年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

夏の声

2006-07-13 00:00:00 | Weblog
2006/7/13 (Thu) 夏の声

 じっとしているとどこにいようと夏の声が聞こえてくる。ジ~ッジ~ッと絶え間なく耳に入る。一瞬幻聴を覚えたかと思うほど朝に昼に夜にジーーーーーと聞こえてくる。間には蝉の声も聞くことができるようになった。
 日中突然Nさんから知恵を貸して欲しいと電話がある。何のことかと思いきやアンケート調査の方法についてである。知恵ならぬ痴恵の切れ端で答えたけれど参考になったかしら。
 夜9時半ころ東に向けて車を走らすと遠く東の空で稲光が連続して見えた。梅雨明け宣言の稲光だろうか,もうすぐ夏本番となる環境がそろってきたように思う。

真っ赤っか

2006-07-12 00:00:00 | Weblog
2006/7/12 (Wed ) 真っ赤っか

 西の空日没時の7時頃久しぶりに真っ赤な夕陽が映えていた。西の雲があたり一面赤く染まっていて明日の天気を予報してくれている。農民作家むのたけじの「詞集たいまつ」の言葉を思い出す。一日のスタートである朝日がまっすぐ射るような直線のヒカリに対して夕陽は一日の終わりにおいて周りを温かく照らす光である、と。

ナツバージョン

2006-07-11 00:00:00 | Weblog
2006/7/11 (Tue) ナツバージョン

 近頃上空は台風の影響でどんよりした厚い雲がおおいかぶさっていることが多い。しかし今朝はその雲が灰色から白い色に変り白い雲の間からは青い空が広がっている。スッコ~ンの青い夏空が見えた。隣りに座っているSさんも仕事の手を休めて、夏空に変ったなぁと独り言をつぶやいていた。そのSさんから雇用管理改善についての企業側での取り組みを聞く。私の前職時代面白そうな経営者だとマークしていた人達が、古い体質から脱皮するために経営体質を改善しようと頑張っておられたことに驚いた。

新しい職場

2006-07-10 00:00:00 | Weblog
2006/7/10 (Mon) 新しい職場

 まだ骨折した足が完全に治ってはいないが日常生活に事欠かなくなり今月から新しい職場に変った妻が早くもぼやき始めた。新しい職場で1週間の引継ぎを今日で終え明日から一人でやらねばならないとのこと。前の職場は数人のケアマネがいたからなんとなく聞きながらやっていたけれど明日からは聞くことができる人がいないので不安であるらしい。パソコンがうまくできない、介護保険制度が変っているにもかかわらず詳細に改正点を理解できていない、新職場では車をどれを使ってもよいと言われているが新しい車は傷つけるのが嫌だとか…などなど不安感に詰まった胸の内をしゃべってくれる。で、職場ではどんな人がいるのかと聞けば、自分が1番年上であとは若い人が多くいい人ばかりであるらしい。50も過ぎれば当然完璧に仕事をまっとうしなければならないという自分の信念が不安感を増大させているように見える。しかしいつでも仕事を通して自分の成長をみることを意識すればもう少しは楽になれるのにと横から観ていて思ってしまう。周りにはよい人が多いという印象は今後仕事をやっていく上で大切なものになるに違いない。

鉢植え

2006-07-09 00:00:00 | Weblog
2006/7/9 (Sun) 鉢植え

 鉢植えを楽しむのは年寄りの証拠らしい。暇を持て余す老人のイメージがする。しかし時代はガーデニング真っ盛り。ホームセンターやスーパーの軒先には色とりどりの植物が並んでいる。ここ数年買っては枯らし買っては枯らしての繰り返し。それにもめげず今日も玄関ドア脇に立てかけてある鉢が枯れたので新しく花を植えた。しかし、また水遣りを忘れて近い将来枯らすだろうと思っておる。近所に住む暇を持て余す74の叔父が「窓のかずら」を持ってきた。葉に穴が空いていて虫に食われているようだけど、虫の仕業ではなく穴が空くように成長するのだそうだ。ちょっと珍しい。コリウスが鮮やかな黄緑色の葉を見せてくれている、その横に並べて置いた。
 札幌の子供に電話を入れるが出てくれない、数時間あとに彼から電話が入った。アイスホッケーの試合中だったとか、涼しくて良いねというと試合は熱くなって汗が出ると言った。

2006-07-08 00:00:00 | Weblog
2006/7/8 (Sat) 蚊

 外が少し薄く明けた4時過ぎにブ~ンと一匹の蚊が耳元で音がする。こうなったらなかなか眠れたものではない。パッと目を覚まし枕もとにおいてある噴霧器をところかまわず吹きかける、臭くて油ギトギトとなる。再度眠ろうかと思うが今日は休みでもあるシ起きてしまおうと思った。で、モーニングコーヒータイムとなる。薄く夜が明けかかる風景を眺めながら外でコーヒーをすする。今日も一日が始まる…何をしようかしらと思っているさなか、またもやブ~ンの声を聞く。わずかの時間で足元3箇所首筋1箇所攻撃受ける。雨が多いので蚊も多いのだろうか。

