goo blog サービス終了のお知らせ 

山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

大山一周 その2

2022年09月25日 | 最近の大山

23日 秋分の日

 昨夜朝方、少し降ったらしい。道路が濡れていた。朝霧が掛かり曇り空のどんよりとした天気だ。朝食を終え雨具を出して出発。

              7時 地蔵峠発 8時 東大山滝・養魚場 9時20分 新小屋峠 11時 御机

                       東大山橋 北道を振り返って。

                    

 小ぬか雨のようなものが降っていたがすぐに止む。気温も上がってきたらしい。大山橋から下を見るとかなりの迫力がある。木々の間からわずかに渓流の流れが見える。イワナでもいるのだろうか。

 

                

 森が深くて流れの様子がわからない。釣り師が橋のたもとを樹林の中へ消えた。川まで降りれるようだがちょっとあぶなそうです。

 ここから新小屋峠までがきつい。後半最後の長い登り道が続くが、くたびれているので長く感じるだけなのだろうか。しかし、新小屋峠までくれば

 登りは一段落だ。さすがに体力の消耗は激しくて、お互い無口になる。

 一休みしてから鏡ケ成を横に見て、御机へ向かう。途中、栗の実が道路わきに落ちていてチョイチョイひろいながら歩く。

      御机が11時。奥大山スキー場は12時 ~ 鍵掛峠 12時30分 ~ 枡水14時 ~ 大山寺15時10分。

                          ススキの枡水原

                    

               

               

                                                            やっと着きました。今日は8時間ほどのウオーキング。昨日が10時間ちょっと。

                     

 雨にあわずラッキーでした。しかし、いい年をしてなんでこんな苦労をするのだろう? 内心まだまだ若いと思っているからだろうか。三浦敬三さんは、100歳までスキーを楽しんでおられたが、日ごろの節制があってのことだと思う。

 その点、自分も見習わなければいけないと思う。まあ、なにがしかの目標を持てばもう少しは頑張れるだろう。当面は、四国88ケ所を徒歩で行くことぐらいだろうか・・・・・。

 今回の大山1周についてまとめてみたいと思いますが、先日大腸ポリープ切除の手術を受けたばかりでどうも元気が出ません。もう少し体力が回復してから酒でも飲めるようになったらブログします。 


令和4年 大山1周 9月22日~23日

2022年09月24日 | 最近の大山

 1周は約70㎞~80km。上り下りの激しいコースです。健脚な人は走れば1日で完走できます。しかし、歩きなら1泊2日で何とか終えることができる。昨年度の夏に一人で、反対周りで歩いた。

 今年は昨年度と逆のコースを出雲の妹尾さんと挑戦した。妹尾さんは、以前に走って1周しておられる。

             23日午後5時、大山馬喰座駐車場。ここで妹尾さんと落ち合う。大山頂上に少し雲がかかる。

                       

 簡素な夕食を摂りながら明日の打ち合わせ。アルコールも少し入ったが、早めに寝る。夜、雲も出ていたが星々は煌めいていた。

 24日は秋分の日。秋晴れには少し物足りないが、天気は何とか持ちそうだ。簡単な朝食を摂り、7時にスタートする。

 7時馬喰座発 8時川床橋 9時香取を抜けて11時船上山展望駐車場。休みながら早い昼食を済ませ船上山の岸壁を後ろに見ながら茶園原を下る。ここは、建武の中興の折合戦のあったところだ。以前はきれいに整備されて、キャンプもできたところ。しかし、今はその面影はない。桜の植樹が行われているが荒れた感じもする。ただ、山小屋が新しいし、水道もある。少し降りたところに少年自然の家もある。

 この日、子どもたちの船上山登山があったらしく、降りてくる団体に出会った。少年自然の家の前をとおり小さな峠を越すと大父地区に出る。

                 13時 大父木地 16時3本杉 17時20分 地蔵峠着

             正面の道が大父木地集落。道は左に入いる。ここからの山越えがつらい。長丁場の山越えとなる。

 途中2か所、道路工事があり車は通行止め。最近の水害で道路や橋の被害があったようです。ようやく山越えを終えて県道に出る。3本杉のてまえにあった自販機で水分補給をする。かなりくたびれた。時間的に見て、今日の歩きは地蔵峠までだ。峠へはちょっとした登りになる。

               地蔵峠の展望駐車場 ここまで約10時間。大変くたびれた。この上のあずま屋でテント泊。

                         

                           ここにテントを張る。

          

  前日は少し寒かったが、この日は暖かい。8時過ぎにテントに入り、11時過ぎ二人とも目が覚めてトイレに行く。木々の間に遠くの灯が見えた。 日本海の方向だ。天気はあまりよくない。星は見えなかった。

