年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

特定非営利活動法人 沖縄鍾乳洞協会

2015-11-06 00:00:00 | Weblog
 いつもスマホに予定表を書き込んでいる。それによると本日の行事ごとは、午後から市人権委員理事会に出席し、そのあと高校で同じクラスであった山内君の講演会があり、そこから流れて懇親会突入・・とある。

 果たして人権理事会はどこで開かれるんだろうか・・と市役所・人権啓発課に問い合わせると、どこそこで何時開始ですよ・・と教えてくれた。私が、じゃ今日の会は何時頃終わる予定?と聞き返すと、エッ!理事会は来週の金曜日ですよ!と返事があるではないか。アッチャ~今日ではなかったのか・・ラッキー。これで遅刻せずに山内君の講演を聞くことができる。
 で、本日開かれたのは、洞くつ探検から人骨採収など通じて見た「日本人のルーツを探る」のお題目。


 彼が作ったパワポのスライドは、こりゃ徹夜になるのではないかと・・思うほどの量
 
全3種類、ヘイちゃんの所属を見てると

穴の中でも大穴関係が・・・





 彼の話を聞きながら、なぜか私は、ホイジンガの「ホモ・ルーデンス」を思い出した。つまりホイジンガは、その著の中で大前提である [遊びは文化よりも古い。「ホモ・ファーベル」(作る人)よりも「ホモ・ルーデンス」(遊ぶ人)が先にある。] これがホイジンガの真骨頂。子供のころに誰もがその原型的な経験をもっていた。
 文化なる単語が横溢するなかでホイジンガは、「あそび」から「文化」を探っているところに特長がある。そうだとすれば、どんな文化についても、そこに遊びの要素を発見できさえすれば、「文化とは何か」ということをなんとか解きほぐすことができるのではないか。などと思ったりする。ヘイちゃんは遊びから自分史を形作っていることにうらやましさを覚えたワケで・・。

 彼の父上は山内浩先生。高知の龍河洞を見つけた人、その先生の3番目の息子であるヘイちゃんも学者風情とも違うちょっと変わった穴遊びをしていたのだろう。国内にある800の穴、洞窟すべて潜った人は、国内にいてヘイちゃんくらいか。沖縄・玉泉洞はヘイちゃんが発見している。今、沖縄にいて私同様4人の子供に恵まれ、洞窟やら巨大な鯉のぼりなど作って遊んでいる姿が琉球新報に掲載されていた。一方国体では沖縄のボーリングチーム監督として優勝に導いたこともあるとか。
 そうだった、ヘイちゃんは人生を楽しんでいたとお見受けする。
 でも、でもである。ヘイちゃんは病魔に侵されつい最近手術を反復していることを講演の冒頭に告げていた。