年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

釈放前の面接

2018-06-11 00:00:00 | Weblog
 厚労省と法務省がともに力を注いでいるのが出所者の仕事のこと。何せ出所者が再び刑務所に入所するに


 再入所者は仕事がない、仕事をしていないことが特徴である。多くの要因が隠されていることは容易に想像できる。エンプロイアビリティのことで言えば仕事能力が低い、またコミュニケーション能力があるかもしれない、他に障害を持っていることもある。
 だから、どうなんだ、といった声が聞こえてくる。少なくとも就労の機会を作ることが経済的な生活を守るうえで最優先されるんだろう。

 難を転じることができるだろうか、難点・・難転・・ナンテン

 ナンテンの花が咲いてる。
 
 今日は県内に帰住地が決まっている身柄を連行し釈放前の採用面接を行う。協力雇用事業主は、遠いところから来ていただいた福祉事業所の責任者お二人。いつもの面接光景が30分続く。事業所側の質問が終わる頃、私からも質問をすることに・・・〈君にとって仕事とはなんなんだ?〉〈仕事が辛くなると今までどうしてたの?どうすることがイイと思うの?〉〈工場で一緒に働く従業員は障害者が多いけれど、君は障害者をどのように考えるの?〉などと事業所側の立場に立って遠慮なく質問する。受刑者の再就職では定着率が低いことが全国に共通する。・・・内定をいただく。

 でも、これからが私たちスタッフの仕事の仕上げとなる。昨年度までの釈放1週間前の面接採用内定と異なり、今年度は釈放1~2ヶ月前の面接にした。その期間は仕事理解をするための、ミスマッチが起こらないように会社や仕事内容の理解を深めたいと考えている。いろんな方法を試している。

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