                                                            続き

 


夏の大山 ユートピア附近 その2

2022年07月31日 | 最近の大山

                                                                               ユートピア小屋と三鈷峰

                                                         

 ユートピアの小屋には何度か泊まったことがある。いい位置に建っているので明るくて気持ちがいいです。バックに見える三鈷峰の頂上でも一度テントで泊まったこともある。かろうじてテント1張れる。夜半、トイレに起きたとき、ケルンに風が吹き当たる音がすさまじかったのを覚えている

                           シコク(イヨ)フウロ

                            

                         ユートピア小屋の少し下あたりから

                                          

                                       右手下は振り子沢方面

            

                          シモツケソウ

             

                 昨年と同じ縦走路脇に咲いていたコオニユリ。一瞬驚きました。

                     

        下山中に見かけたヤマアジサイの群れ。青い花が清々しい。藍色と浅黄色の中間色を縹色(はなだ)と呼ぶそうです。

         いわゆるムラサキツユ草の色らしい。

                 

 夏の大山、過去の記録(ブログ)を紐解くにあまり変わり映えがしないのに驚く。

                      年年歳歳花相似たり 年年歳歳人同じからず 

                


夏の大山 7月26日(火)

2022年07月28日 | 最近の大山

 夏の大山 その1

 豪円山の登山口近くの道路脇に車を置き、すぐ横手にある工事用車道を進む。この車道に沿って登山道もあるがどちらを歩いてもいい。途中、工事用の車に追い越された。

                下宝珠への登り口附近。 後ろに見える道路を歩いてきた。大杉の左を降りると大神山神社へ出る。

                       

 

          道路脇で見かけた草花。ソバナだろうと思う。ツリガネニンジンににている。フクシマシャジンにもよく似ている。

                             

            この日、朝方天気は悪かった。少しだけ雨も降った。 北壁はガスで見えない。

                       

       宝珠尾根も年々荒れていくようです。グループで登っていると落石の危険があります。よく気を着けて登ること。

                        

                   中宝珠越えから上宝珠は近い。 ノリウツギの花が清々しい。

                      

           以前は、上宝珠から大滑りへ下ったものだが、今は下降禁止です。元谷へ降りるには早い。

                      

       着きました。ユートピア小屋。元気なおばさん方はもうお帰りらしい。かなり早くから登り始たようだ。

                

                   クガイソウにシモツケソウが主役。シシウドは引き立て役か?

                 

                                                      続き

 

 

 


夏の大山 2022年

2022年07月22日 | 最近の大山

今年の梅雨はどうしたものでしょう。いつ梅雨入りしたのやら、いつ梅雨明けしたのやらはっきりしません。それにコロナの影響もあり山行も滞りがちです。近年の異常気象は、きっと温暖化のせいだろうと思われますが・・・。

 さて、山陰地方もそろそろやっと本格的な夏山シーズンに入りそう。明日土曜日あたりから夏空が続きそうですね。

 例年、大山の夏山の見ごろは7月末あたりから始まりますが、今年は天候の加減で少し早めになるかもしれません?夏の大山といえば、やはりユートピア小屋周辺でしょう。シモツケソウ、クガイソウ、フウロ等々が咲き乱れ美の競演といった観があります。

 コオニユリ、ダイモンジソウ、ダイセンオダマキもいい。

                   昨年度の写真

         

        

                    大山オダマキも少なくなっているような気がします

                   

 「年々歳差花また同じ」といったとこですが、それはそれ。そろそろ出かけようと思います。近じか新しいダイセンをブログします。

 

 


伯耆大山登山 5月19日

2022年05月22日 | 最近の大山

今日は大山の頂上を目指す。

いつもは、大山寺南光河原から夏道を登るのだが今回は元谷経由の行者谷コースを行く。このコースも、南光河原から大神山神社経由で入れるけど自分は豪円山前登山口まで車で行き近くの道路脇に車を置くことにしている。ここだと、駐車場の心配はない。

 ここから元谷へ入る工事用車両の通る道を歩く。以前はこの道路はなくて人の歩く山道のみだったようです。この工事用道路は、主に砂防ダム建設のためにつけられているが、現在では、大山登山道の整備、頂上小屋の建設や周囲の整備事業等のためにも利用されている。

                 僧兵のよせ墓 建武の中興期戦った僧兵の墓 歴史を感じさせられる。

                   

                           この間からの大山

                   

                   下宝珠への分かれ 三鈷峰やユートピア方面へはここから入る

                     

                大山元谷と北壁 いつ見てもいい。若いころ岩登りでなどでよく通った。

                  

