息子と娘を持つ 知人がいる。息子は旧帝大生であり娘は昨年大学を出て競争率200倍の難関をくぐり抜けあるところに就職をした。だからその知人に会えば毎度、うちの息子は・・うちの娘は・・と自慢話を聞くことが多く、いつも会話の最後には、うちの子はすごい、自分のような父親からあんなすごい子供を持つことができて幸せだ・・・と聞いて終わりになることが多い。聞いてる方の私は、自慢の子を持つ親ばかさを微笑ましくも、半ばあきれた感じで聞いておる。しかし、昔研修会で聞いた明治大学・心理学の諸富祥彦教授の講演会ではたしか、むちゃくちゃ子供の褒め合いを互いにワークショップでやらされたことがあり、なんだか気恥ずかしかったことを覚えている。
でも、孫はいくら自慢してもいいものらしい。その自慢の孫二人が今日帰った。次に帰省するのは3男の結婚式らしい。
田舎の家に帰り是非とも経験させたかったこととして長男が掲げたのは、自然とのふれあいであった。野イチゴを摘みに、魚を釣りにである。で、午後の便に乗る前にその魚釣りに行く。昨年はフグを釣り白いお腹が膨れる様子に驚いて泣き出したW君であったが、やっぱり今回もフグを釣り上げお腹が膨らんでくるのを見つけると、やっぱり駄目だった。