七夕

2006-07-07 00:00:00 | Weblog
2006/7/7 (Fri) 七夕

 仕事中に誰かが、今日は一年の内で1回の逢瀬を楽しむ日だとニコニコしながらしゃべっていたけれど彼は何を楽しみにしているのだろうか、聞くのを忘れた。
 商店街では笹飾りをしていた。たくさんの短冊にはそれぞれ願い事が書かれていて風に揺られていた。明日あさっては何も行事を抱えていない、何をしようかと考えていると隣りの人が、明後日の市民大清掃のことで注意書きを作っていた。それで思い出した。私も地区公民館で大清掃に行かねばならない。何だかんだと用事があるのは幸せなことだと言い聞かせてみるものの何もしない日を作りたい。

なんだか

2006-07-06 00:00:00 | Weblog
2006/7/6 (Thu) なんだか

 今年もすでに後半戦に入ったのだと唖然とする。時間が経つのが早すぎる。しかもな~んもしてないというのにである。
 帰りの電車でいっしょになった公務員のNさんから県中総体での対戦相手が決まったと知らせてくれた。緒戦は昨年全国大会にも出場した東予の強豪校である。夏休みに入ってすぐに試合がある。4番目の子供の中学校での最後の試合になるかもしれないので私も夏期休暇を取って応援に行かねばと思っておる。子供を見ていると中学校での部活はあまり面白くなさそうな表情をすることが多い。長年いっしょにやっている子供達もなんだか暗い、創造あふれるチームプレーがまったくない。ただ蹴るだけのゲームになっているのでやっている子供達も面白くなさそうであるし、応援する親のほうも面白くなさそうである。少年サッカーからワンランクアップしたゲームが見えてこないのが原因であろうか。

キャリアデザインの話

2006-07-05 00:00:00 | Weblog
2006/7/5 (Wed) キャリアデザインの話

 午後休暇を取りリクルートワークス研究所の所長である大久保氏の話を聞きに行く。いつもの筏下りの話に興味が湧いた。15歳から35歳までのいろんな経験をしなければならない時期における基礎力のつけ方。①人の話を聞くときは大きくうなずくこと。コミュニケーション能力を育てるのに大事なことは、どのように上手く聞くかであり、どのように上手くしゃべるかは後のことである。②学習して覚えたことはその日のうちに他人に話す。学習の習慣を作る。③単純作業においても学習視点で考える。つまり問題意識を持つ。④意見の違う人や年の離れた人と話すようにする。対人能力、リーダーシップにつながるものである。所詮同じ仲間といつも話しても基礎力は身につかない。⑤自分の得意なことは人にやってもらうこと。そうすれば不得意なその人に対してa説明を工夫するbついつい我慢する癖ができるc感謝して誉めるようになれるd自分が責任を取るようになる…つまり人を使う基礎を作る。
 なかなか面白い話であった。しかし90分の話を聞きながらへそ曲がりがむくむくと顔を出した。人はなぜ天職を求めなければならないのか、という素朴な疑問。今の世の中カウンセリングブーム、毎日さまざまな問題に対しカウンセラーが現われる。カウンセラーに相談すれば何かしら解決策が見えてくるといった幻想が大手を振って歩いているようだ。1番に解決しなければならないのは、カウンセラーご自身の人生である、クライアント=教師から学ぶべきはカウンセラーのほうだと自分は考えている。か弱き相談者の上にあぐらをかいて傾聴技術とやらで満足している多くのカウンセラーが,彼ら彼女ご自身の天職のようには端から観ていて映らない。

勝負

2006-07-04 00:00:00 | Weblog
2006/7/4 (Tue) 勝負

 今朝は雨が降らない、少なくとも夕方帰宅するまでは雨が降らない方に賭けた。傘を持たずに出歩くことにした。
 夕方、南堀端の屋上にECCのNさん二人とMさん二人とKさんと私の6人が集まってしゃべることになった。趣旨は今後研究会をどうするかということ。話を聞きながら呑みつつ思うことは、往々にして他でもある話だろうけど、どうするかという話は結論を求めたいにもかかわらず結論が出ない状態の時が多いようだ。どうするかよりもどうしたいのかという視点から具体的にしたいことをあげればよいものを…と思ってしまう。恥ずかしくて口に出すことが出来なかったけれど、どのように今後生きたいのかと、残された人生のライフプランを聞くほうが問題解決の糸口が見つかるかもしれない。Kさんを観ていてそう思う。熱心に話すMさんや常に気配りしているNさんはKさんを冷ややかに観ておるようだ。
 屋上に雨が降り注いでおる。しかも強い雨が。今日は賭けにも負け。