             元谷を横切、行者谷コースへ。     ちょっとピンボケで・・・。 行者谷登山口で。

              

 熊はいません。かなり以前に話題になり注意のためのポスターが張られたが、どうも見間違えだったようで今では、熊の話は出ません。しかし、大山ではなぜかこのあたりのことが徹底されていません。

       登山道の整備が進みました。                           5合目着

 

              

行者谷コースは静かでいい。ここまで誰一人出会うこともない。緑の中を静かに歩く。5合目から夏道に合流すると急に登山者も増えてくる。

                            オオカメノキ(ムシカリ)の花

                    

                     頂上小屋 周辺はまだ整備中 時折ヘリも飛んでくるらしい。

                    

                       工事の人も大変だろう。ご苦労さんです。

                    

 頂上小屋で缶ビールを飲む。350mlは600円。いつの頃からか、100円値上がりしていた。

                       

 少しだけ酔った。来た道を元谷へ降りる。途中、イワカガミの花を見つけた。

                   

元谷で山菜を探しながらしばし遊ぶ。コシアブラ ウド等 ウドはだいぶ大きくなっていた。もう10日くらい早かったらよかった。

元谷経由の大山登山もいいものです。帰りに馬喰座の観光協会に立ち寄って大山キャンプ場の情報を得る。下山キャンプ場も豪円山キャンプ場も来年の春までは工事のため閉鎖だそうです。閉鎖期間が長すぎるようだが・・・・。


大山 振り子沢スキー 4月7日(木)

2022年04月08日 | 最近の大山

大山の雪も解けました。この日は振り子沢まで雪を求めて。前日大山寺とやま旅館に泊まり、翌7日元谷~上宝珠~小滑り~振り子沢上部~振り子沢滑降~地獄谷~駒鳥峠~木谷~鍵掛峠下駐車場。

                 豪円山登山口の道路を隔てた反対側の道路わきに車を置き元谷を目指す。

              元谷出会いから北壁を見るに、7号沢、8号沢はまだ滑れそうですが、落石には注意が必要。

                  

                  上宝珠が見えてきました。どのあたりから取りつくか・・・。

                      

 ここで少し休憩した。昨夜の酔いが多少残っていたようです。足元を見るとポカリスエットが雪の中から頭を出していてる。口は切ってなくて飲めそうです。ちょうどのども乾いていたので飲んでみる。どうしてこんなところに落ちていたのかわからないが中身は問題はなし。

                          元気も出たので妹尾さんを追いかける

                   

 上宝珠尾根には、数か所雪がついていて登れそうな斜面があるが、上部をよく確かめて取りつかないと危険。ガレからの落石がある。

 大滑りも上部からの落石の可能性があるので写真の左手あたりの雪面に取りつく。アイゼンを着けずに登った。

 宝珠尾根でアイゼンを着け、小滑りを詰める。キックステップでゆっくり登る。

                 縦走路に這いあがったのがお昼頃だった。ここまで、4時間近くかかったか?

                   

 

                        

                       振り子沢上部から。左手は妹尾さん。

                  

                   ここを滑る。最近誰か滑ったらしい。ボーダーのようだが・・・・。

                

             斜面は砂に覆われて汚れていた。地獄谷に近くなると、石、泥、落ち葉等も出てくる。適当に避けながら滑る。

                     

                               駒鳥小屋 

                     

   駒鳥小屋からまた登りが始まる。一歩一歩ひたすら登る。約1時間ほどで峠に着いた。峠を越えて雪が出たところから板を着けてフィニッシュ。

                     根開けのブナ林は意外と危険が潜んでいる。慎重に滑ること。

                         

 以前、何度か転倒させられた。ここでも一度あったが、猿ケ馬場や焼岳の下りの林の中では特にひどい目にあった。猿ケ馬場は白川郷の裏手の山。春スキーでは人気の山です。滑った後は温泉へ。ここではショートスキーを持参したが、穴ぼこにつつ込んで片方の板が壊れた。幸いなことに足のほうは無事。何とか片方の板で下山した。

 焼岳の帰りでは、板を外して下山中にやはり穴ぼこにはまった。急な斜面だったので板を担いだまま頭を下にして仰向けに倒れ、足が抜けなくなったことがあった。身動きもできず大変困った。何とかザックを外したが片足一本で急斜面に逆づりになった状態です。近くに誰もいないし、足は痛い。どうなるのだろうと悶えていたら、急に足が抜け少しだけ滑り落ちて止まった。この時だけは、もうだめかと思った。

 ゲレンデでの春スキーならともかく、本格的な山スキーは危険がいっぱい。まあ、それだから面白いのだけれども・・・・。

 

