年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

堀の内

2006-07-14 00:00:00 | Weblog
2006/7/14 (Fri) 堀の内

 7時から始まる暑気払いには少し時間がある。堀の内を散歩することにした。何年振りであろうかココを歩くのは。NHK松山放送局前の美術館ではシベリア抑留展をやっていた。ボーイスカウト活動をいっしょにやっていたYさんは最後のシベリア抑留引揚者である。私のうちに遊びに来ていつも抑留体験を話してくれていたのは10数年前、口を酸っぱくして言うのは戦争の悲惨さである。また、敵地での極限の抑留生活を通して人間のずるさ悲しさすばらしさを私の妻や子供達に語りかけてくれていた。そのYさんが中心となり大きく活動を展開していて、その一環として今美術館で2週間ばかし催事をもっている。顔を見ようと行ったけれど閉館の時間であった。横には昔丹下健三さん設計の屋根が貝殻のようであった県民館があったけれどすでになく新しい美術館に生まれ変わっていた。ずいぶん変ったものだ。競輪場兼陸上競技場も壊したままの荒地に夏草が覆っていたしプロ選手を輩出した市営球場もスタンドを壊しグランド一面土を掘り返して荒地になっていた。奥のほうにあった四国がんセンターは家の近所に移転している。時代が変ったことを確認できる場所の一つとなったようである。日没時の夕方やけに人が多い、しかも30歳代以上の人たちがほとんど。市民会館に列を作ってなしている。駐車場のガードマンに今日は何事かと訊ねるとチューブのコンサートだとか。あ~そうか、ナツはやっぱりチューブだなと納得。