを飲んでいたが、そのうち日本酒を少し飲んだ。年をとると色々な病気がでてくるのは、抵抗力が弱くなることに原因があるが、一番の問題は食事の質と量それに運動だと思う。食事については、野菜と魚を中心として、炭水化物類は少なめに。それにアルコールも・・・。あまり人様に言えた柄ではないのだが。

                   支笏湖と風不死岳

 

           家族連れのキャンパーが多かった。

 

 この日は、それぞれのテントで休む。北海道のキャンプ場は、安くて静か、それにきれいで風景も良く落ち着く。

 8月1日(金)

  落合君と別れて渡島駒ヶ岳に向かう。この山は、しばらく入山禁止だった。以前いったときは、正に門前払いの状態だったのであきらめていたが、最近、途中まで登れるとの情報を得て向かうことにした。

  登山口の案内に、登山時間の制限があり、午後は3時とあった。まあ、大まかな制限だろうからと勝手に判断して登ると、小学校の児童たちがゾロゾロ下りて来た。暑さのせいかそれぞれにだいぶ疲れた様子。

              馬の背 (一般の人はここまで)

  

 一般の人はここまでらしいが、一般の人とはどういう人のことなのかなと考えながらとりあえず丸山(写真左手)を目指す。

                    地割れか?

 

               丸山より剣が峰

 

 ここからがおもしろそうなのだが時間の都合もあり下山。

       砂原山の上に雲がかかり良い感じでした。

  

 下山の途中、もうすぐ登山口といつたあたりで足を滑らせて尻餅をつく。ここの道は、砂でざらざらして滑りやすい。この時、ハッと気がついた。何とサイドバックがない。

 どうも忘れてきたらしい。何で~と思ったがしょうがない。また登り返す事になった。今までの疲れが一気に出るようだし、情けないやら・・・。どこに忘れたのかさっぱり記憶がない。馬の背にあれば良いがと密かな期待を抱いて登り返したが「ない」。丸山がやけに遠くに見える。もう一度あそこまで行くしかない。

 

 結局、丸山に置いてあった。写真を撮った折にこしからはずしたらしい。

                イワギキョウとタルマエソウが咲いていました。

     

 渡島駒ヶ岳を2往復した後、函館山を目指す。今日は、函館山の頂上駐車場で夜を過ごすと決めていた。ところが、何か知らないが函館の街はごった返している。浴衣などを着た人がゾロゾロと歩いている。ナビをたよりに函館山に向かうも、凄い人出と宵闇の中、道がわからなくなって結局、「立待岬」の駐車場に行く事にした。この岬は、函館山の後ろに当たり津軽海峡や函館の街も見える。きれいなトイレもあって良いところです。

 暗くなってからの到着。車の中でごそごそしていたら何かゴロゴロと凄い音がするので一瞬魂消た。何事かと外に出てみたら「花火」の音。

               函館開港150周年記念の花火

  

 函館山にすこしかくれるものの、花火を見ることが出来ました。

 翌日、日の出を見てから改めて函館山へ。

 

 函館の街が朝霧にかすむ。夕べは花火見の客でごった返していたことだろう。いかなくてよかった。

 

                 ブラキストンの碑 

 

 ブラキストンラインで有名。津軽海峡がそのラインにあたり、本州と北海道との動物の著しい違いを示すライン。

 この日、函館港から青森に渡り、東北自動車道で南下。一路会津を目指す。

 

 

 

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日本200名山 カムイエクウチカウシ山(その2) カムエク

2014年08月09日 | 200名山・300名山

 課題の山でもあったカムエクを下りて8の沢でキャンプ。他に、数張りのテントもあり心細さはない。今日下山した人たちはほとんど帰って、新しいメンバーを見かける。カムエク登山は、日程的には2泊が無理もなくて良いようです。1泊ではちょっときついかも・・・。

 記録を調べると、日帰りの猛者もいるが、これはヒュッテを朝2頃にスタートすることになるからたいへんだ。よほど体力に自信のある人に限られる。

                30日(水)朝のテント場

 

                   早朝の釣果

 

             様子をよく知っておられる方らしい

 

 釣り師たちは、ヒュッテ近くの川を中心に釣りをしている。聞いたら、人の方が多いとか?。山屋は、さらに山奥でのんびりとしながらも釣果を上げている。カムエクに登るなら、8の沢でテントを張り釣りを楽しむのが最高だろう。こんな山は日本にはそうない。絶対の穴場だろう。今度北海道を訪れたら、ここで釣り三昧といきたいものだと思った。

         テント場から下流方向。帰りがスタートする。 

 

 河原から離れた道もあるが途中で消えることも多い。目印となる赤テープや踏み跡が色々あって混乱するが、要は下流に向かって進むこと。

 

 歩いている内に何だか見たような所に出た。まだまだこれからと思っていたのでまさか7の沢に着いたとは思わなかった。

 

  後は、チンチン自転車で苦もなくヒュッテ着。お疲れでした。この後、ピョウタン滝のある山岳センターへ。

             かって登山者を震撼させた熊の剥製。

 

          もっとでかいやつかと思っていたが・・・。

 

                                 説明です

 

             館内の展示にある遭難の記事

 

 最後の手記が痛ましい。詳しくは、パソコンで調べてみてください。本当は、見ない方が良いかも・・・?

 このセンターには、他に北海道での冬山遭難の手記なども展示してある。

 この日は帯広へ出て道の駅「しほろ温泉」へ。夕刻道東自動車道に乗り大学時代の落合君と連絡を取る。明日、支笏湖にあるモラップキャンプ場で落ち合うことにした。

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