                        


伯耆大山 4月5日

2022年04月05日 | 最近の大山

今日5日、大山の頂上から滑るつもりだったが昨夜飲みすぎたためドライブに切り替える。雪の具合を見ておこうと思って・・・・。

                    写真は、三平山近くから  裏大山(南側)と烏ケ山

                

                    鏡ケ成のキャンプ場にて 雪かきをしていました。

                     

                    枡水~裏大山は開通しました。 鍵掛峠からの大山

                  

                      枡水側はすっかり雪が解けました。

                  

                         大山寺 南光河原より見た大山

                  

 ここ数日で雪も解けました。スキーをするには雪を探さないといけない。振り子沢 剣沢 地獄谷 本谷あたりにはまだ大丈夫かもしれない。

 明後日は、振り子沢~地獄谷~駒鳥峠~鍵掛峠下へ滑り込む予定。


伯耆大山 山頂からスキー

2022年03月11日 | 最近の大山

 3月11日

 伯耆大山 山頂からスキー

 平日ではあるけど、最近の大山は登山者が多く、南光河原の駐車場の確保が難しい気がしている。土曜、日曜などは相当早くいかないと駐車場の確保は難しいことがある。ただ、今日は平日なので我が家を早めに出ればいいと判断して出発する。6時半ごろでした。

 途中、コンビニで朝食と昼食を求め大山に向かう。南光河原の駐車場はだいぶ空いていてホッとする。駐車場の確保ができればもう焦ることはない。なるべくゆっくりスタートしてゆっくり登るとカリカリの雪も緩み滑るのにいい。それで車の中でゆっくり朝食を摂り準備をした。

 次々と登山者が到着したが、スキーヤーは見かけない。自分は、8時30分頃にスタートした。

 天気は上々で、先般の船通山に登る気分だった。今年の大山は雪が多く、各合目、合目にある道標は埋もれて見えない。大体の感で登った。登山道はしっかりと踏み固められていてなんら問題はない。ただ、幾分直登があり、いわゆる夏道のコースから離れ加減だ。

            元谷は眼下に                       視界が広がる。いつ見てもいい風景だ。

                 

                      これは弥山の頂上です。ここから滑り始める。

                   

              頂上小屋は雪の中                縦走者はいない。今日はいい日和だけれど・・・

              

            この日は、横手口沢を滑る                久しぶりで少しビビった

            

 誰もいないから遠慮はいらない。好きなコースを好きなだけ自由に取れるのがいい。斜面いっぱいに滑りまくる。

                           これは枡水のスキー場です

                   

 横手道まで降りれば今日の大山山スキーは終わり。後はビンディングをフリーにして車まで歩く。途中、枡水スキー場の上部を通るがスキー場はやっていない。残念なことだ。いつもはここでしばらく遊び、一休みして帰ったものだが・・。そういえば、もう40年以上も前のことになると思うが同じコースを滑りやはりこの道を歩いた。あの時、この道にはほとんど雪はなかったが沢筋には滑るのに十分な雪があった。あれから幾春秋を経た。

                         大山寺馬喰座から

                

 8時30分に駐車場をスタートして、2時30分帰着。くたびれた。

 


秋の大山 9月30日

2021年09月30日 | 最近の大山

9月29日

 夕刻、大山駐車場に入る。車中にて一杯飲みながら夕食。満点の星空を見る。夜半、風が出て車が揺れたので目が覚めた。地震かと思ったら風のいたずらだった。空は月にむらくも。美しかった。

 翌30日は、6時スタート。

             弓ケ浜半島の向こうに、島根半島が見えます。国引き神話の世界が広がります。

            

 7合目あたりから視界が広がり、特に今日は天候の影響もあり素晴らしい景色を堪能できました。こういう感覚は、山に登ったことがないと体感できません。文章にして表現することはできない。

9時過ぎまではいい天気でした。

                新しい小屋                        小屋の中

                   

 売店のビールを期待して入ったが、誰もいません。仕方なく水で食事を済ませた頃、売店の女性が登ってきて店を開く。残念でした。

 売店は、11月頃までやっているとのこと。ビールはこの次にしました。

                          頂上付近から見る日本海

             

                     小学生たちの大山登山。引率も大変だろう。

             

                           登山道で見かけました

         

         ナナカマド                サワフタギ                 トリカブト

 コロナのため四国遍路は中止。年明けになりそうな感じです。来年はどんな年になることやら。ちなみに、私は「喜寿」となりました。秋も深まり、北の山では新雪が始まります。天気の急変は遭難の元。 皆さん、くれぐれも気を付けてください。